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【NHKマイルC(G1)】~予想篇

【NHKマイルCのポイント】(過去10年)
①前走G1組が4勝
②距離短縮馬に要注意
③横山典騎手[2-1-1-3]複勝率57.1%と相性抜群

過去5年におけるNHKマイルC 成績表
過去10年におけるNHKマイルC 4角通過順位

【トラックバイアス】
日曜の東京は当日降雨のなかでの開催が濃厚。昼以降はまとまった降水量も見込まれ、メインレースの頃になると芝は重めの馬場コンディションが想定される。

2021年以降、東京芝1600mのAコース(新馬、未勝利戦を除く)でJRAの馬場発表が「良」でなかったケースは2回。3着内に好走した6頭は全て7枠より外だった。NHKマイルカップもこれまで重めの馬場コンディションで行われたケースはほとんどなく、JRAの馬場発表が「良」でなかったケースも3回のみ。当日の雨量からは2007年のような馬場コンディションになってもおかしくない。16年も前で当時とは路盤の状態が大きく異なるため、参考にはしづらいものの、この時も5枠より外が7着までを独占。1、3着は7枠より外。3連単は973万馬券と大波乱だった。

過去10年におけるNHKマイルC
1~4枠【3-4-4-69】で勝率3.8%、複勝率13.8%。
5~8枠【7-6-6-81】で勝率7.0%、複勝率19.0%
と、外枠のほうが好成績。外枠を狙いたい。

推奨馬は、カルロヴェローチェ(牡3、栗東・須貝尚介)。

父シルバーステート×母スサーナトウショウ(母父ロックオブジブラルタル)。ヴェルテックスやトウショウピストの甥で、母母シーイズトウショウは短距離重賞を5勝。シスタートウショウやトウショウオリオンなども近親。父シルバーステートはロベルト内包のディープ産駒で、ウォーターナビレラやエエヤンを出す人気種牡馬。母父ロックオブジブラルタルはデインヒル経由のダンジグ系でミッキーアイルの母父。母の父にロックオブジブラルタルを据えることで、「ニニスキ≒デインヒル」4×3、「ニニスキ≒オフショアブーム」4×3というニアリークロスを作っている。異なる二つの血をニニスキひとつに絡ませることで、強力に増幅させた面白い配合。前走ファルコンSは1400のHペースでも前半行きたがり、乗り難しさは相変わらず。

調教では、1週前はラストで失速したものの、今週は動きが一変。栗東CW併走。ショウナンバシット(3歳オープン)との併せ馬を決行し、馬なりのまま5F69秒5-36秒6-10秒9の好ラップ。きちんと折り合いをつけ、手前変換後の反応と伸びも上々。最後は併走相手を楽々3馬身置き去りにした。

展開次第ですが、東京芝1600㍍は合うのではないかと期待したい!?


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