【キーンランドC（G3）回顧】推奨馬キミワクイーン7着…何処!!
【キーンランドC結果】
ナムラクレアが差し切って重賞4勝目を挙げる
27日、札幌競馬場で行われた第18回キーンランドC(3歳上・GIII・芝1200m)は、中団から大外を通って脚を伸ばした浜中俊騎手騎乗の1番人気ナムラクレア(牝4、栗東・長谷川浩大厩舎)が、逃げた8番人気シナモンスティック(牝4、美浦・宗像義忠厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分09秒9(重)。
さらにハナ差の3着に2番人気トウシンマカオ(牡4、美浦・高柳瑞樹厩舎)が入った。なお、3番人気ゾンニッヒ(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)は8着に終わった。
勝ったナムラクレアは、父ミッキーアイル、母サンクイーン２、その父Storm Catという血統。1番人気に応えての差し切り勝ちで、これで重賞は4勝目となった。
【キーンランドカップ】～騎手コメント～
「強かったと思います。休み明けでしたが、厩舎が本当に上手に仕上げてくれて、何の不安もなく、レースに臨めました。馬場傾向から14番枠はかえって良かったと思いますし、外めの馬場のいいところを通れて、色々とうまくいったところもあります。スタートを決めて、好位で流れに乗りたいと思っていたので、イメージに近い競馬はできました」
「行く馬がいないと思って行きました。馬場が悪いのでこの馬にはいいと思っていたので
思い切って行きました。勝った馬は強かったけど、いい競馬はできた」
「やりたい競馬はできました。馬場の悪い3、4角で手応えが悪くなりましたが、直線で盛り返してくれました。昼ごろに降った雨で馬場が変わってしまったのがアンラッキーでした」
4着8-16 シュバルツカイザー(セ5、J.モレイラ・大竹正博)「外枠からいいスタートを切ってレースができた。ただ、外でいいところを通れたが、そのぶんのロスは感じた。重賞は初めてだったけど、次につながる競馬はできた」
5着6-11 ヴァトレニ(セ5、藤岡佑介・長谷川浩大)「4角でちょっと外の馬に抑え込まれたので、そのぶんですね。こういう馬場は良かった」
6着5-9 ジュビリーヘッド(牡6、西村淳也・安田隆行)「返し馬で闘争心があっていい雰囲気だったけど、4コーナーで右にもたれたのが悔しいですね」
「この馬場で大変だったが、よく頑張っていたんじゃないかな」
「思っていたところでレースはできたけど、思ったよりも雨が降りすぎました。
昨日くらいの馬場でやりたかった」
9着8-15 サトノアイ(牝5、佐々木大輔・須貝尚介)
「内で脚をためたかったが、外を回らされてしまいました。馬場を気にしながら、9着までこられたんですけどね」
10着1-2 ナランフレグ(牡7、丸田恭介・宗像義忠)
「思い描いたレースと逆、逆になってしまいました。上手にエスコートできなかった。馬の出来は良かったです」
11着1-1 ウォーターナビレラ(牝4、U.リスポリ・武幸四郎)
12着3-6 タイセイアベニール(牡8、L.モリス・西村真幸)
「とてもいい馬でしたが、柔らかい馬場で非常に走りづらそうにしていました。スタートは良く、いいポジションも取れましたが、本来の力を発揮することができませんでした」
13着2-3 レッドベルオーブ(牡5、松田大作・藤原英昭)
「馬場が悪くて全然、進んでくれませんでした。いい感じに運べましたけど、今日は条件が合いませんでした」
14着7-13 レイハリア(牝5、亀田温心・田島俊明)
「スタートでつまずいてそれがすべてだった。マイナス体重でしたが、あまりしぼんでいる感じではなかった。馬場が緩くて脚を取られてしまった」
15着4-7 カイザーメランジェ(牡8、江田照男・中野栄治)
「直線の反応がなかった。あまりにも馬場が悪かったのか。ただ、のめった感じでもなかったが…。いつも一瞬の脚は使ってくれるけどそれもなかった」
「スタートで挟まれる不利がありましたし、馬場状態も得意ではなかったです。
苦しい競馬になってしまいました」
推奨馬キミワクイーン(4人気)は、若干スタート悪く中団後方追走から3～4角辺りで一気に突き抜けて優勝…のはずが、内側に位置取り馬群から抜け出しを図るも伸びを欠き7着まで…残念。
レースは、中団から大外を通って脚を伸ばしたナムラクレア(1人気)が、逃げたシナモンスティック(8人気)に1馬身差をつけ優勝。さらにハナ差の3着にトウシンマカオ(2人気)が入り、中波乱決着!?
当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。
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