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【小倉2歳S(G3)回顧】推奨馬クラスペディア2着~シャー??

【小倉2歳S 結果】
エイシンワンドが人気に応え無傷2連勝で重賞V

1日、中京競馬場で行われた第44回小倉2歳ステークス(2歳・GIII・芝1200m)は、好位追走から直線で抜け出した幸英明騎手騎乗の1番人気エイシンワンド(牡2、栗東・大久保龍志厩舎)が、直線外から追い上げてきた8番人気クラスペディア(牡2、栗東・河嶋宏樹厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分09秒0(重)。

さらにクビ差の3着に2番人気アーリントンロウ(牡2、栗東・松下武士厩舎)が入った。なお、3番人気レイピア(牡2、栗東・中竹和也厩舎)は4着に終わった。

勝ったエイシンワンドは、父ディスクリートキャット、母エイシンフェアリー、その父タイキシャトルという血統。8月の新馬戦に続く無傷の2連勝で重賞初制覇を飾った。

【勝ち馬プロフィール】
◆エイシンワンド(牡2)
騎手:幸英明
厩舎:栗東・大久保龍志
父:ディスクリートキャット
母:エイシンフェアリー
母の父:タイキシャトル
馬主:栄進堂
生産者:高野牧場

【小倉2歳S】~騎手コメント~

1着6-8 エイシンワンド(牡2、幸英明・大久保龍志)
「強い馬だと思っていたので、勝ててホッとしています。馬場のどこを選ぶかが難しい状態でしたが、馬場を選びやすい枠でしたし、ゲートも出てくれて馬場を選んで走ることができました。3番手か2列目の5、6番手外めが理想かなと思っていました。手応えが良すぎて抜け出すのが早いかなと心配しましたけど、馬が強かったです。いい馬に乗せていただいています。新馬戦使う前から、調教に乗せていただいた時からいい馬だと思いましたし、重賞を勝てそうだなと言う感触がありました。ここでG3を勝ったので、ひとつひとつ上のレースを目指していけるように頑張ってくれれば」

2着1-1 クラスペディア(牡2、小崎綾也・河嶋宏樹)
「前走からすごく順調にきていて、陣営と自信を持ってレースに行けるという話をしていました。今日の馬場(道悪)なのでポジションは気にせず、結果的にあの位置でリズムは良かったです。このくらいの馬場ならこなしてくれると思っていて、踏ん張ってくれました。内枠の割にすごくスムーズな競馬ができた。あとはエイシン(ワンド)をとらえるだけでしたが、着差が着差だけに悔しいです」

3着7-10 アーリントンロウ(牡2、西村淳也・松下武士)
「めちゃくちゃ具合は良かった。道中はあの馬のリズムで、直線は馬場のいいところを走りました。でも、勝てなくて申し訳ないです」

4着4-4 レイピア(牡2、松山弘平・中竹和也)
「枠が厳しかったですね。内枠で外から押し込められて、どうしてもハナになってしまった。それでも4着に粘ったように、能力は高いです」

5着3-3 アブキールベイ(牝2、西塚洸二・坂口智康)
「全体的に体が幼いと思って、もっと外を回りたかったけど内、内を回ることになりました。ここから成長すると思うので、そこに期待ですね」

6着8-13 エンドレスサマー(牡2、岩田望来・上原佑紀)
「ゲートは出てくれましたけど、外枠というのがあって、控えざるを得ない状況でした。この馬場を苦にすることなく走れていたけど、最後はそんなに切れる馬ではなく、外を回ったぶんジリジリと伸びて、追いつかなかったです。今日は外枠が原因で、比較はできませんが、返し馬の感じでは状態は良かった。これからテンションがカギになると思う。上がらなければ、重賞でもやれると思います」

7着4-5 ポートデラメール(牝2、団野大成・斉藤崇史)
「馬場が悪い中で、本質的には1200メートルの馬ではなく、マイルぐらいまでもちそうな馬。しまい伸びてきたのは収穫でした」

8着5-7 ホウオウブースター(牡2、丸田恭介・高柳瑞樹)
「スタート次第では、もう少し前めを取りたかったけど、ゆったりと出たので中団から運びました。馬場が悪かった中でもジリジリと伸びているので、よく頑張ってくれました」

9着6-9 タマモティーカップ(牝2、長岡禎仁・高橋亮)
「少し道悪がこたえたかもしれません。(馬場の)いいところに出したら、伸びてくれましたから」

10着7-11 ジャスパーディビネ(牡2、岩田康誠・森秀行)
「2戦目でしたが落ち着いてレースを進められました。ただ戸惑っているところがありました。力負けではありません。これからの馬です」

11着5-6 ベルビースタローン(牝2、和田竜二・西村真幸)
「スタートダッシュが良かったし、行けたら行こうと思っていました。枠もよく、流れを見ながら、楽な展開でしたが、これで粘れなかったのは、まだ力が足りないのかなと思います」

12着2-2 ケイアイマハナ(牡2、永島まなみ・村山明)
「調教でもそうですが、テンからハミを取っていかなかった。ダートの方がいいのかなと思います」

13着8-12 エイヨーアメジスト(牝2、酒井学・牧田和弥)
「体の造りから、ちょっときゃしゃで、こういう馬場は不向きかなと思います。パンとした馬場ならスピードがありそう。気持ち的にも走る方向に向いていなかったかもしれません」

推奨馬クラスペディア(⑧人気)は、スタート良く先行4番手辺り追走。4角を回り進路を取るため外側へ出し、追い出されると反応良く先に抜け出したエイシンワンドに迫るも2着まで…残念。

レースは、好位追走から直線で抜け出したエイシンワンド(①人気)が、直線外から追い上げてきたクラスペディア(⑧人気)に3/4馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にアーリントンロウ(②人気)が入り、中波乱決着!?

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