【2023 鳴尾記念(G3)】徹底的に攻略データ篇 2 Haya 2023年6月1日 07:00 *過去10年のデータになります。<2022年のレース検証>鳴尾記念は偶数年と奇数年では傾向が異なる。4角先頭の馬が連対したのは4回(13、17、19、21年)。馬連が70倍以上だったのは3回(13、15、21年)。奇数年は逃げ馬が好成績を残して波乱含み、偶数年は逃げ馬総崩れで比較的堅い決着が多い。それは阪神でも中京でも変わらず、今年は逃げ馬どころか先行勢総崩れ。2人気→4人気の決着で馬連は10倍台と、傾向通りの決着となった。またこのレースは近年外国人騎手の成績が抜群。17年以降の成績 17年(2着デムーロ・7着ルメール)/18年(1着デムーロ・2着ルメール)/19年1着レーン/20年2着デムーロ/22年1着レーンと、出走のあった年は必ず連対している。過去10年における鳴尾記念 人気別成績表[人 気]阪神に代わり、中京で施行された21、22年での連敗は気になるが、 1人気 [2-3-0-5] と連対率50%。2人気 [2-1-1-6]、3人気 [2-0-2-6]、4人気 [1-1-3-5] も悪くはないが、 3着以内30頭中10頭が6人気以下、人気薄の好走もある。馬連平均配当 5,521円3連単の10万円オーバーも4回あり、波乱も期待できる。(netkeiba想定人気)想定1人気 ソーヴァリアント(牡5、美浦・大竹正博)想定2人気 フェーングロッテン(牡4、栗東・宮本博)想定3人気 マリアエレーナ(牝5、栗東・吉田直弘)想定4人気 カラテ(牡7、栗東・辻野泰之)想定5人気 ボッケリーニ(牡7、栗東・池江泰寿)過去10年における鳴尾記念 前走レース名別成績表[ステップ]出走頭数が多いのは新潟大賞典組 [1-3-2-19]、都大路S組 [1-2-1-19] だが、20年以降は2着が1回あるだけで勢いは下降気味。天皇賞春組 [3-0-0-2]、ヴィクトリアマイル組 [0-2-0-0] を含む前走G1組が [3-2-3-9] と格の違いを見せている。また、20,22年は1年以上の休養明けの馬が勝っており、久々はここでは大きなマイナスにはならない。新潟大賞典組1着 カラテ(牡7、栗東・辻野泰之)4着 モズベッロ(牡7、栗東・森田直行)都大路S組2着 アドマイヤハダル(牡5、栗東・大久保龍志)G1大阪杯組5着 マリアエレーナ(牝5、栗東・吉田直弘)14着 ワンダフルタウン(牡5、栗東・高橋義忠)16着 ヒンドゥタイムズ(セ7、栗東・斉藤崇史)<攻略ポイント>①G1組~当日4人気以内で注目度上昇2頭出走で2連対のヴィクトリアマイル組は、無条件で押さえるが、 共に当日1人気だっただけに人気薄の該当馬は扱いに注意。G1昇格後の大阪杯 [0-0-2-5]。7頭中5頭が当日人気より上の着順で走っており、大敗後でも当日4人気以内なら馬券の対象として注目!?②馬齢~出走すれば馬券に絡む4歳馬が軸向き勝利数では5歳馬 [5-3-1-18] が目立つが、 複勝率では4歳馬 [2-3-4-7] が上。特に4歳馬は16年に1人気が崩れて以降は、 出走のなかった17、21年を除いて毎年馬券に絡んでいて軸にしやすい。6歳以上 [3-4-5-36] と好走もあるが率はかなり落ちる。過去10年における鳴尾記念 馬齢別成績表③厩舎 ~ 2~4人気の池江泰寿厩舎所属馬が強い!15~18年の4連覇に加えて22年も優勝して 好成績の池江泰寿きゅう舎 [5-0-1-6]。出走馬12頭で1人気はおらず、3着以内の6頭は2~4人気だった。 6人気以下だと馬券に絡んだことはないので仕分けもしやすい。他には、藤原英昭厩舎 [1-1-0-2] にも注目。池江泰寿厩舎所属馬サトノルークス(牡7、栗東・池江泰寿)ボッケリーニ(牡7、栗東・池江泰寿)*藤原英昭厩舎所属馬の出走予定無し!!過去10年における鳴尾記念 調教師別成績表④波乱の主役~岩田康誠騎手騎乗馬岩田康誠騎手 [1-1-3-3] とレース相性の良さが目立ち、3着以内の5回は3・9・2・2・5人気で 1人気でなくても注意が必要なジョッキー。14年2着アドマイヤタイカンは2桁着順が2度続いた後で9人気の評価だったが、それ以前の重賞で2回2着していた岩田康誠騎手とのコンビに戻ったことがプラスに出て、3連単10万円オーバーの配当を後押しする結果となった。配当妙味は岩田康誠騎手ほどではないが、 M.デムーロ騎手 [1-2-0-2] にも注意が必要。*岩田康誠騎手、M.デムーロ騎手の騎乗予定馬無し!!過去10年における鳴尾記念 騎手別成績表【戦術ポイント】[軸馬の狙い方]阪神に戻れば1人気の信頼も戻る可能性はあるが、無条件に上位人気から入るよりは上位人気のG1組を軸に据えた方がいい。世代としては4・5歳馬中心だが、 アタマは5歳・連対は4歳で、6・7歳馬は2・3着候補に加える程度。20、22年には1年以上の休養明けの馬が勝利していることから、 久々は割引材料にならず実績馬であればむしろ積極的に狙うべき。複勝率63%の岩田康誠騎手、60%のM.デムーロ騎手、共に50%の池江泰寿厩舎、藤原英昭厩舎も出走していればしっかりマーク。過去10年における鳴尾記念 脚質別成績表[注 意 点](関東馬)出走数自体少ないが、関東馬 [0-0-2-10]。3着2頭は7・5人気と、穴狙いの3着候補として狙えないこともないが、13年2人気ダイワファルコンが10着、 21年3人気サトノソルタスが7着に敗れている。関東所属出走予定馬インダストリアル(牡4、美浦・宮田敬介)グラティアス(牡5、美浦・宮田敬介)ソーヴァリアント(牡5、美浦・大竹正博)マイネルファンロン(牡8、美浦・手塚貴久)過去10年における鳴尾記念 性別・東西厩舎別成績表(8歳以上)8歳以上 [1-0-0-13]。20年に8歳馬が勝ったが、これは1年以上の休養明けだったことで 年齢ほど消耗していないレアなケース。7歳馬 [0-2-2-17] と好走もあるが、8歳以上は軽視でOK。8歳以上出走予定馬マイネルファンロン(牡8、美浦・手塚貴久)(7・8枠)7・8枠 [5-5-0-29] で連対馬の半数を占めている。阪神でも中京でも外枠が好成績。過去10年における鳴尾記念 枠番別成績表過去10年における鳴尾記念 馬番別成績表 ダウンロード copy #競馬 #JRA #データ #血統 #G3 #鳴尾記念 #日刊コンピ指数 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート