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【CBC賞(G3)回顧】推奨馬スマートクラージュ3着…ヘイ!!

【CBC賞結果】
ジャスパークローネが逃げ切って重賞初制覇!!

2日、中京競馬場で行われた第59回CBC賞(3歳上・GIII・芝1200m)は、逃げた団野大成騎手騎乗の7番人気ジャスパークローネ(牡4、栗東・森秀行厩舎)が、好位から直線で脚を伸ばした8番人気サンキューユウガ(牡7、栗東・西村真幸厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分07秒2(良)。

さらに2馬身差の3着に4番人気スマートクラージュ(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)が入った。なお、1番人気マッドクール(牡4、栗東・池添学厩舎)は9着に、2番人気エイシンスポッター(牡4、栗東・吉村圭司厩舎)は6着に、3番人気ヨシノイースター(牡5、栗東・中尾秀正厩舎)は10着に終わった。

勝ったジャスパークローネは、父Frosted、母Fancy Kitten、その父Kitten's Joyという血統。2走前に3勝クラスを勝って臨んだ前走の函館スプリントSでは16着に敗れていたが、ここはスタートを決めて持ち前のダッシュ力と55キロのハンデを生かして見事逃げ切り、初重賞勝利を挙げた。

【CBC賞】~騎手コメント~

1着7-10 ジャスパークローネ(牡4、団野大成・森秀行)
「馬場は芝はずっと前残りだったので脚質に合うと思ったし,マイペースで行けたのが一番良かった。レース前はペースのことを考えずに馬とのコンタクトのことだけ考えていた。(2着馬が)近くまで来ていたのでどうかなと思っていた。直線でよれてしまうところはあったけど,最後まで踏ん張ってくれたので馬を褒めてあげたい。今回抜てきしてもらえてうれしかったですし,関係者の方々に感謝したい。ここを勝ってくれたことで、かなり選択肢も広がるし楽しみな内容だったと思います」
2着4-4 サンキューユウガ(牡7、松山弘平・西村真幸)
「今日は枠も良くスタートも決まって、取りたいポジションでレースを運べました。
しっかり最後まで伸びてくれて、力強い競馬をしてくれました」
3着5-6 スマートクラージュ(牡6、岩田望来・池江泰寿)
「ゲート、道中と雰囲気は良かったです。後は直線の進路取りで上位2頭との差がつきました。
そこを迷ってなかったら際どかったのではないかと思います。
今日はいい内容で走れました。このレースが今後に活きてくればと思います」
4着7-9 トゥラヴェスーラ(牡8、藤岡康太・高橋康之)
「今日の馬場傾向を考えていつもよりも少し位置を取りに行くイメージで運びました。その中でも道中溜めが利いてリズム良く走れました。追い出してからもしっかり反応してくれました。
高速決着の分苦しくなりました。でもいつもとは違う形の中、良く頑張ってくれました」

5着2-2 タイセイアベニール(牡8、和田竜二・西村真幸)
「いい枠からスタートを決めて、やりたい競馬はできました。エンジンのかかりは遅いですが、よく差を詰めています」

6着3-3 エイシンスポッター(牡4、角田大河・吉村圭司)
「前が止まりませんでした。状態面は変わらずに来ていた中で、4コーナーで気合いをつけつつ、直線はこの馬の操縦性と瞬発力にかけました。
(勝ち馬には)逃げられているので...また立て直してこの馬と共に頑張ります」

7着8-11 ディヴィナシオン(牡6、川田将雅・森秀行)
「リズム良く走って、直線も頑張ってくれています。今日のような馬場は、この馬には合わないですね」

8着5-5 テイエムスパーダ(牝4、国分恭介・木原一良)
「課題だったスタートが決まり、理想的な形で運べました。しまいは伸びを欠きましたが、休み明けを考えれば上出来だと思います」

9着6-8 マッドクール(牡4、坂井瑠星・池添学)
「3番手からスムーズな競馬ができましたが直線に向く頃には手応えが無くて、
最後は脚が上がってしまいました」

10着1-1 ヨシノイースター(牡5、富田暁・中尾秀正)
「スタートが全てです。ゲートの中は落ち着いていたのですが、うまく出せませんでした。最後の伸びは良かっただけに、申し訳ありません」

11着8-12 サンライズオネスト(牡6、菱田裕二・河内洋)
「前、内がいい馬場。外枠がこたえました。勝ち馬の横について行きたかったのですが、できませんでした」

12着6-7 アビエルト(牡6、永島まなみ・杉山佳明)
「スタートして窮屈になってしまいこの馬の先行力を出すことができませんでした。ロスなく回ってそこまで離されずに頑張ってくれました。乗せていただいた先生(杉山佳調教師)や厩舎スタッフに感謝したい。プレッシャーはありませんでしたが、ゲート裏の歓声がすごいと感じました。今後もこういう舞台で活躍できるよう技術を磨いていきたいです」

推奨馬スマートクラージュ(4人気)は、スタート良く先行5番手辺りに付けて直線で一気に突き抜けて優勝…のはずが、一瞬、馬群から抜け出す時に前の馬を避けて外側に進路へ変えるのに手間取り何とか3着確保…残念。

レースは、逃げたジャスパークローネ(7人気)が、好位から直線で脚を伸ばしたサンキューユウガ(8人気)に1/2馬身差をつけ優勝した。

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