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【弥生賞(G2)回顧】トリガミ…畜生!!

【弥生賞ディープ記念結果】
タスティエーラが押し切りV サトノクラウン産駒初の重賞制覇!!

5日、中山競馬場で行われた弥生賞ディープインパクト記念(3歳・GII・芝2000m)は、好位でレースを進めた松山弘平騎手騎乗の2番人気タイ・タスティエーラ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)が、直線で先頭に立って押し切り、内を突いた1番人気トップナイフ(牡3、栗東・昆貢厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分00秒4(良)。

さらにクビ差の3着に2番人気タイ・ワンダイレクト(牡3、栗東・藤岡健一厩舎)が入った。

勝ったタスティエーラは、父サトノクラウン、母パルティトゥーラ、その父マンハッタンカフェという血統。サトノクラウン産駒として初めて重賞制覇を果たした。本馬およびトップナイフ、ワンダイレクトは4月16日に行われる皐月賞の優先出走権を獲得。

【弥生賞】~騎手コメント~

1着6-6 タスティエーラ(牡3、松山弘平・堀宣行)
「勝負どころで少しズブさを見せるところがあり、レースを見てそういうイメージを持っていたので、しっかりと動ける位置で、自分から動いて勝ちにいく競馬をしました。馬がしっかり応えてくれて、強い競馬をしてくれたと思います。レース前は、行く馬が結構いると思っていましたが、この頭数でしたし、できれば自分でしっかり作っていくレースをしたいと考えていました。道中はスローでしたが折り合いはついていましたし、リズムは良かったです。このような素晴らしい馬を任せていただいて、関係者の方々に感謝しています。前哨戦を勝つことができ出走権も得られましたし、次もしっかり走ってくれる馬だと思うので、また頑張ってほしいです」
2着4-4 トップナイフ(牡3、横山典弘・昆貢)
(昆貢調教師)「逃げ馬が邪魔になりました。4コーナーで追い出しのタイミングがひとつ遅れてしまいました。行けたら行くつもりでしたが、どんな競馬でもできますからね。今日は騎手が『(3着馬に)半馬身出られた』と言っていたところから盛り返しています。悔しいですが、スムーズな競馬をした馬が勝ちました。皐月賞になったらまた違うと思いますし、器用さのある馬には、どこかで一発あると思ってやっていきます。何もなければ皐月賞へ向かいます」
3着2-2 ワンダイレクト(牡3、C.ルメール・藤岡健一)
「勝ち馬の後ろで良い位置でした。直線は伸びていましたが、坂で止まりました。
距離がギリギリでしたね。1800mがベストだと思います」
(藤岡健一調教師)
「4角での手応えは一番よかった。2000メートルも勝っているので今後は皐月賞に向かって、
その先はもう少し考えます」と話した。

4着3-3 アームブランシュ(牡3、吉田豊・竹内正洋)
「頭数が多くなかったしスタートしてからリズム良く運べました。いつも3、4コーナーでもたもたするのでそこで馬を怒らせていったんですがしっかりハミを取ってくれました。最後は外に出して伸びてくれているんですがギアの上がるのがもう少しスッと速くなればいいですね。きょうはチークを着けたんですが着けたこと自体は悪くなかったと思う。体がしっかりしてきて力がついてきたのが大きいですね」

5着5-5 フォトンブルー(牡3、戸崎圭太・武幸四郎)
「まだ体が固まっていないようなところがあるのでバランスを取りながら走らせました。そういった中でもラストはしっかり反応はしてくれているし今後につながる競馬はできた」

6着1-1 レヴォルタード(牡3、横山武史・手塚貴久)
「逃げるプランだったんですが正面を向いていないし、このゲートではどうしようもないですね」

7着7-8 セッション(牡3、B.ムルザバエフ・斉藤崇史)
「ゲートの出が良かったしすごくいい形でリズム良く運べました。最後の坂で疲れてしまったところを見ると完成されていないところがあるし距離の壁なのかなと思います。スピードはありますし1600メートルぐらいでもいいのかも知れません」

8着8-10 グリューネグリーン(牡3、M.デムーロ・相沢郁)
「行きっぷりがいい馬で京都2歳Sを勝った時はハナに行ったんだけど、僕としてはハナに行っていいとは思っていないしスタートしてから周りが速かったのであの位置から運びました。向こう正面でペースが落ち着いたので上がり勝負になると思って、早めに動いていきました。コーナーで上がっていく感じは良かったし、うまく4コーナーで息も入れられたんですが、最後少し甘くなってしまいました。僕の感じとしては1ハロン長いのかもしれませんね」

9着8-9 ヨリマル(牡3、横山和生・上村洋行)
「頑張ったと思います。このメンバーに入っても2着馬の後ろを取って運べたし直線までよく食らいついていました。返し馬から元気が良すぎる感じがあったのでもう少しオンとオフの切り替えができるようになればいいですね」

10着7-7 ゴッドファーザー(牡3、武豊・萩原清)「かなりテンションが高かったので抑えるよりもリズム重視で運びました。能力はかなりありそうですが、今回はまだ3戦目ですし仕方ないですね」

推奨馬ワンダイレクト(2人気)は、若干スタート悪く後方から促されて5番手辺り追走、直線で一気に突き抜けて優勝…のはずが、ゴール手前で伸びを欠き何とか3着確保…残念。

レースは、好位でレースを進めたタスティエーラ(3人気)が、直線で先頭に立って押し切り、内を突いたトップナイフ(1人気)に1馬身差をつけ優勝。

馬券は、押さえの3連複が的中もトリガミ…畜生!?

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