【ニュージーランドトロフィー(G2)回顧~その先へ】血統篇 2 Haya 2024年4月10日 07:00 【今週のスケジュール】9日(火)07:00頃 ニュージーランドT、阪神牝馬S、 桜花賞の回顧~日刊馬番コンピ篇10日(水)07:00頃 ニュージーランドT、阪神牝馬S、桜花賞の回顧~血統篇11日(木)07:00頃 日記「術はあるⅡ~その先へ」11日(木)07:00頃 皐月賞の「徹底的に攻略データ篇」12日(金)07:00頃 アーリントンC、アンタレスS の「徹底的に攻略データ篇」13日(土)07:00頃 アーリントンCの「予想篇」13日(土)19:00頃 アーリントンCの「回顧篇」14日(日)07:00頃 皐月賞、アンタレスSの「予想篇」14日(日)19:00頃 皐月賞、アンタレスSの「回顧篇」15日(月)07:00頃 福島牝馬S、フローラS、読売マイラーズC の「日刊馬番コンピ指数分析予想篇」個人的に何もなければ、上記通りに更新されます。【ニュージーランドTの結果】レースは、好位追走から直線での追い比べを制したエコロブルーム(3人気)が、最内を突いて脚を伸ばしたボンドガール(1人気)に3/4馬身差をつけ優勝。さらにアタマ差の3着にユキノロイヤル(9人気)が入り、2連系本命、3連系中波乱決着!?傾向面からみると、2014年以降の1~2着馬20頭中16頭を1~5番人気が占める一方で、3着は10頭中7頭が6番人気以下から出ており、直近4年もこのパターンで決着している。今年も3人気→1人気→9人気だった。血統面からみると、「スプリント色の濃い血統を持つ馬が良い!?」から「父Pサンデー系」に注目。出走馬16頭中2頭内2頭(1着エコロブルーム、2着ボンドガール)が馬券に絡んだ。また、「母父ヘイロー系」に注目。出走馬16頭中2頭内1頭(3着ユキノロイヤル)が馬券に絡んだ。トラックバイアスからみると、中山芝1600mは、外回りコースを使用。おむすび型の特殊なレイアウトで、スタートしてからゴールまでの起伏も大きい。他場の1600㍍とは一線を画すコース形態である。【血 統 傾 向】持続力型のパワー寄りのレーススプリント色の濃い血統を持つ馬が良い!?父Pサンデー系、フォーティーナイナー系、ストームバード系、 プリンスリーギフト系、ヘイロー系、ダンチヒ系の血を持つ馬。近5年1着〜3着の父、母父の系統2024年1着エコロブルーム父ダイワメジャー(サンデー系/日)×母父ミスプロ系/米2着ボンドガール父ダイワメジャー(サンデー系/日)×母父マッチェム系/米3着ユキノロイヤル父ディーマジェスティ(サンデー系/日)×母父ヘイロー系/米2023年1着エエヤン父シルバーステート(サンデー系/日)×母父ミスプロ系/米2着ウンブライル父ロードカナロア(ミスプロ系/欧)×母父ノーザンダンサー系/欧3着シャンパンカラー父ドゥラメンテ(ミスプロ系/欧)×母父ノーザンダンサー系/欧2022年1着ジャングロ父モアザンレディ(ヘイロー系/米)×母父マイナー系/米2着マテンロウリオン父ダイワメジャー(サンデー系/日)×母父ミスプロ系/欧3着リューベック父ハービンジャー(ノーザンダンサー系/欧)×母父サンデー系/日2021年1着バスラットレオン父キズナ(サンデー系/日)×母父ノーザンダンサー系/欧2着タイムトゥヘヴン父ロードカナロア(ミスプロ系/欧)×母父サンデー系/日3着シティレインボー父エピファネイア(ロベルト系/欧)×母父サンデー系/日2020年1着ルフトシュトローム父キンシャサノキセキ(サンデー系/日)×母父ミスプロ系/欧2着シーズンギフト父エピファネイア(ロベルト系/欧)×母父サンデー系/日3着ウイングレイテスト父スクリーンヒーロー(ロベルト系/欧)×母父ナスルーラ系/欧【ニュージーランドトロフィー 血統背景】エコロブルーム(牡3、美浦・加藤征弘)は、父ダイワメジャー×母シュガーショック(母父Candy Ride)。スパイダーゴールドの全弟でラーゴムの3/4弟。母シュガーショックはファンタジーS(米G3・ダ8.5F)勝ち馬。牝祖アンブライドルドホープはレイディーズH(米G3・ダ10F)勝ち馬で孫にアンドリエッテがいる。ダイワメジャー×キャンディライドはラレータと同じ。母方はパワーと底力に富み、そこにダイワメジャーだから先行ゴリ押しの長めマイラーに。シンザン記念は前傾ラップを好位追走で踏ん張っており、中山マイルなら同じケイバでいいところだろう。半兄に2020年京都2歳S2着、2021年きさらぎ賞優勝のラーゴム(父オルフェーヴル)がいる良血馬。好位追走から2着に頑張った前走・シンザン記念が好内容で、ここに入れば中心的存在となりそうだ。同馬は、スタート良く先行3、4番手の好位追走。4角を回り、直線に向いて進路を確保すると一気に加速して逃げるユキノロイヤルをゴール手前で差し切り快勝!? 2018年以降、確実にメンバーレベルが低下する中で、今年は前走重賞2着の実績馬2頭のワンツー決着。ただ、本番(G1NHKマイルC)はさらに厳しい流れになる可能性があるだけに悩ましい??ボンドガール(牝3、美浦・手塚貴久)は、父ダイワメジャー×母コーステッド(母父Tizway)。ダノンベルーガの半妹で、他馬の後の活躍や勝ち上がり率からもハイレベルと言われている新馬戦の勝ち馬。こちらはダイワメジャー産駒の牝馬で弾むような走りをするので綺麗な馬場で斬れ味を活かした競馬が理想。距離はマイルまでなら持つが、気性的な難しさはあり、久しぶりの実戦でどうか。広いコースがいいが、ペースは流れやすく、能力で突き抜けも可能。半兄は2022年共同通信杯を優勝し、近2年のドバイターフ(G1・UAE)で2着、3着に頑張ったダノンベルーガ(父ハーツクライ)。本馬は桜花賞を目指しているが、本レースへ出走してくるようなら上位級の評価が必要になる。同馬は、スタート良く先行4、5番手の好位追走。4角を回り、進路を内側に取ると力強く伸びているが、勝ち馬の決め手が一枚上で届かず2着まで。G1出走を目指した馬はたとえ除外(桜花賞)されても状態がよく、元々は素質馬だけに次走も要注意??ユキノロイヤル(牡3、美浦・小野次郎)は、父ディーマジェスティ×母ユキノクイーン(母父タイキシャトル)。母のユキノクイーンはJRA2勝。半姉にナギサがいて、近親にウインドフィールズのいる血統。父のディーマジェスティは皐月賞を制したディープの後継種牡馬。血統構成的には中山は合う構成で、中山マイル戦で2勝と相性はかなりいい舞台。脚先も軽く良馬場で先行力を活かした競馬が理想。相手強化も自分の形に持ち込んで粘り込みを図りたい。前走(3歳1勝クラス)最内枠から外のグローリーアテインが先手を主張したので2番手で先行追走。直線、抜け出して先頭に立ち、並ばせずゴール!? 中山に替わって大きく変わり身を示した。同馬は、スタート良くハナに立ち無理のないペースで、後続を引き付けながら逃げ、直線に向いて引き離しにかかるが、上位2頭には掴まりながらも渋太く粘り込み3着確保。ディーマジェスティ産駒の競馬場別最多勝が中山の10勝で、中山開催中は忘れずにチェック!! ただ、秋まで中山開催が無いのが悩ましい?? ダウンロード copy #競馬 #JRA #血統 #G2 #日刊コンピ指数 #ニュージーランドトロフィー #ボンドガール #エコロブルーム #ユキノロイヤル 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート