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【オーシャンS(G3)回顧】何処?キミワクイーン!!

【オーシャンS結果】
ヴェントヴォーチェが危なげなく抜け出し重賞2勝目!!

4日、中山競馬場で行われたオーシャンS(4歳上・GIII・芝1200m)は、中団から進出したC.ルメール騎手騎乗の2番人気ヴェントヴォーチェ(牡6、栗東・牧浦充徳厩舎)が、直線で抜け出し、追い込んだ15番人気ディヴィナシオン(牡6、栗東・森秀行厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分07秒4(良)。

さらに1/2馬身差の3着に5番人気エイシンスポッター(牡4、栗東・吉村圭司厩舎)が入った。なお、1番人気ジュビリーヘッド(牡6、栗東・安田隆行厩舎)は5着、2番人気ナランフレグ(牡7、美浦・宗像義忠厩舎)は9着に終わった。

勝ったヴェントヴォーチェは、父タートルボウル、母ランウェイスナップ、その父Distant Viewという血統。重賞は昨年のキーンランドCに続く2勝目。

【オーシャンS】~騎手コメント~

1着5-9 ヴェントヴォーチェ(牡6、C.ルメール・牧浦充徳)「スタートのあとは自分のペースで走ってくれました。だんだんポジションを上げて、いい脚を使うことができました。最後は楽でしたね。早めに完全に抜け出しました。すごくいい反応をしてくれました。全然、止まらなかったので勝つ自信はありました。今回は楽勝だったので上のクラスに行けると思います。どうも、おおきに!」
2着1-1 ディヴィナシオン(牡6、菅原明良・森秀行)「状態が良かったですし、ゲートも落ち着いて出てくれました。1番枠でしたが上手にさばいて出てこられて、今日はうまくいきました」
3着7-13 エイシンスポッター(牡4、角田大河・吉村圭司)
「3,4角で流れが速く、いつもより抱えるところがなかったですが、初の重賞挑戦でしたが、いい経験になったと思います。一戦ずつ馬も競馬を覚えているし、次につながるレースはできました」
4着8-16 マリアズハート(牝7、吉田隼人・菊沢隆徳)
「大外枠でしたが隣の馬がスッと行って、内に潜り込むことができて頑張ってくれた。
7歳でも馬はまだ若いし、かみ合えば勝てる力はありますね」
5着3-6 ジュビリーヘッド(牡6、横山和生・安田隆行)
「今まで乗ったイメージから、ある程度前めの位置から壁をつくって運ぶ形がいいと思って乗りました。結果的にもうひと呼吸待っても良かったが、この馬なりに頑張っているし、あともうちょっとですね」

6着2-4 ロードマックス(牡5、団野大成・藤原英昭)
「間隔がない中でも前走より馬の雰囲気は良かったです。テンに流れに乗り切れないところはあったが、途中でハミを取り、最後まで脚を使って内容は良かった」

7着4-8 カイザーメランジェ(牡8、黛弘人・中野栄治)
「先生と並びを見て、外を回さそう話していたが、ハナに行った馬が外に張るのを知っていたので内を突いた。結果的に空いてくれて、馬も頑張ってくれた」

8着7-14 スンリ(牝5、B.ムルザバエフ・清水久詞)
「すごくいい馬ですね。前走と比べて状態はもうひとつに感じましたが、このクラスでもやれる力はあるので、状態が良くなれば楽しみです」

9着1-2 ナランフレグ(牡7、丸田恭介・宗像義忠)
「初の59㌔でダッシュはつかなかったけど、それ以外は上手にこなしてくれました。
最後、直線は詰まってしまいましたね」

10着5-10 レイハリア(牝5、吉田豊・田島俊明)
「先生から行ければハナにとの指示だったが、スタートからハナに行けた。内枠ならもっと頑張れたと思う」

11着6-12 タイムトゥヘヴン(牡5、大野拓弥・戸田博文)
「初めての1200メートルで走りのリズムはもうひとつだったが、この経験が刺激になって、次につながれば」

12着6-11 キミワクイーン(牝4、岩田康誠・奥村武)
「掲示板ではなく、勝ち負けを意識して真っ向勝負をしたが、もう一脚使うことができなかった」

13着8-15 ジャスパージャック(牡7、北村宏司・森秀行)
「いつも頑張ってくれる馬なので、今日は少し疲れがあったのかもしれない」

14着2-3 グラスミヤラビ(牝4、柴田善臣・杉浦宏昭)
「ペースに慣れていないぶん、動き出しの時に体が伸びてしまった。ただ、ラストは狭いところでくっついてこられたし、内容は悪くなかった」

15着4-7 オパールシャルム(牝6、武藤雅・武藤善則)
「ハナにこだわったが、外の馬に抵抗されてしまった。もまれ弱い面があるので、今日はそのあたりが影響した」

16着3-5 ジャズエチュード(牝5、石川裕紀人・黒岩陽一)
「メンバー的に先行争いが激しくなるのは想定していたが、苦しい形になってしまった」

推奨馬キミワクイーン(4人気)は、スタート良く6番手辺り追走から、直線で一気に突き抜けて優勝…のはずが、3~4角辺りから追い出しも最後の伸びを欠き馬群へと沈み込み12着惨敗…残念。

レースは、中団から進出したヴェントヴォーチェ(2人気)が、直線で抜け出し、追い込んだディヴィナシオン(15人気)に2馬身差をつけ優勝。さらに1/2馬身差の3着にエイシンスポッター(5人気)が入り、大波乱決着??

当然ながら馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

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