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【桜花賞(G1)回顧】推奨馬リバティアイランド1着…クソッ!!

【桜花賞結果】
リバティアイランドが異次元の末脚で差し切る!!
               川田将雅騎手&ドゥラメンテ産駒は連覇!!

9日、阪神競馬場で行われた桜花賞(3歳・牝・GI・芝1600m)は、後方からとなった川田将雅騎手騎乗の1番人気リバティアイランド(牝3、栗東・中内田充正厩舎)が、直線で大外からまとめて各馬を抜き去ると、2番手追走から抜け出た6番人気コナコースト(牝3、栗東・清水久詞厩舎)をも差し切って、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒1(良)。

さらにクビ差の3着に5番人気ペリファーニア(牝3、美浦・鹿戸雄一厩舎)が入った。なお、3番人気ハーパー(牝3、栗東・友道康夫厩舎)は4着、2番人気ライトクオンタム(牝3、栗東・武幸四郎厩舎)は8着に終わった。

勝ったリバティアイランドは、父ドゥラメンテ、母ヤンキーローズ、その父All Americanという血統。阪神JFからの直行でGI連勝を果たした。川田将雅騎手とドゥラメンテ産駒は連覇。中内田充正厩舎はクラシック初制覇。

【桜花賞】~騎手コメント~

1着2-3 リバティアイランド(牝3、川田将雅・中内田充正)「無事に届いてくれてホッとしています。今日はパドックの時点で穏やかでしたが、返し馬に行ったらスイッチが入っていました。ただ、ゲートが開いてからあまり進む気がなかったので、この位置からになって、じゃあどうして行こうかというところでした。この位置になってしまったのは、彼女が自分でそういう走りを選択しましたので仕方がないですからね。その中でリズムを作りながら動ける準備をしてきましたので、あとは直線で彼女を信じて動いてもらうだけというところでした。この馬らしい動きをお見せすることができてホッとしています。無事にゴールを過ぎ、帰ってくるまでが僕の仕事ですので、無事には帰って来られたと思います。無事に今年の初戦、一冠目を獲ることができました。皆さんが期待しているであろうところへ向かって、この馬とともに一歩一歩歩んでいけたらと思います」
2着5-9 コナコースト(牝3、鮫島克駿・清水久詞)「悔しいです。時計が出やすいイン有利の馬場だったので、思い切って、積極的に、この馬の力を出し切ることを考えました。スタートが良く、ダッシュも良く、馬任せで、馬の気持ちを尊重しながら進みました。直線では追い出しを待ちながら、3着のペリファーニアに前に出られましたが、振り切ました。ただ、振り切ったところで凄いのが来たという印象です。デビューから続けて乗せてもらって、1着しか評価されないと思っていますし、満足はしていませんが、馬の走りは良かったと思います」
3着7-14 ペリファーニア(牝3、横山武史・鹿戸雄一)
「今のペリファーニアの能力の100%を引き出すことが出来ました。
ノドの具合は大きく変わっていませんが、前走と違い、道中リラックスして運べました。
舌を縛ったり、鼻を湿らせたり、出来ることはやり切りました。
負けはしましたが、陣営にとって内容のあるレースになったと思います」
4着3-5 ハーパー(牝3、C.ルメール・友道康夫)
「道中はペリファーニアの後ろでいい感じでしたが、直線の反応がちょっと遅かったです。
ゴールまで頑張ってくれました。距離が延びたらいいと思います。体はまだ良くなりそうです」
5着2-4 ドゥアイズ(牝3、吉田隼人・庄野靖志)
「イメージしたところで運べました。反応してくれているのですがジリジリでした。
脚は使ってくれています。距離が延びていいタイプだと思います」

6着6-11 シンリョクカ(牝3、吉田豊・竹内正洋)
「キャリアは浅いですけど、ゲートはドッシリ構えていました。体が減っていたなかでも雰囲気は良かったです。道中はリズム良く運べましたし、手応えはあったので、色気を出して外に出したんですけど、勝ち馬の脚が違いすぎました。今日の感じなら、距離が延びてもリズム良くいけそうですし、これからまた芯が入ってくれればと思います」

7着6-12 シングザットソング(牝3、岩田望来・高野友和)
「いい位置で折り合いがつき、いい雰囲気で走れました。ラストは伸び切れませんでしたが、G1で7着ですから、能力があるのは間違いありません」

8着1-2 ライトクオンタム(牝3、武豊・武幸四郎)
「ゲートはうまく出たんですが、
ゴチャゴチャしたポジションも初めてでしたからね。
戸惑いもあったんじゃないかな」

9着1-1 ブトンドール(牝3、池添謙一・池添学)
「この枠ですから、出してポジションを取りたいと思っていました。いつもよりいい位置が取れて、直線はじりじり来ています。ハミを換えても、内にもたれる面はありましたが、この距離でも最後まで頑張ろうとしてくれていました」

10着5-10 エミュー(牝3、松山弘平・和田正一郎)
「馬は落ち着いていましたし、スタートも良く、いいリズムで運べたのですが」

11着8-17 ラヴェル(牝3、坂井瑠星・矢作芳人)
「ゲートは今までで一番出てくれましたし、道中の力みも前回よりだいぶましでした。直線の不利がなければもう少し上に来られたと思いますが、次に向けては収穫のある内容でした」

12着4-8 キタウイング(牝3、杉原誠人・小島茂之)
「自分の競馬ができて、最後までしっかり伸びてくれています。まだまだ良くなる馬。人も馬も、この経験を今後に生かしていきたいです」

13着3-6 モズメイメイ(牝3、和田竜二・音無秀孝)
「脚を残す逃げができなかったですね。
リズム良く行けましたけど、最後に止まってしまいました」

14着7-13 ドゥーラ(牝3、戸崎圭太・高橋康之)
「ゲートをうまく出られず、流れに乗れませんでした。前半から促しつつで、脚がたまるところもありませんでした。馬の雰囲気は前回より良く感じました」

15着4-7 コンクシェル(牝3、丸山元気・清水久詞)
「2回目のブリンカーで、うまくスタートを出てくれました。道中もいい感じで運べましたが、瞬発力のある馬にはかないませんでした。前回のように下げて脚をためる形の方がいいのかも知れません」

16着7-15 ジューンオレンジ(牝3、富田暁・長谷川浩大)
「課題もゲートはうまくこなしてくれました。トラックバイアスを考えると、もっと積極的に位置を取りに行った方が良かったです。馬は一戦ごとに良くなって、大きな舞台でも頑張ってくれました」

17着8-16 ムーンプローブ(牝3、北村友一・上村洋行)

18着8-18 トーセンローリエ(牝3、横山和生・小笠倫弘)
「さすがにこの枠は苦しかったですが、ここでの経験は今後に生きてくると思います」

推奨馬リバティアイランド(1人気)は、あえてスタートから下げて後方からとなったが、直線で大外からまとめて各馬を抜き去ると、2番手追走から抜け出たコナコースト(6人気)をも差し切って、これに3/4馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にペリファーニア(5人気)が入り、ほぼ本命決着!?

ただ、相手を間違えて馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。


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