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【京阪杯(G3)回顧】推奨馬ルガル2着…ヨシッ!?

【京阪杯結果】
トウシンマカオが突き抜け連覇達成!

26日、京都競馬場で行われた第68回京阪杯(3歳上・GIII・芝1200m)は、中団でレースを進めた菅原明良騎手騎乗の4番人気トウシンマカオ(牡4、美浦・高柳瑞樹厩舎)が、直線で外から一気に突き抜け、2着の1番人気ルガル(牡3、栗東・杉山晴紀厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分07秒4(良)。

さらに1/2馬身差の3着に6番人気エイシンスポッター(牡4、栗東・吉村圭司厩舎)が入った。なお、2番人気キミワクイーン(牝4、美浦・奥村武厩舎)は11着に、3番人気ビッグシーザー(牡3、栗東・西園正都厩舎)は5着に終わった。

勝ったトウシンマカオは、父ビッグアーサー、母ユキノマーメイド、その父スペシャルウィークという血統。昨年は阪神で行われた京阪杯を制覇。京都開催の今年も見事な末脚を見せて連覇を達成した。

【京阪杯】~騎手コメント~

1着8-17 トウシンマカオ(牡4、菅原明良・高柳瑞樹)「去年の京阪杯の映像をしっかり見て、いい脚を使ってくれると、馬を信じて競馬しました。馬はよく分かってくれているので、邪魔しないように、スムーズに競馬できればと思っていました。自分が思っていたより後ろの位置取りになりましたが、そのぶん脚がたまっていました。動かした時の反応がすごく良かったし、直線に向いていい走りをしてくれて、勝てそうだなと思いました。(長所は)長く脚を使ってくれるところで、思った通りとてもいい走りでした。(自身は)重賞で2着があったりもしたので、(京都開催の)最後で勝つことができてうれしいです。機会をくださったオーナーに感謝の気持ちでいっぱいです。(今年重賞4勝目だが)まだまだ足りないです。もっと成長できるようがんばりたいと思います」
2着5-10 ルガル(牡3、西村淳也・杉山晴紀)
「いいポジションだったけど、勝った馬が強すぎました。
3歳馬ですし、これから成長してくれば楽しみです」
3着3-6 エイシンスポッター(牡4、角田大河・吉村圭司)
「いい脚を使ってくれた。ゲートもポジションもやることをやった結果です。
もう少しでしたね。まだ成長するでしょうし、これからが楽しみです」

4着8-18 トゥラヴェスーラ(牡8、藤岡康太・高橋康之)
「大外枠でしたが、道中でうまく内に潜り込んで勝ち馬を見ながら運べました。一瞬で離されたのが痛かったですね。最後まで脚は使ってくれました」

5着1-2 ビッグシーザー(牡3、坂井瑠星・西園正都)
「調教に乗って、すごくいい馬だと感じていた。並びを見て、
中途半端に控えるよりはと思ってハナへ。プレッシャーがあったぶん、
最後は止まりました。まだ緩さがあるし、これから良くなってくると思います」

6着5-9 グレイトゲイナー(牡6、松本大輝・森秀行)
「すごくいい位置でもまれず、スムーズでした。前回よりも脚は使ってします。重賞の経験が今後に生きてくると思います」

7着7-15 エクセトラ(牡4、岩田望来・吉村圭司)
「前走でかかったので、用心しすぎてポジションが後ろになってしまいました。勝ち馬の後ろがベストでしたね。最後は伸びているので、展開がはまれば」

8着4-7 ショウナンハクラク(牡4、松若風馬・松下武士)
「相手が強い中、この子なりにいいポジションを取れて、うまく立ち回れました。これから成長してくれたら」

9着2-3 シングザットソング(牝3、鮫島克駿・高野友和)
「道中我慢していたし、スムーズ過ぎるくらい折り合いがついた。時計が速かったなかで、またふかしていかないといけない流れに。速いペースで回ってきただけで、メリハリが利かなかった。今は我慢できているので、1400メートルくらいの方が良さそうです」

10着2-4 スマートリアン(牝6、柴田善臣・石橋守)
「前回より落ち着いていた。内で動けないところもあったけど、雰囲気は良かったですよ」

11着3-5 キミワクイーン(牝4、横山武史・奥村武)
「体が減ってしまっていたけど、がれていなかった。返し馬の雰囲気もよかった。毎回能力を出してくれる馬です。馬場が掘れているのも良くなかったけど、頑張っています」

12着6-12 モズメイメイ(牝3、永島まなみ・音無秀孝)
「スタートはうまく出てくれました。ユタカさんが乗った時のロケットスタートのイメージがありましたが、今日もしっかり出てくれています。内の馬を行かせて控えても、
折り合いは問題なかったです。ただ、硬さがあったぶん、伸びませんでした。でも最後まで頑張っていますし、いい子でした」

13着8-16 ヴァトレニ(セ5、藤岡佑介・長谷川浩大)
「枠が厳しかったですね。スムーズに先行できましたが…」

14着4-8 ジュビリーヘッド(牡6、北村友一・安田隆行)
「これまでになく、いいスタートでいいところで乗れましたが、最後は脚が上がってしまいました」

15着7-14 ディヴィナシオン(牡6、団野大成・森秀行)
「馬場と展開が向かなかったですね」

16着7-13 グルーヴィット(牡7、幸英明・松永幹夫)
「しまい止まってはないけど、同じ脚色になった。内の馬の方が、手応えもよかったですね」

17着1-1 バンデルオーラ(牡4、国分恭介・牧浦充徳)
「ゲートの中で気が入り過ぎて、暴れてしまった。能力はあるので、力をつけていってくれれば」

18着6-11 シュバルツカイザー(セ5、池添謙一・大竹正博)
「ゲートでガタガタして立ち遅れてしまった。直線でも、フォームがバラバラになってしまい、いい時のストライドではなかったように思います」

推奨馬ルガル(1人気)は、スタート良く先団5番手追走から直線で一気に突き抜け優勝…のはずが??  中団でレースを進めたトウシンマカオ(4人気)が、直線で外から一気に突き抜け、ルガルに2馬身差をつけ優勝。さらに1/2馬身差の3着にエイシンスポッター(6人気)が入り、ほぼ本命決着!?

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