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【北九州記念(G3)回顧】推奨馬サンキューユウガ18着…何処!!

【北九州記念結果】
ジャスパークローネが逃げ切って重賞連勝!

20日、小倉競馬場で行われた第58回北九州記念(3歳上・GIII・芝1200m)は、逃げた団野大成騎手騎乗の5番人気ジャスパークローネ(牡4、栗東・森秀行厩舎)が、中団前方から脚を伸ばした1番人気ママコチャ(牝4、栗東・池江泰寿厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分07秒3(良)。

さらにクビ差の3着に9番人気ストーンリッジ(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)が入った。なお、2番人気モズメイメイ(牝3、栗東・音無秀孝厩舎)は10着に、3番人気デュガ(牡4、栗東・森秀行厩舎)は16着に終わった。

勝ったジャスパークローネは、父Frosted、母Fancy Kitten、その父Kitten's Joyという血統。前走のCBC賞を7番人気の評価で逃げ切り、ここも快速揃いの中、好発を切って一気に逃げ切り、連勝で重賞2勝目を挙げた。

【北九州記念】~騎手コメント~

1着7-15 ジャスパークローネ(牡4、団野大成・森秀行)「今日はジャスパークローネが一番速いと思っていましたし、馬もしっかりこたえてくれて、いいスタートを切れました。最初の1ハロン目をいい感じで迎えられたので、これならばと思っていました。道中はペースを気にせず、前回の競馬と同じように気分よく行かせた方が持ち味は生きる馬。ペースは気にせず、馬とのコンタクトを意識していました。(勝利の確信は)ゴール板過ぎてからだったんですけど、最初のコーナーまでのアプローチがよかったので、いい競馬ができそうだなと思っていました。前回は函館からのきつい輸送がある中で頑張ってくれましたし、今日も重賞連勝できるように力のあるところも見せてくれた。57キロは軽いハンデではなかったけど、頑張ってくれたので、馬をたたえてあげたいと思います」
2着5-9 ママコチャ(牝4、鮫島克駿・池江泰寿)「着差が着差だけに悔しいです。イメージ通りのポジションで運べましたし、前がやり合うかなと思っていたんですけどね。勝ち馬が実質、ママコチャより軽い斤量で楽に行かせすぎました。折り合いを重視しながらも、下げすぎないように意識しました。もう少し(前が)流れてほしかったですね。申し訳ありません」
3着1-1 ストーンリッジ(牡6、坂井瑠星・藤原英昭)「いい枠を引けたので、ロスなく行って直線もスムーズに進路があきました。勝ち馬はしぶとかったですが、非常にいい内容だったと思います」
4着8-16 スマートリアン(牝6、柴田善臣・石橋守)
「もう少し流れるかと思ったけど、落ち着いたね。このコースで平均(ペース)だと止まらない。
後ろからきたのはこの馬だけ。GOサインを出して、しっかり反応してくれた」

5着1-2 ボンボヤージ(牝6、川須栄彦・梅田智之)
「この時期の小倉は一番得意ですからね。内枠からロスなく運んで、しっかり脚を使ってくれました。去年より3キロ重かったし、展開が向いたわけでもありませんが、力があるところを見せてくれました」

6着6-11 トゥラヴェスーラ(牡8、藤岡康太・高橋康之)
「理想は、もう少し前のポジションをとれれば良かったんですけどね。周りが速くて後方からになりました。直線に向いてこれからという時に狭くなって、ブレーキを引いたのも痛かったです。スムーズでないなか脚を使って、力を示してくれました」

7着5-10 ロードベイリーフ(牡6、M.デムーロ・森田直行)
「スタートは出たし、いいところで運べましたが、直線に向いてじりじりでしたね」

8着7-14 ロンドンプラン(牡3、松山弘平・宮本博)
「長期休養明けで最後までよく頑張りました。ゲート内はおとなしかったんですが、スタートでつまづいてしまいました。次は良くなると思います」

9着3-5 エナジーグラン(牡4、亀田温心・高柳大輔)
「スタートは出ましたが、挟まれて後方からになりました。ラストは脚を使ってくれましたが、前が止まりませんでした」

10着8-18 モズメイメイ(牝3、松若風馬・音無秀孝)
「(ハナに)行ければと思いましたが、周りが速かったです。
それでも2~3番手をとれればと思いましたが、直線に向く時には手応えがなかったです」

11着3-6 リプレーザ(牡5、藤懸貴志・大根田裕之)
「1200メートルは少し忙しい感じでしたが、最後の400メートルはすごくいい脚を使ってくれました。これからもう1回、いい走りを見せられると思います。それぐらいのポテンシャルがありますよ」

12着4-7 クリノマジン(牡4、田口貫太・高橋義忠)
「スタート良く、ママコチャの後ろで運べました。最後も手応えは良かったんですが、伸びきれませんでした。(重賞初騎乗について)パドックからお客さんの雰囲気が違いました。ゲート裏の雰囲気や、競馬でのタイトさも全然違って、いい経験をさせていただきました。これからも乗り続けられるように頑張ります」

13着6-12 テイエムスパーダ(牝4、今村聖奈・木原一良)
「体調は非常に良かったし、この馬のレースはできました。
ただ、競馬に対してマイナーな気持ちになってきているので、
そこをリカバリーしていければと思います」

14着2-3 スティクス(牝5、幸英明・武幸四郎)
「(ハナに)行こうと思ったんですが、勝った馬のスピードが違いました。行ければ違ったと思います」

15着8-17 シゲルピンクルビー(牝5、高倉稜・渡辺薫彦)
「スタートして一歩目で前に入られて、気持ちが乗りませんでした。その後も手応えがひと息で、もう少し距離があった方がいいかもしれません」

16着7-13 デュガ(牡4、菅原明良・森秀行)
「馬が前向きになって楽に追走できましたが、時計が速く、後ろからではきつい馬場でした」

17着4-8 レジェーロ(牝6、岩田望来・西村真幸)
「4角までいいポジションで、いい感じで運べました。きっかけをつかめればと思いましたが、思ったほど弾けませんでした」

18着2-4 サンキューユウガ(牡7、西村淳也・西村真幸)
「忙しかったです。付いていくのがいっぱいいっぱいでした。直線に向いてからも反応がありませんでした」

ミュージシャンでタレントのMattが20日、小倉競馬最終12Rレース終了後に場内でトークショーを行った。メインの11R北九州記念の表彰式ではプレゼンターを務め、「本日は楽しませていただきました。小倉競馬場は夏にピッタリの観光地だと思います。北九州記念を優勝したジャスパークローネの走りは美しく、生で見る競馬は迫力たっぷりでした」とコメントした。

推奨馬サンキューユウガ(6人気)は、スタート良く先団後方8番手追走から直線で一気に突き抜けて優勝…のはずが、3~4角辺りから追い出されても反応鈍くズルズルと下がり始め18着惨敗…残念。

レースは、逃げたジャスパークローネ(5人気)が、中団前方から脚を伸ばしたママコチャ(1人気)に1/2馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にストーンリッジ(9人気)が入り、中波乱決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。


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