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【レパードS(G3)回顧】推奨馬エクロジャイト4着…クソッ!!

【レパードS結果】
ライオットガールが2番手から押し切り重賞初制覇

6日、新潟競馬場で行われた第15回レパードS(3歳・GIII・ダ1800m)は、道中2番手でレースを運んだ岩田望来騎手騎乗の5番人気ライオットガール(牝3、栗東・中村直也厩舎)が、好位から脚を伸ばした3番人気オメガギネス(牡3、美浦・大和田成厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒8(良)。

さらに1/2馬身差の3着に8番人気ルクスフロンティア(牡3、栗東・松永幹夫厩舎)が入った。なお、1番人気ミスティックロア(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)は14着に、2番人気エクロジャイト(牡3、栗東・安田隆行厩舎)は4着に終わった。

勝ったライオットガールは、父シニスターミニスター、母マリアビスティー、その父ハーツクライという血統。1勝クラス、2勝クラスと連勝して臨んだマレーシアCでは4着に敗れていたが、ここは本来の先行策で牡馬相手に堂々の押し切り勝ち。重賞初制覇となった。

【レパードステークス】~騎手コメント~

1着3-5 ライオットガール(牝3、岩田望来・中村直也)「依頼していただいた時から、うまく行けばチャンスがあると思っていました。11番(ルクスフロンティア)がすごく出していったので、それを見ながら2番手につけました。スムーズなら勝ち負けできる手応えで直線に向きました。直線が平坦で前に残られると分が悪いので、早めに併せに行って馬が頑張ってくれました。最後の100メートルは馬に感謝したいですね。乗りやすくてスピードがあって、先行できるところが武器。もっと上の舞台で走ってもらいたいですね。暑いなか走ったので無事に次のレースに向かってほしい」
(中村直也調教師)
「このタイミングで勝てて嬉しいです。最後は何とか我慢してくれ、という気持ちでした。ずっと使ってきていますし、この後は一度放牧に出して様子を見つつ次を考えたいと思います」
2着4-6 オメガギネス(牡3、戸崎圭太・大和田成)
「いいポジションで競馬はできたが、
ちょっと突っ張り過ぎて今日はスッと反応できなかった。
長い休みを思えばよく頑張っている」

3着6-11 ルクスフロンティア(牡3、秋山真一郎・松永幹夫)
「まだ緩くて、良くなっている途中ですが、使いながらパフォーマンスが上がってきています」

4着7-13 エクロジャイト(牡3、北村友一・安田隆行)
「前走は自分の形でリズム良く運べた競馬でした。今回は頭数も増えて速い馬が多い中どうかと思っていました。追ってからジリっぽいのは分かっていたので、早めに捕まえたかったのですが、反応し切れませんでした。今日のような速い流れを経験したことが今後の成長につながればいいと思います」

5着3-4 マオノアラシ(牡3、菱田裕二・加藤士津八)
「すごくいいスタートが切れて、いつもよりいい位置で道中のリズムも良かったです。力は示してくれたし、これからもっと良くなってくると思う」

6着7-12 マテンロウガイ(牡3、角田大和・角田晃一)
「切れないけどスタミナがあるので、そこを生かせれば良かったのですが、久々のぶん、いつもよりスタートの反応が悪かったです。ただ左回りの方が乗りやすさが違って断然いいですね」

7着4-7 ツウカイリアル(牡3、幸英明・庄野靖志)
「少し出遅れてしまった。1~2角で挽回はできたが、無理せずポジションを取れれば、しまいの伸びが違ったと思う」

8着2-3 クレメダンジュ(牝3、和田竜二・鈴木孝志)
「前半はいいところにつけられたが、勝負どころで勢いをつけて行きたかったので外に出したぶん、ジリジリになってしまった。それでも力をつけていますね」

9着1-1 リバートゥルー(牝3、吉田豊・久保田貴士)
「脚は使っているけど、初めての1800メートルにコーナー4つで前半ついていけなかった」

10着8-14 クールミラボー(牡3、松山弘平・寺島良)
「自分の形で競馬はできましたが、思った以上に前が止まらず脚を使えなかった。馬場がパサパサ過ぎて少し走りにくそうな感じでした」

11着5-8 ベンダバリラビア(牡3、石橋脩・寺島良)
12着2-2 ソッコータルマカ(牡3、坂井瑠星・四位洋文)

13着8-15 ハッスルダンク(牡3、杉原誠人・中川公成)
「最後まで走り切っていない感じで覇気もない感じでした。テンションも高かったし、暑さが影響しているのかもしれないです」

14着5-9 ミスティックロア(牡3、川田将雅・矢作芳人)
「精神面の幼さが出て、競馬になりませんでしたね」
15着6-10 パクスオトマニカ(牡3、田辺裕信・久保田貴士)
「行こうと思ったけど、ダートではダッシュが利かず、かなり厳しかったですね」

推奨馬エクロジャイト(2人気)は、先行3番手を追走のまま直線で一気に突き抜けて優勝…のはずが、伸びてはいるが何とか4着確保するのがやっと…残念。

レースは、道中2番手でレースを運んだライオットガール(5人気)が、好位から脚を伸ばしたオメガギネス(3人気)にクビ差をつけ優勝。さらに1/2馬身差の3着にルクスフロンティア(8人気)が入り、中波乱決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。


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