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Asian Environment
日本航空安全啓発センターに念願叶って行ってきました。
御巣鷹の尾根に墜落したJAL123便の機体展示は、3現主義でいう「現物」です。Boeing747という巨大な旅客機の垂直尾翼の残骸は、事故の凄まじさを物語っています。
欠陥修理を見抜けなかった日本航空側の反省とその対応を聞きましたが、手をかえ品を変えて失敗は起ころうとする。それをいかに未然防止するか。
展示は、1952年のもく星号の三原山衝突(まだ原因は解明されず:米国の情報公開制度で当時のGHQの調査資料が見られるのでは、と思いました)
ばんだい号、ニューデリー事故、モスクワ事故、アンカレッジ事故、KL事故
羽田沖事故、そして123便と続く8つの大規模な事故の説明、123便事故のSynopsis(概要)をまず聞きます。
そして別室への扉が開いて機体の展示とフライトレコダーの記録、原因と対策、最後にダッチロールする機体の中で書かれた遺書やひしゃげたシート、遺品などが展示されている中で説明を聞き、展示物を見てまわります。
事故の翌年、客室乗務員となった説明の方が涙ぐむ場面もあり、本当に2度と起こしちゃいけない、記憶や記録を風化させちゃいけないと思いました。
図書スペースには、一推しの「最後の30秒」からマッハの恐怖正続、墜落全10巻、など航空機事故の本がたくさん並んでいました。
2022年の柳田邦男さんの話にでた絵本も展示されていて、これは読まねばと思いメモしました。それは「悲しみのゴリラ」と「MOU」です。
多分、もう一度訪れるでしょう。
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