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Jhonny #1

生まれは沖縄、石垣。
そこそこ大人になってから大阪へ来たのかと思ってたけど、実は子供の頃から来てたらしい。

中高生の頃は、弟によくこのギターはどこのバンドの音でしょう?みたいな鬼難しいクイズをよく出題していたらしい。
その頃からロックが好きだったみたい。

高校卒業して、東京へ飲食の修行へ行ったり、弟と大阪の宗右衛門町でお好み焼きをやったり、サムワンの立ち上げに携わっていたり。

その中でも、加賀屋でバーをやっていた頃があったらしい。
そんな話、直接は聴いたことがなく、話してくることもなかった。なんでだろうか。
Jhonnyが大切に持っていたアルバムを見てると、すぐにわかる。
この頃は日本が裕福、つまりバブル。
弾ける事なんか考える事もなく、一日一日が煌びやかだったんだろうと、写真からでもよく伝わる。
ゴージャスなバーカウンター、今では見ることもないような高そうなボトルが沢山ならんでいる。

その時代をJhonnyは生きていた。
上から下までを全て経験した世代だったか、とこんな事で改めて気付かされた。

そう考えると、これまでJhonnyが残した言葉、音楽、仲間はかけがえのないものだけが残されてたとも気付いた。

よく上の世代が言う昔は○○だった、
という話、今となってはすごく聴きたくなる。

そして、そのアルバムに写ってる写真は俺が産まれる前の写真なので30年前。
その頃から大切に着ていた服を30年後、俺がそれを着てこの分を書いてる。

きっとJhonnyも想像してなかったやろうなぁ。

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