危険と安全を意識するきっかけ。

こんにちは。

本日は、一つ大切な事をシェアしたく
ペンを取った次第です。

先日の事ですが
甥っ子の誕生日パーティに
少し遅れて来た私の弟。

最近、弟と呼ぶのも不思議な気がするほど私などより数段危機管理能力に長けた、海の男なのですが、

陽気なパーティピーポーにはない緊張感を携えて入って来ました。

実はさぁ…。
と、座りながら話し出した弟。

彼の話によると
仕事終わりで帰る支度をしていると
港の船着場付近で騒がしい声がして
振り向いた一瞬で、誰か海に落ちたと気付いた。
小さな女の子がカニをとろうと身を乗り出して
バランスを崩し勢いよく数メートル下の海面へ落ち、その勢いで深い海へ沈み込んで行く瞬間だったそうです。

あ、
ポケットに携帯電話が入ってる…
と、一瞬頭をよぎる考えさも邪魔で、
海中で邪魔になるであろう上着だけを走りながら脱ぎ捨てて迷いなく救助に飛び込んだそうです。

あ、、
こういう時って
もしかしたら自分死ぬ事もあるかも知れない。。

飛び込みながらよぎった危機感さえもぶっ飛ぶほど無関係に身体は100%救助に向かっていたと。

溺れている女の子をつかみ
引き寄せて
引き上げるまで。

自分の子誰の子人の子関係なく。

それは、正義でありながら
大きな危険も伴う事も充分承知。

無事女の子は母親に抱きしめられ
親子ともにパニックな状態を鎮めてから

帰って来たそうです。

命は生きている限り
死と隣り合わせ。

自然は、
危険と隣り合わせ。

助ける気持ちは当然であっても
方法や状況で結果が違ってくる。

海や川や山や、どこでもそうですが
もしもの事を起こさない努力と、
もしもの事が起きてしまった時の対応について
自分の持っている身体能力の把握も含めてシュミレートしておくべきだと。

彼はあえてたくさんの親が集まったその場所で状況心境情報を共有してくれました。

経験を学びを生かして
賢く強く。
優しさを活かすために。

日頃から
予測と対策の意識を。

幼い女の子も私の弟も
無事でよかった。

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