「何でもいいから1番になれ」

「お前に足りないのは自信だ。何でもいいから1番になれ。」
当時中学生だった僕にかけられた、恩師の言葉だ。
小柄で非力だった自分は、小学校・中学校と、容姿のことでからかわれたりする所謂"いじられキャラ"だった。
自分はそれを良く思っていなかった。

そんな自分を変えたいと思っていたときに出会った言葉
それが冒頭の言葉である。

以来、1番になれることを探した。
野球部で全然打てずに万年補欠だったが、足だけは速かった。
代走で起用してもらったこともあったが、活躍できずに3年を終えた。

高校では陸上部に入った。
中学から長距離をしていたチームメイトに最初は及ばなかったが、練習を重ねれば抜かせるかもしれないと思った。
校内で1番速くなるんだという思いで走り込んだ。

高校2年になる頃には、校内の誰よりも速くなっていた。
約8kmの校内マラソン大会で優勝した。
自信がついた。考え方が変わった。周りからの目が変わった。友達がたくさんできた。
"何でもいいから1番になること"が自分にもたらした変化は想像以上に大きかった。


この記念すべき初投稿は、PJCS2023本戦へ向かう途中に書いている。
遊びにも全力。そのわけを、自分で振り返りたかったのだ。
ポケモンで世界一を目指す僕の、ちょっとした振り返り。
読んでくれてありがとう。

1番を目指すクセは、大人になった今も続いている。


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