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オッチャン、分かってるなあ。

この一枚のチラシが教えてくれること。

またまた、キザワのオッちゃんとこのチラシを教材に。

・お金がなければ一点豪華主義で良い。
べつに商品の写真を載せる必要はない。色はたくさん使う必要はない。フォントを使う必要もない。
自前の絵とイラストだけで良い。

毎日織り込まれてくるたくさんのチラシはカラーで写真も豊富。だから、その中で異質の存在であることで手を出したくなる。ひと目で違うものだと分かる。個性的な存在として認知される。

埋没しないことは大切。
チラシのみならず駅貼りポスター、テレビCMなど、広告というものは前後左右に他の会社のものが来る。
ならば、それらをうまく利用すること。
つまり、前後に来るものたちと明らかに違う顔をすると、みんながだんだんと気になるようになっていく。
気になると探し出してでも手が伸びる、顔が振り向く。そして、記憶に残る。

・長く続けることで、存在が認知される。
いつも違うバラバラの顔をしていると認知されにくいが、このどこにもない、だれにも真似できない表現だと、続けていれば自然に認知されていく。認知されると、探されるようになる。
青い色が見えただけで、アソコのものとわかるようになる。そうなれば、アソコのチラシだから面白いに違いないという勝手なイメージが先立つ。つまり、信用度が上がる。期待度も上がる。

唯一の存在になれる。
その状態を「ブランドになった」という。
この一連の作業をブランディングという。
さらに続けていくとでブランディングは強固になる。他の追従を許さなくなる。

ローマは一日にして成らずである。

チベット村のとなりまちに、こんな広告の達人がいてくれると嬉しいじゃないか!

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