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【ITストラテジスト試験対策講座】感想をいただきました。

先日広島にて行われた対策講座には
日本ITストラテジスト協会(以下JISTA)の中部支部の方からも
ご参加いただきました。
その方の感想をシェアさせていただきます。(ご本人の承諾を得ています)

□講義に関して:
・午後I対策講座:
 講義の中に演習を取り混ぜて、講義しながら例題について考えるスタイル。当支部の講義/演習と完全に分けてしまっているスタイルとは異なります。
 講義の内容を忘れないうちにすぐに実践できる長所があると思います。
 また、午後I講義の特徴として、当支部では各設問毎に、「問題文のこの箇所にこのような記述がある方答えはこれになる」式の、どちらかといえば「単発」の論理付を行って解答を導くことが多いのですが、今日の講義では、問題分のポイントになる箇所にアンダーライン(注目箇所を明らかにする)⇒そのアンダーライン箇所がどの設問の「問いかけ」に関連があるのかを理解する⇒各設問の解答を考える。とのようにステップ分けがあり、この辺解答の導き方(解答への論理付)が系統的である点が大きな特徴と感じました。
 このような系統的な解法へのアプローチは我々でも検討する必要があるのでは?と感じました。
・午後II対策講座:
 午後II対策関連では、主に「設問ア」(事業特性や背景)に関して力点が置かれていることが特徴的です。
 当支部の講座では、設問アに限らず、どの設問に関しても、問いかけの分解(章の問いかけを小さな問に「分解」し、それぞれの「小さな問」に対して答えるという手法が主ですが、中国支部の講義では、設問アの講義に力点が置かれていました。設問アで述べる、事業概要、事業特性、課題、と論述対象システム間の相互の論理的つながりを考えて記述を「具体化」する手法は特に特徴的と感じました。設問アの時点でここまで課題を明確にすると、設問イの論述内容は「半ば自動的に」決まってしまい、残りのストーリづくりはだいぶ楽になると考えられます。その意味においては今回中国支部の解法へのアプローチは当支部でも充分に検討に値するかと思われます。
 また、(設問ア:1章)のみならず各設問に対しての章立て構造の検討も行うのですが、当支部の講習会と違い、「章のタイトルは設問のオウム返し」手法は取り入れていませんでした。
 設問文のポイントになる箇所にアンダーライン、その項目がポイントになるので、更に枝となる節はそのポイント項目を並べたもの。という章立て構成の作成方法を採用していたことが当支部の講座で行われる手法とは異なる特徴のように思います。
□運営に関して:
当支部と異なり、添削指導のカリキュラムはありません。そのため講義と演習が混ざったスタイルとなるのかもしれません。
実行委員は割と少人数で行っている(3〜4人)感じです。当支部と異なり、添削がないため、大人数で手分けして担当する必要がないためと思われます。
以上、いろいろとスタイルの異なる点もあるのですが、当支部でも大いに参考にして見習う点も多いと感じた講習参加でした。

原文のまま

Sさん、遠方(名古屋)からのご参加、そしてご感想ありがとうございました。
ちなみに論文添削については講義にて作成した論文があった場合に
後日提出いただいた分については添削を実施していました。
講師の論文添削サービスもご紹介しておきます。( ̄▽ ̄)

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