デート3回目

明日は休みで徒然なるままに。頑張れ若者、3回目のデート編。

そこの若者よ、君は2回目のデートの後、夜中に彼女に電話してたっぷり3時間は話しあっている。

お互いの理解は充分に深まった。あとはキスするばかり。3回目のデートのテーマはズバリ、チューを決める勝負デートだ。

3回目のデートの勝負の分かれ目はキスが出来るかどうか。したがって、その前の食事はキスするための伏線でなければならない。

もしも相手が遊び慣れた女なら読みを外して安めのエスニックか何かで攻めるのも確かに一つの手ではある。

が、もっとも基本的な戦法はそれなりにロマンチックな雰囲気の店に行き、今夜はスペシャルなデートだぞというムードを盛り上げ、彼女にキスの覚悟を決めさせておく作戦だろう。

世にいう、1番いい店は3回目で繰り出すである。しかし、働き方改革等で残業代が減ってしまった以上、多少、安めの店に行くのは仕方ない。

こういう場合は金を使わず知恵を使って気分の良さを維持するべきだ。

例えばディフュージョン レストラン。ディフュージョンとは拡散の意味の物理学用語だが転じてファッション界では高級オートクチュールが出す低価格の普及ブランドを指す。

すなわちジョルジョ アルマーニにエンポリオ アルマーニが、ジャンニ ヴェルサーチにヴェルサスがあるがごとく高級レストランが出すお手頃価格の支店だ。

そういう店に連れていく男を金をケチっている感じがしないどころか、むしろ知的に思ってくれるはず。

これ以上はあまり全部お膳立てするのも良くないので具体的な店は自分で探してほしい。

最近は若者には奢るより先輩として彼女とのデートの店選びを教え、語ることのほうが大事ではないかと思っているが大事なことは「店を直接教えるより、店を選ぶ方法を教える」ことではないかと考えている。

一つヒントとしてデート使いのレストランへの支払いは1人最大9000位円までと考えている。

今、東京で受けられるサービスの基本単価は10分1000円だから。マッサージは60分で6000円、ミュージカルは120分で12000円くらいだろう。

レストランでの平均食事時間は90分くらい、だとすれば勘定は2人で18000円までが妥当な価格帯かな。

だからクオリティ アンド プライスの感覚からすると、よほどの付加価値がないとだいたいのミシュランの店は高すぎると思う。

また味の良さも条件の一つではあるが味は主観だ。育ちや体質によって好き嫌いは大きく分かれる。どんなに美味しいパクチーも嫌いな人は食べられない。

だから味に点数をつけるのは遊びとしては面白いが本気にするのはナンセンス。

それに食べログはそんなには参考にはならない。いい意見を書く人もいるが大量のやらせ書き込みに埋もれているしミシュランの店でもキッチン南海よりも下の評価の店もある。

食べログの運営元のカカクコムはその店の評価を意図的にあげるやらせ業者が多数あることを認めている。

女に君が試行錯誤して選んだ店の食べログ評価が低いと言われたらそんなの自信を持っていい加減な採点だからと言い返してやれば良い。

さて、自身で見つけた、その雰囲気のある店で会話がハマればロマンチックは最高潮。気にいってもらえたら気がつけば帰り道に彼女の方から唇を突き出してくるはずだ。

3回目のデートで駄目だったら君はもう山寺か修道院に入るしかない。頑張れ、若者。

次回からは付き合いだした彼女とのデート編に続く😀

#頑張れ若者

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