カーリングのミックスダブルス世界選手権は予選最終戦!
ノルウェーのスタヴァンゲルで同時開催中のミックスダブルス世界選手権、シニア世界選手権は予選最終日。
日本代表は、シニア男女は残念ながら予選敗退が決まってしまったが、ミックスダブルスでは6試合を終え5勝1敗と決勝トーナメント進出圏内にいる。この後、日本時間午後11時からのカナダ戦を控える。
藤澤&山口ペアが挑むカナダはどんなチーム?
日本が入っているGroup Aは、カナダが6戦全勝、日本とノルウェーが5勝1敗で2枠の決勝トーナメント進出枠を争っている。グループは6つあり、それぞれの上位2ヵ国と、各試合前に行うLSDの数値をもとにしたDSCの数値のいい3位の4ヵ国の計16ヵ国が決勝トーナメントに進める。
日本がカナダに勝ち、スウェーデンが香港に勝つと6勝1敗で3ヵ国が並び、直接対決も1勝1敗で3すくみ。DSCの結果次第となる。ここまでのDSCの結果はスウェーデン19.53cm、カナダ20.37cm、日本26.34cm。
日本の数値は全参加国を通じて4位と素晴らしいものだが、もっといい成績の国がよりによって同じグループにいるわけだ。ここがひっくり返らないと、スウェーデンが香港に負けないかぎりカナダに勝っても3位通過になる可能性は大。
まず、試合前のLSD、そして同時に行われるスウェーデン×香港も注目したい。
カナダは、ジョセリン・ピーターマンとブルット・ギャラントのペア。カナダは国として世界ランキング1位。ピーターマン選手はレッドディア生まれで25歳。4人制ではジェニファー・ジョーンズ選手がスキップのチームのセカンドだ。ギャラント選手はシャーロットタウン生まれの29歳で、4人制ではブラッド・グシュー選手がスキップのチームのセカンドを務めている。
平昌五輪金メダルチームとは別だが、国内トライアルで3位に入っているし、大会の実績も豊富なペアだ。今大会のショット成功率はピーターマン選手が82%、ギャラント選手も81%と高レベルだが、日本も藤澤選手77%、山口選手84%と負けてはいない。どんな戦いになるか、この後のNHK BS1の試合をぜひご覧ください。
地元網走に帰ってきて5年半経ちました。元競馬専門紙編集部員。サッカーや野球、冬はカーリングなどスポーツ観戦が好き。もちろん、競馬も話題にしています。時事ネタや網走周辺の話題なども取り上げます。よろしければ、サポートもお願いいたします。