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中部電力、メダルに届かず

カーリング女子世界選手権

🥌準決勝

スイス
10010 00100 2∥5
01000 10001 0∥3
韓国

スウェーデン
01020 0201X∥6
00101 0010X∥3
日本

🥌3位決定戦

日本
00011 01020∥5
00100 20103∥7
韓国

9エンド、相手のミスに乗じて待望の複数点。10エンドはシンプルに相手に1点取らせてエキストラエンド後攻勝負! と思ったのですが、スチールも視野に入れたような中途半端な戦略で残念な結果に。端の相手の石を早めに構っておけば… と観ていて残念に感じましたがあれもまた中部電力の持ち味なのかもしれません。
とはいえ、最強スウェーデンとガチの戦いを2試合もできたのをはじめ、一流国と15試合も戦えたことで得るものはたくさんあったと思うし、カナダを上回る順位を得るなど結果も出した。ロコソラーレを弱くなったと書いたどこぞのポンコツ記者は中部電力の4位という結果を見て「そうじゃない、周りが強くなったんだ」と気付いてほしいもの。
今後は国内ではロコソラーレや道銀、富士急などのチームに追いかけられる立場になる。海外との戦いに励みすぎて国内対策が足りなかったロコソラーレのテツを踏まないよう気をつける必要がある。そして、来季は選手復帰を明言する両角コーチもいずれチームを去る時が来るだろう。それでも歩みを止めずに進められるのか、中部電力の試金石の場面は遠くないうちに来るのではないか。

さて、日本時間0時ちょうどから決勝「スウェーデン×スイス」がある。大会を締めくくる激闘に注目。スウェーデンが勝てば8年ぶり9回目の優勝、スイスが勝てば3年ぶり6回目となる。

地元網走に帰ってきて5年半経ちました。元競馬専門紙編集部員。サッカーや野球、冬はカーリングなどスポーツ観戦が好き。もちろん、競馬も話題にしています。時事ネタや網走周辺の話題なども取り上げます。よろしければ、サポートもお願いいたします。