見出し画像

㊗️決勝トーナメント進出! この勢いで "ラスボス"スウェーデンを倒せ!

Session19で日本が中国に勝ち、アメリカがスイスに敗れ、ドイツがフィンランドに敗れるということが起こり、日本が1試合を残して決勝トーナメント進出が決まった!!
もし、日本が最終戦を落としてアメリカとカナダに並んだとしても、日本はその両国に勝っているので順位が上となるからだ。中部電力はこれまで未対戦で、戦うのを心待ちにしていた"ラスボス"スウェーデン戦は、ラクな気持ちで戦えそうだ。さて、そのスウェーデンはどんなチームなのか。

世界ランキング1位に君臨するスウェーデン

スウェーデンは41年連続41回目の出場。5つある"皆勤賞国"の1つだ。昨年の日本(チーム富士急)はアンナ・ハッセルボリ選手がスキップのチームとセッション15(日本の9試合目)で対戦。接戦に持ち込むものの、後攻で複数点を取らせてもらえず4-6で敗戦。日本は10位に終わったが、スウェーデンは決勝トーナメントに進出。決勝はカナダ相手にエキストラエンドにもつれ込む大熱戦だったが惜しくも準優勝。
しかし平昌五輪では決勝で地元韓国を破り金メダルに輝き、世界ランキング1位に浮上した。
世界選手権での過去10年の対戦成績を見てみるとーー

      JPN   SWE

2009 日本出場せず
2010 チーム青森 5-8
2011 日本出場せず
2012 日本出場せず
2013 中 部 電 力 4-9
2014 日本出場せず
2015 北海道銀行 6-5
2016 L S 北 見 8-4
2017 日本出場せず
2018 富 士 急 4-6

過去10年で2勝3敗、意外といい戦いをしている。ただ、2015年と2016年はマルガレータ・シグフリードソン選手がスキップのチームだった。

スウェーデン選手権3連覇中のハッセルボリ選手のチーム

♡リード  ソフィア・マベルイェス
カーリング歴は19年。

♡セカンド  アグネス・クノッシェンハウエル
カーリング歴は20年。

♡サード  サーラ・マクメイナス
カーリング歴は20年。

♡フォース/スキップ  アンナ・ハッセルボリ
カーリング歴は23年。

♡リザーブ  ヨハンナ・ヘルディン
カーリング歴は9年。

スウェーデン選手権はシグフリードソン選手のチームが6連覇していたが、2017年以降はハッセルボリ選手のチームが3連覇。平昌五輪も優勝して、スウェーデンを世界ランキング1位に浮上させた。2018-19シーズンは、マスターズと特殊ルールの大会のエリート10で優勝している。
この大会はここまで1敗のみで、早々に決勝トーナメント進出を決めているが、カナダも5-3で下すなど緩むところはない。大会を通じてのショット成功率はドローショットもテイクショットも85%という素晴らしいもの。しかし、中国戦の日本はドロー81%、テイク89%、トータル84%と素晴らしく、特にフォースの北澤がドロー100%、テイク98%、トータル99%という絶好調ぶり。この勢いをぶつけて、世界を驚かせる金星を狙ってほしいし、今ならやれそうな予感もある。

地元網走に帰ってきて5年半経ちました。元競馬専門紙編集部員。サッカーや野球、冬はカーリングなどスポーツ観戦が好き。もちろん、競馬も話題にしています。時事ネタや網走周辺の話題なども取り上げます。よろしければ、サポートもお願いいたします。