見出し画像

シニア世界選手権も予選最終戦!

予選最終戦を前に、ミックスダブルスの試合を応援するシニアの選手の皆さんの姿が映っていたが、世界ランキング1位のカナダを破った姿はシニアの選手たちに大きな刺激と勇気を与えたはず。

男子はイングランド戦

ここまでGroup Cで1勝4敗、7ヵ国中6位の日本は5連敗で最下位のイングランドとの対戦。
日本(チーム藤澤)のスキップ藤澤充昌選手はご存知藤澤五月選手のお父さん。先日は、父娘が違う世界選手権で同日勝利の快挙。

昨年11月、北見市常呂のアドヴィックス常呂カーリングホールで開かれたNHK杯カーリング選手権では充昌さん率いる男子チームの助っ人? で、五月さんがバイススキップでプレーしていた。男子の投げた石をスイープした経験は、ミックスダブルスに生きていそうだ。
日本カーリング協会のホームページには2000年以降の主な大会の記録が残っているが、2000年(平成12年)の日本選手権に網走信金MCKのスキップとして藤澤充昌選手の名前がある。この年は「全日本」というチームが参加(スキップは敦賀信人選手)していた大会だが、個人的には網走信金がカーリングチームを持っていたのはまったく知らなかったので驚いた(MCKもよくわからない)。ちなみに、さらに調べると1993年に準優勝、1995年にも3位に入っている。昨年、平昌五輪で銀メダルを獲得した五月さんへの手記で「98年長野五輪の代表選考で1歩届かなかった」と書いているように、五輪へは出場できなかったが、日本のカーリングの第一線で長く活躍されている名選手だ。円熟の技をもっと披露していただきたい。
イングランドはここまで5連敗と調子が良くない。ショット成功率は出されていないので具体的な数字はわからないが、連続スチールされることがあったりして1度崩れるとモロそうだ。落ち着いて戦って、2勝目を挙げたい。

女子はラトビア戦

ここまでGroup Bで2勝4敗、8ヵ国中5位タイの日本は同じく2勝4敗のラトビアと戦う。
日本(チーム北海道)は、道内各地から選手が集まったチームで、練習環境的には厳しい。サードの林縁(ゆかり)選手は、北見市在住で、河西建設カーリングホールが練習拠点。還暦を迎えられた大ベテランだが、個人としては男女通じて日本初となる4年連続出場の快挙。「シニアの認知度は低いが、いくつになっても世界を目指せることを、子どもたちや初心者の人に伝えたい」と語る。
メンバーで一番身長が高いスキップの川村みゆき選手は、ミックスダブルスでも活躍していて、昨年は日本選手権に出場していた。今年もチーム稚内として北海道選手権に参加していたが、日本選手権には進出できなかった。そのぶんも、シニア選手権で奮闘されている。
ラトビアは日本が完敗を喫したイングランドに勝ったりしているので侮れないチームだが、あっさり負ける時もあり波があるようだ。チームワークよく戦い、3勝目を挙げたいところだ。

地元網走に帰ってきて5年半経ちました。元競馬専門紙編集部員。サッカーや野球、冬はカーリングなどスポーツ観戦が好き。もちろん、競馬も話題にしています。時事ネタや網走周辺の話題なども取り上げます。よろしければ、サポートもお願いいたします。