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柴田善臣騎手、武豊騎手が昭和~平成~令和の3元号で勝利を挙げる!

地方競馬では5日までに的場文男騎手(大井)、吉留孝司騎手(浦和)、丹羽克輝騎手(名古屋)、戸部尚実騎手(名古屋)、西川敏弘騎手(高知)、兒島真二騎手(佐賀)、真島正徳騎手(佐賀)、山口勲騎手(佐賀)、長田進仁騎手(佐賀)、さらに帯広のばんえい競馬の藤野俊一騎手と藤本匠騎手が達成した3元号にわたる勝利。
中央競馬では、4日の土曜新潟2Rで、エコロドリームに騎乗して快勝した柴田善臣騎手が第1号となった。長く活躍してこそ達成できる記録。おめでとうございます! 柴田善臣騎手は12Rも勝ち2戦2勝。
さらに土曜京都6Rで武豊騎手も勝ち、3元号勝利2人目となった。
その他、今週3元号にわたる勝利を達成する可能性があったのは次の騎手たち。今週の騎乗馬と結果は下記の通り。
※土曜の東京競馬は10R以降が天候不良のため打ち切りになっている。

柴田善臣騎手(35年目) 
★土曜新潟
2R ②エコロドリーム 1着
12R ⑧ベストアクター 1着
★日曜新潟
2R ②カツコノユメ 10着
9R ⑨サンマルバロン 15着
11R ⑨キャプテンペリー 8着
12R ②ディーズフェイク 4着

熊沢重文騎手(34年目) 
★日曜新潟
4R ⑬ラプルーズ 3着

横山典弘騎手(34年目) 
★土曜東京
7R ⑥オルクリスト 3着
9R ②バレッティ 5着
10R ⑥アドマイヤエイカン 打ち切り
11R ⑬ダンスディライト     〃
12R ②メイショウササユリ   〃
★日曜東京
3R ⑯サクラデュエル 2着
4R ⑪ナックゼウス 競走除外
7R ⑫ヨクエロマンボ  10着
9R ⑨インスピレーション 14着

武豊騎手(33年目) 
★土曜京都
1R ⑯ショウナンマンカイ 2着
2R ⑫シンゼンストロング 8着
3R ②グレーフィンソニア 10着
4R ③ゴットフルール 5着
5R ④ノーチラス 10着
6R ⑤ミトノマルーン 1着
8R ⑩エイシンネメシス 3着
10R ③チカノワール 8着
11R ⑪トーセンスカイ 11着
12R ⑭サトノグリッター 11着
★日曜東京
5R ①スマイルスター 2着
9R ④クラークキー 15着
11R ⑬ファンタジスト 13着

蛯名正義騎手(33年目)
★土曜東京
9R ⑬トワイライトタイム 12着

熊沢重文騎手と蛯名正義騎手は1度しか騎乗機会がなく、次週以降に持ち越し。
横山典弘騎手は日曜3RでC・ルメール騎手の馬に届かず2着。また、土曜は天候不良のため10R以降の3クラに乗れなかったり、日曜も4Rの騎乗予定馬が馬場入場後に右前肢跛行を発症したため競走除外になるなど不運も重なってしまい、次週以降に持ち越しとなった。
また、土曜の京都新聞杯で8番人気のトーセンスカイに騎乗した武豊騎手には3元号にわたる重賞制覇がかかったが、直線伸びを欠き11着。
さらに武豊騎手は、日曜のNHKマイルカップで6番人気のファンタジストに騎乗。昭和63年(1988年)の菊花賞をスーパークリークで勝ったのがGI初制覇で、3元号にわたるGI制覇がなるか注目されたが、末脚不発で13着に終わり、重賞に関する第1号の誕生は次週以降に持ち越しとなった。

5月11日(土曜)の重賞は、東京11Rの京王杯スプリングカップ(GII)と、京都8Rの京都ハイジャンプ(J・GII)。
5月12日(日曜)の重賞は、東京11Rのヴィクトリアマイル(GI)。
熊沢重文騎手の名前が京都ハイジャンプの想定にあり、アズマタックンに騎乗予定。もし勝てば、他の平地限定騎手に先駆けて快挙達成となる。
また、京王杯スプリングには武豊騎手がリナーテに騎乗する予定。
さらに、ヴィクトリアマイルでは、デンコウアンジュに柴田善臣、アエロリットに横山典弘、ソウルスターリングに武豊の各騎手が騎乗予定だ。
なお、蛯名正義騎手は今のところ各重賞の想定に名前はないが、もし今後騎乗依頼があったとしても、初重賞制覇が平成4年(1992年)のフェブラリーハンデ(当時はハンデキャップレースでGIII)のラジアンゴールドのため、重賞に関しては資格がないのでご注意を。

地元網走に帰ってきて5年半経ちました。元競馬専門紙編集部員。サッカーや野球、冬はカーリングなどスポーツ観戦が好き。もちろん、競馬も話題にしています。時事ネタや網走周辺の話題なども取り上げます。よろしければ、サポートもお願いいたします。