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ミユヤマがファイヤー! 世界ミックスダブルスカーリング選手権

現地時間4月20日から27日の日程で、スウェーデンのエステルスンドで世界ミックスダブルスカーリング選手権と世界シニアカーリング選手権が同時開催される。
今年は、ミックスダブルス、シニア男女すべて軽井沢のチームが出場する。13日には、軽井沢アイスパークに3チームが揃い壮行会が催された。

カーリング混合ダブルスとシニア世界選手権 軽井沢町で壮行会|NHK 長野県のニュース

「長野県カーリング協会の土屋長雄理事長が『長野県から世界選手権に3チームも出場できて喜ばしい。練習の成果を世界の舞台で発揮してほしい』と選手たちを激励しました」
地元の盛り上がりを日本国内にも広げたい。

世界シニアカーリング選手権については、別記事で紹介する。

開催場所のエステルスンドアリーナがあるエステルスンドは、スウェーデン中部の都市。日本との時差は−7時間。イェムトランド県の県庁所在地であり、イェムトランド県で唯一の都市となっている。人口は約5万人。
エステルスンドはウインタースポーツの中心地として古くから知られている。カーリングの他にもバイアスロンやスピードスケート、スキーオリエンテーリングなどの世界大会、クロスカントリーとスノークロスのスウェーデン大会が開催されてきた。
エステルスンドは1999年以来、数多くの世界カーリングイベントの開催地となっている。1999年、2008年、2012年の世界ジュニアカーリング選手権、2017年の世界ジュニアB選手権、2018年の世界ミックスダブルス選手権と世界シニア選手権、そして最近では2022年にヨーロッパカーリング選手権も開催されている。

今年で17回目の世界ミックスダブルス選手権

最初の世界ミックスダブルス選手権は 2008年にフィンランドのヴィエルマキで開催された。昨年は韓国の江陵で行われ、今年の大会は第17回大会となる(2020年の第13回大会はコロナ禍のため中止)。
過去15回で優勝はスイスが7回ともっとも多く、次いでロシア、ハンガリー、スコットランドが各2回。さらにスウェーデンと昨年優勝のアメリカが各1回と、6ヵ国しか優勝経験がない。
日本は、昨年の松村千秋選手と谷田康真選手の"チャッスー"ペアが準優勝となり、ついに初めてメダルを獲得した。

最近5回の上位国はーー

2018年
🥇スイス🇨🇭
🥈ロシア🇷🇺
🥉カナダ🇨🇦

2019年
🥇スウェーデン🇸🇪
🥈カナダ🇨🇦
🥉アメリカ🇺🇸

2021年
🥇スコットランド🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿
🥈ノルウェー🇳🇴
🥉スウェーデン🇸🇪

2022年
🥇スコットランド🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿
🥈スイス🇨🇭
🥉ドイツ🇩🇪

2023年
🥇アメリカ🇺🇸
🥈日本🇯🇵
🥉ノルウェー🇳🇴

出場するのは20ヵ国。以前の出場資格は国・地域内の大会の優勝者であることとされていたため、2019年は48ヵ国にまで膨れ上がり、2021年から20ヵ国(前回大会の上位16ヵ国と予選を勝ち抜いて出場権を得た4ヵ国)に絞られている。
10ヵ国ずつ2つのグループに分かれてラウンドロビンを戦い、各グループの上位3ヵ国が決勝トーナメントに進出する。
一方、各グループ最下位の国は降格となる。グループA8位とグループB9位、グループA9位とグループB8位による残留決定戦の勝者は翌年の出場権を獲得し、敗者は降格が決まる。

それでは、今大会に参加する20ヵ国を紹介しよう。日本が属するグループAは日本の後に日本が対戦する順番に、グループBはアルファベット順に並べた。
国別ランキング、チーム別ランキングともに世界カーリング連盟が発表した最新ランキング。日本の国別ランキングは8位だが、これはおもに松村・谷田ペア、小穴・青木ペアの好成績によるもの。
上野・山口ペアのように、ペアを結成して間もないチームや、ツアーに出ていないチームはチーム別ランキングに掲載されていない。
国名の横の時刻は日本時間での試合開始時刻。
📺マークは、NHK BSで中継があるカード。

グループAは国別ランキング1位のノルウェーが強敵で日本の初戦の相手

🥌日本🇯🇵
日本は16回目の出場。
国別ランキング:8位
チーム別ランキング:-

日本カーリング協会ホームページより

❤️上野 美優(うえの みゆ)

2001年3月12日生まれの23歳。長野県軽井沢町出身。‪SC軽井沢クラブ所属。シチズン時計マニュファクチャリング勤務。
2010年の9歳の時に、妹の結生さんを伴って当時スカップ軽井沢で行われていたカーリング体験会に参加したのがきっかけ。
2011年の第20回日本ジュニアカーリング選手権、翌年の第21回大会にリザーブとして参加。チームメイトには北澤育恵選手や中島星奈選手(ともに現中部電力)がいた。
2014年の第23回大会では軽井沢ジュニアのセカンドとしてプレー、チームは第3位。2015年の第24回大会もセカンドで出場し、優勝に貢献した。
2016年、世界ジュニアBカーリング選手権で準優勝し、軽井沢女子で初めて本選出場の機会を得るが、高校受験のため本選には出場しなかった。
同年5月、スポーツコミュニティー(SC)軽井沢クラブが開校した「カーリングエリートアカデミー」1期生として軽井沢ローレルのメンバーとともに入校。
同年11月の第25回日本ジュニアカーリング選手権、2017年の第26回同選手権でそれぞれ準優勝。2018年の第27回同選手権、2019年の第28回同選手権はそれぞれ第3位。2020年の第29回同選手権はまたも準優勝。2021年の第30回同選手権で、悲願の初優勝を飾った。
2022年5月、第35回世界ジュニアカーリング選手権大会にてフォースを務め、日本カーリング界初となる金メダルを獲得。
日本カーリング選手権は2018年の第35回選手権で初出場。Karuizawaのサードで出場し第5位。2023年の第40回選手権には‪SC軽井沢クラブのオルタネートで出場し準優勝。そして2024年2月、第41回選手権にてSC軽井沢クラブのスキップとして優勝し、MVPに選出された。
さらに、同年2〜3月の第17回日本ミックスダブルスカーリング選手権では山口剛史選手とのペアで優勝し、国内2冠を達成した。
先頃の世界女子カーリング選手権では振るわなかったが、ミックスダブルスでリベンジを狙う。

♠️山口 剛史(やまぐち つよし)

1984年11月21日生まれの39歳。北海道空知郡南富良野町出身。‪SC軽井沢クラブ所属。軽井沢アイスパーク勤務。
南富良野町立落合小学校3年の時にカーリングを始め、同中学では夏はカヌーにも取り組んだ。人口約180人の落合集落で生まれ、小中学校時代は1学年4人しかいなかったが、その中に目黒萌絵さんと寺田桜子さんがいて、同級生4人中3人がオリンピック選手となった。
「スポーツで世界と戦いたい」と、富良野高校ではラグビー部に入り、2002年の全国高校選抜大会にフランカーで出場したが、1回戦で五郎丸歩選手を擁する佐賀工に0-146で敗れた。五郎丸選手には「触ることもできなかった」という。
カーリングでは北海道代表として2002年と2004年に日本ジュニアカーリング選手権で優勝し、世界ジュニアカーリング選手権にも出場した。
さらに、カヌー日本代表を目指しカヌーの強豪である埼玉県の駿河台大学に進学し、大学1年で日本選手権に出場したが順位は2ケタ台。
同じ種目に羽根田卓也選手(のちのリオ五輪銅メダリスト)がいて、当時高校3年で日本選手権を制するなど活躍していたことから、カヌーを諦め「チーム青森」男子チームに誘われたこともあり、翌年青森大学に編入してカーリングに専念。
しかし、そのチームも2年で休止となってしまう。そこに‪「パワーがあるスイーパー」を求め、運動能力の高さに惹かれたSC軽井沢クラブの長岡はと美コーチが救いの手を差し伸べ、2005年にNPO法人SC軽井沢クラブに加入した。
加入後はおもにサードを担当。カーリングの日本男子として20年ぶりの五輪出場を決め、2018年平昌オリンピックに日本代表として出場した(結果は8位)。
帰国後、第11回日本ミックスダブルスカーリング選手権にロコ・ソラーレの藤澤五月選手とペアを組んで出場し、予選から8戦全勝で優勝、日本代表として2018年世界ミックスダブルスカーリング選手権に出場した(結果は5位)。
2019年、第12回日本ミックスダブルスカーリング選手権に出場し、全勝で2年連続で優勝、同年の世界ミックスダブルスカーリング選手権に出場した(結果は同じく5位)。
そして今シーズンは上野美優選手と組み、5年ぶりに日本ミックスダブルスカーリング選手権で優勝を果たし、世界の舞台に戻ってきた。
4人制男子の世界カーリング選手権は過去6回出場、最高成績は2016年の4位。パシフィックアジアカーリング選手権には9回出場し、優勝1回(2016年)、準優勝6回。パンコンチネンタルカーリング選手権は2022年に4位。
4人制男子の日本カーリング選手権は2013-17年の5連覇など優勝10回、準優勝4回を誇る。

🥌ノルウェー🇳🇴(20日17時)
クリスティン・スカスリエン/マグナス・ネドレゴッテン
ノルウェーは15回目の出場。
国別ランキング:1位
チーム別ランキング:3位
8回目の出場となる夫婦ペア。オリンピックは北京で銀メダル、平昌で銅メダル。世界選手権でも2021年に銀メダル、2015年に銅メダルを獲得している。

🥌エストニア🇪🇪(21日1時)📺
マリー・カルドベー/ハリー・リル
エストニアは16回目の出場。
国別ランキング:12位
チーム別ランキング:2位

大会ホームページより

ペアとしては7回目の出場。2019年と昨年に5位となっている。
カルドベー選手は29歳。4人制女子の世界選手権は2021年に出場。フォーススキップで、妹がチームのサードを務めている。4人制男子のチームリルでリードを務める夫のタービン・カルドベーとは2017年にペアを組みエストニア選手権で準優勝。普段はエンジニアの仕事をしている。
リル選手は32歳。4人制男子でヨーロッパ選手権に10回出場。ヨーロッパミックス選手権に3回出場。2010年のヨーロッパ選手権での4人制女子をはじめ、ユースオリンピックやジュニアB選手権では監督を務めていた。2016年のジュニアB選手権ではエストニア女子チームを4位に導いた。

🥌デンマーク🇩🇰(21日21時)
ジャスミン・ランダー/ヘンリック・ホルターマン
デンマークは15回目の出場。
国別ランキング:13位
チーム別ランキング:97位
3年連続での出場で、一昨年は12位、昨年は9位。ランダー選手は4人制女子のチームデュポンでオルタネート。ホルターマン選手は4人制男子で北京オリンピックの出場経験がある。

🥌イタリア🇮🇹(22日17時)
ステファニア・コンスタンティーニ/フランチェスコ・デ・ザンナ
イタリアは16回目の出場。
国別ランキング:7位
チーム別ランキング:-
北京五輪のミックスダブルスで金メダリストのコンスタンティーニ選手が、今年の4人制男子の世界選手権でオルタネートとして銅メダルでこの種目は初出場のデ・ザンナ選手とペアを組む。

🥌スペイン🇪🇸(23日1時)📺
オイハネ・オタエギ/ミケル・ウナヌエ
スペインは16回目の出場。
国別ランキング:18位
チーム別ランキング:48位

スペイン氷上スポーツ連盟のホームページより

ペアとしては5回目の出場。2人は4人制のミックスでもチームメイトで、2018年と昨年の世界ミックス選手権で銀メダルを獲得している。ベテランのバスク人ペア。
オタエギ選手は46歳。4人制女子では主にフォーススキップでヨーロッパ選手権に6回出場。双子の妹のレイレ・オタエギ選手はチームメイトで、サードを務めている。
ウナヌエ選手は41歳。4人制男子のチームではサードのポジション。ヨーロッパ選手権に6回出場している。4人制のミックスでは、セカンドを務め、オタエギ選手がサードに入っている。

🥌ドイツ🇩🇪(23日21時)
レナ・カップ/シックステン・トツェック
ドイツは10回目の出場。
国別ランキング:11位
チーム別ランキング:115位
予選を勝ち上がって世界選手権は初出場のペア。カップ選手の家族は有名な3世代に渡るカーリング一家で、レナ選手は昨年の4人制女子の世界選手権に出場。トツェック選手は4人制男子の世界選手権に過去3回出場している。

🥌トルコ🇹🇷(24日17時)
ディルシャット・ユルドゥズ/ビラル・オメル・チャクル
トルコは9回目の出場。
国別ランキング:20位
チーム別ランキング:217位
ユルドゥズ選手は7回目の出場。チャクル選手とは4勝5敗でグループ6位だった昨年に続いてペアを組む。4人制女子では3年連続で出場を果たしている。チャクル選手はその4人制女子チームのコーチで、自身は4人制男子でヨーロッパ選手権に4回出場している。

🥌フランス🇫🇷(25日1時)📺
クセニヤ・シェフチュク/ウィルフリッド・クロ
フランスは12回目の出場。
国別ランキング:28位
チーム別ランキング:86位

クロ選手(左)とシェフチュク選手(右)

シェフチュク選手は初出場、クロ選手は2009年以来15年ぶりの出場となる。予選を1位で勝ち上がってきた。シェフチュク選手は、昨シーズンに別の選手と組んで予選に出場したが、成績が振るわず本大会出場はならなかった。
クロ選手は4人制男子で世界選手権に2回出場経験があり、ヨーロッパ選手権も4回出場している。また、自転車選手としても活動し、シャルヴュー・シャヴァニュー グランプリに出場したことがある。

🥌スイス🇨🇭(25日21時)
ブライア・シュワラー・ヒューリマン/ヤニック・シュワラー
スイスは16回目の出場。
国別ランキング:6位
チーム別ランキング:38位
夫婦での出場は昨年に続いて2回目。昨年は7位だった。ブライア選手は昨シーズンはチームティリンツォーニでリードを務めていたが、今シーズンはチームコリー・ヒューリマンでオルタネート。ヤニック選手は4人制男子で昨年の世界選手権で銅メダルを獲得している。

グループBは国別ランキング2位のスコットランドなど10ヵ国

🥌オーストラリア🇦🇺
ターリ・ギル/ディーン・ヒューイット
オーストラリアは16回目の出場。
国別ランキング:9位
チーム別ランキング:27位
両選手はオーストラリア唯一のオリンピックカーラー。ペアでの世界選手権出場は5回目。2019年の4位を上回る成績を狙う。

🥌カナダ🇨🇦
カドリアナ・ロット/コルトン・ロット
カナダは15回目の出場。
国別ランキング:5位
チーム別ランキング:11位
ロット夫妻はともに初出場。カドリアナ選手はチームレイチェル・カーツのリード、コルトン選手はチームマット・ダンストンのセカンド。

🥌中国🇨🇳
ヤン・イン/ティアン・ジアフェン
中国は14回目の出場。
国別ランキング:14位
チーム別ランキング:37位
今シーズンからペアを組み、予選を勝ち抜いての本大会出場。ヤン選手はチームワン・ルイのリード、ティアン選手はチームゾウ・チャンのリード。

🥌チェコ🇨🇿
ズザナ・パウロバ/トマーシュ・ポール
チェコは16回目の出場。
国別ランキング:10位
チーム別ランキング:66位
夫妻ペア。2022年北京オリンピックでチェコ最初のオリンピックカーラーとなったが結果は6位だった。世界選手権は7回目の出場となる。

🥌韓国🇰🇷
キム・ジユン/チョン・ビョンジン
韓国は14回目の出場。
国別ランキング:17位
チーム別ランキング:26位
自国開催だった昨年の大会で初出場も16位にとどまった。2年続けての出場で巻き返しなるか。チョン選手は一昨年のパンコンチネンタル選手権で銀メダル。

🥌オランダ🇳🇱
ヴァネッサ・トノーリ/ワウター・ゲスゲンス
オランダは8回目の出場。
国別ランキング:25位
チーム別ランキング:158位
ペアとしては2年連続の出場。昨年は14位にとどまった。ゲスゲンス選手は、4人制男子ではスキップで今年を含めて世界選手権に6回出場。

🥌ニュージーランド🇳🇿
コートニー・スミス/アントン・フッド
ニュージーランドは15回目の出場。
国別ランキング:19位
チーム別ランキング:203位
両選手のペアは3年ぶりの出場。2021年は12位だった。4人制の世界選手権にはスミス選手が今年初出場、フッド選手は2年連続出場。

🥌スコットランド🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿
ソフィー・ジャクソン/ダンカン・マクファジーン
スコットランドは15回目の出場。
国別ランキング:2位
チーム別ランキング:257位
今シーズンからペアを結成。ジャクソン選手はチームレベッカ・モリソンでリードを務めている。マクファジーン選手はシニアの世界レベルの大会はこれが初出場。

🥌スウェーデン🇸🇪
イザベラ・ヴラノー/ラスムス・ヴラノー
スウェーデンは15回目の出場。
国別ランキング:4位
チーム別ランキング:46位
姉弟での出場は2022年以来。その時は5位に健闘した。イザベラ選手は2017年の世界ジュニアで金メダル。ラスムス選手は4人制でオリンピックに2度出場、銀と金。

🥌アメリカ🇺🇸
ベッカ・ハミルトン/マット・ハミルトン
アメリカは16回目の出場。
国別ランキング:3位
チーム別ランキング:39位
姉弟ペア。8位だった2022年以来3回目の出場。4人制では、ベッカ選手が昨年のパンコンチネンタル選手権で銅メダル。マット選手は2018年平昌オリンピックで金メダル。

日本チームのスケジュール

①4/20(土) 17:00〜 日本×ノルウェー
②4/21(日) 01:00〜 日本×エストニア(📺NHK BS)
③4/21(日) 21:00〜 日本×デンマーク
④4/22(月) 17:00〜 日本×イタリア
⑤4/23(火) 01:00〜 日本×スペイン(📺NHK BS)
⑥4/23(火) 21:00〜 日本×ドイツ
⑦4/24(水) 17:00〜 日本×トルコ
⑧4/25(木) 01:00〜 日本×フランス(📺NHK BS)
⑨4/25(木) 21:00〜 日本×スイス

決勝トーナメント1回戦&残留決定戦 4/26(金) 17:00〜
準 決 勝 4/27(土) 01:00〜
3位決定戦 4/27(土) 17:00〜
決   勝 4/27(土) 21:00〜

Curling Channel で有料配信もある。

ミックスダブルスカーリングの特徴

・ミックスダブルスカーリングでは、代理選手の出場が認められないのでリザーブがいない。
・チームはそれぞれ (8つではなく)6つのストーンしか持っておらず、各チームのストーンの1つが各エンドの開始前に事前に配置される。
・プレイヤー1が最初と最後の石を投げ、プレイヤー2が2番目、3番目、4番目の石を投げる。エンドによって、1と2は入れ替わることができる。
・スイープは両方のチームメンバーが行うことができる。
・各チームには22分間のシンキングタイムが与えられ、ゲームは8エンドで行われる。8エンド終了時に同点の場合、エキストラエンドごとに3分間のシンキングタイムが追加される。
・各チームは試合で後攻の時に1つのエンドだけ「パワープレー」を選択できる。ストーンの配置を端のほうに変えて、得点のチャンスを増やせる。

 上図が通常の配置
下図がパワープレーの時の配置

大会関連Instagram

🥌世界カーリング連盟

🥌日本カーリング協会

🥌山口剛史選手

🥌小穴桃里選手(BSで3試合の解説を担当)

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‪SC軽井沢クラブが取り組む育成事業で、かつては生徒と先生だった上野選手と山口選手。
4人制女子の世界選手権は不本意な結果だった上野選手が、師匠と組んでどう立ち直ったか楽しみ。
山口選手も、藤澤五月選手と組んだ時の5位を上回る成績をと腕を撫しているだろう。
2人を、中継やSNSを通じてこちらも「ファイヤー!」で応援したい。

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地元網走に帰ってきて5年半経ちました。元競馬専門紙編集部員。サッカーや野球、冬はカーリングなどスポーツ観戦が好き。もちろん、競馬も話題にしています。時事ネタや網走周辺の話題なども取り上げます。よろしければ、サポートもお願いいたします。