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勢いを保ってスイスも撃破だ!!

スウェーデン戦は強かった。しっかり9エンドをブランクにして10エンドで点を取り勝ち切った。多少不調な選手がメンバーにいても、作戦が綿密だからそれが表に出てこない。
予選突破と思ったらQマークが消えていて驚いたが、今日決めてくれるだろう。残すは3戦だが、まずスイス戦。どんなチームだろうか。

世界ランキング4位のスイス

スイスは56年連続56回目の出場という"大会常連国"。1971、1985、1992年の3回優勝。ここ10年では優勝や準優勝はないものの、3位が3回あり、五輪では1998年優勝、2002年と2010年3位と好成績を残している。
team IWAIが出場した昨年の大会の日本は、マーク・フィスター選手がスキップのチームと対戦。9エンドで3点取り一時は逆転したが、10エンドに2点取られて追いつかれ、有利な後攻のエキストラエンドで1点スチールされて敗戦。肝心なところのツメが甘く、勝ち切れなかった。
過去10年の世界選手権での対戦成績はーー

     JPN      SUI
2009 SC軽井沢ク 4-7
2010 チーム常呂  9-7
2011 日本出場せず
2012 日本出場せず
2013 SC軽井沢ク 5-8
2014 SC軽井沢ク 3-8
2015 SC軽井沢ク 9-6
2016 SC軽井沢ク 9-6
2017 SC軽井沢ク 5-6
2018 team IWAI   9-10

8回対戦して3勝5敗だが、昨年も勝てた試合だし、力差はあまりないとみていい。
2018年の平昌五輪は今大会にも出ているブノワ・シュワルツ選手がスキップのチームが出場し、銅メダルを獲得した。日本(SC軽井沢クラブ)は予選で接戦に持ち込んだが、5-6で競り負けた。

今大会はセカンドのデ・クルス選手がスキップを務めている

♤リード  バレンティン・タナー
カーリング歴は19年。

♤セカンド/スキップ  ペーター・デ・クルス
カーリング歴は18年。

♤サード  スベン・ミヒェル
カーリング歴は21年。

♤フォース  ブノワ・シュワルツ
カーリング歴は15年。平昌五輪まではスキップを務めていたが、現在はバイススキップ。

♤リザーブ  クラウディオ・ペーツ
カーリング歴は24年。

平昌五輪ではペーツ選手がサードだったがリザーブになり、あらたにミヒェル選手が加わりサードへ。そしてスキップがセカンドのデ・クルス選手に変わった。
成果は出ているようで、現在7勝2敗で3位タイにつけている。ショット成功率は高く、ドローショット89%、テイクショット88%、トータル88%となかなかのハイアベレージだ。
日本もテイク85%、ドロー86%、トータル85%とわずかに低いが、この程度なら作戦でカバーできるだろう。コミュニケーションをしっかり保って、しっかり勝ちたい。

地元網走に帰ってきて5年半経ちました。元競馬専門紙編集部員。サッカーや野球、冬はカーリングなどスポーツ観戦が好き。もちろん、競馬も話題にしています。時事ネタや網走周辺の話題なども取り上げます。よろしければ、サポートもお願いいたします。