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常呂ジュニアが2022年世界カーリング選手権世界最終予選に出場!

1月18日から、フィンランドのロホヤで2022年世界カーリング選手権の世界最終予選がスタートする。日本からは、男子に代表選考会を優勝した常呂ジュニア(通称はドラゴン)が出場する。
同じロホヤで行われた世界ジュニアB選手権は複数のチームから新型コロナ感染者が出たため途中打ち切りになってしまったうえ、この大会も女子のチェコの棄権が決まった。感染対策をさらに厳格にして最終日まで無事に開催されることを期待したい。
この大会について、常呂ジュニアが出場する男子を中心にご紹介しよう。

🥌男子7ヵ国・女子6ヵ国が出場、2ヵ国に世界選手権の出場権

この大会は、3月19日から27日まで、カナダ・ブリティッシュコロンビア州プリンスジョージで開催される予定の2022年世界女子カーリング選手権大会、および4月2日から10日まで、アメリカ合衆国・ネバダ州ラスベガスのオーリンズ・アレイナで開催される予定の2022年世界男子カーリング選手権大会の世界最終予選だ。
男子は7ヵ国、女子は6ヵ国が出場し、2ヵ国に与えられる世界選手権の出場権を争う。女子は、すでに日本に出場権があり、昨年12月の代表選考会で優勝した中部電力カーリング部の出場が決定している。男子は、この大会で出場権を得ないと世界選手権に出場できない。出場国は次の通り。

☆男子
日本、台湾、フィンランド、オランダ、ロシア、スペイン、トルコ
★女子
ブラジル、チェコ、デンマーク、フィンランド 、香港、ラトビア、ノルウェー
※チェコは、COVID-19のPCR検査陽性により、棄権となった。

🥌日本は台湾戦からスタート

男子日本代表(常呂ジュニア) 国別ランキング6位
4:前田 拓海 (まえだ たくみ) [スキップ]
3:上川 憂竜 (かみかわ うりゅう) [バイススキップ]
2:前田 拓紀 (まえだ ひろき)
1:中原 亜星 (なかはら あせい)
R:佐藤 剣仁 (さとう はやと)
コーチ:ボブ・アーセル
コーチ:小笠原 歩

スケジュールは次の通り(対戦国名の後の順位は世界ランキング、開始時刻は日本時間、現地との時差は−7時間)。

①台湾(22位) 18日21時 (Bシート)
②トルコ(23位) 19日2時 (Dシート)
③スペイン(21位) 19日21時 (Aシート)
④ロシア(10位) 20日16時 (Aシート)
⑤フィンランド(24位) 20日22時 (Cシート)
⑥オランダ(13位) 21日22時 (Eシート)
[プレイオフ1] 22日16時
[プレイオフ2] 22日21時

予選は1回総当たりのラウンドロビン方式で、上位3ヵ国がプレイオフ進出となる。
[プレイオフ1] 1位×2位 ⇒勝者が出場権獲得
[プレイオフ2] プレイオフ1の敗者×3位 ⇒勝者が出場権獲得

チームは、「個性のあるデリバリーと力強いスイープが特徴」と自己分析している。と同時に、代表選考会で見せた物怖じしないプレーぶりも強みだろう。ロホヤのシートをジュニアB選手権で経験済みなのも自信につながると思われる。

大会はおもにCシートの試合がYouTube配信される予定で、日本×フィンランドが生配信される。

JPN - FIN Round robin WQE2022
https://youtu.be/H9lxs7MYH3Y

国別ランキング10位、チームランキング46位のロシアチームが強敵になりそうだ。配信があるフィンランド戦あたりで上位3ヵ国以内を決めたい。
常呂ジュニアの活躍とともに、大会が最後まで行われるよう祈りたい。

地元網走に帰ってきて5年半経ちました。元競馬専門紙編集部員。サッカーや野球、冬はカーリングなどスポーツ観戦が好き。もちろん、競馬も話題にしています。時事ネタや網走周辺の話題なども取り上げます。よろしければ、サポートもお願いいたします。