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初戦逆転勝利! 勢いに乗りアジアのライバル中国と対決!

初戦のイタリア戦は8エンド終了時点で2-4とリードを許していたが、9エンドに相手の自滅もあって3点獲得して逆転、10エンドもスチールして快勝。しっかりアイスリーディングもできていたようで、今後に期待が持てる勝利だった。第2日は2連戦で現地時間朝9時からの試合はアジアでしのぎを削る中国との試合。中国はどんなチームか。

世界ランキング11位の中国

中国は3年連続11回目の出場。世界ランキングは前回の7位から4つ落として11位。日本、韓国に次いでアジアでは3番目。
かつてはパシフィックアジア選手権で2007年から8連覇を達成するなどアジア最強国だったが、ここ4年は日本と韓国が交互に優勝し、中国は3年連続準優勝。2018年大会は今大会と同じコンサドーレ対鄒強選手のチームという顔合わせで、予選では中国に敗れた日本は決勝で同点から8、10エンドに1点ずつスチールして9-7で勝ち優勝した。
昨年の世界選手権ではteam  IWAI対鄒強選手のチームだったが、8エンドに2点スチールしたのが効いて7-4で日本が勝っている。なお、大会の順位は日本11位、中国12位だった。ちなみに、平昌五輪では中国男子は出場していない。
世界選手権での過去10年の対戦成績を見てみるとーー

     JPN    CHN
2009 SC軽井沢ク10-2
2010 チーム常呂 6-8
2011 日本出場せず
2012 日本出場せず
2013 SC軽井沢ク5-7
2014 SC軽井沢ク4-6
2015 SC軽井沢ク9-5
2016 SC軽井沢ク 中国出場せず
2017 SC軽井沢ク2-9
2018 team IWAI    7-4

過去10年で7度対戦して3勝4敗とやや苦戦傾向。前述の通り、昨年のパシフィックアジア選手権でも1勝1敗で、力差はあまりないと言っていい。

今年も鄒強選手率いるチームが出場

♤リード  許静韜(キョ セイトウ)
カーリング歴は10年。

♤セカンド  邵致霖(ショウ チリン)
カーリング歴は11年。

♤サード  王智宇(オウ チウ)
カーリング歴は9年。

♤フォース/スキップ  鄒強(スウ キョウ)
カーリング歴は12年。

♤リザーブ  巴徳鑫(ハ トクキン)
カーリング歴は13年。

カーリングに相当する中国語は「冰壺(ビンホー)」だ。中国語では、ストーンをその形から「壺」に見立てて、「氷上で壺を用いて行う競技」の意を込めたらしい。ちなみに、中国語ではカーリングストーンを「石壺(シーフー)」と呼ぶ。 相手の石壺を的確にテイクアウトして、イタリア戦に続く連勝を飾りたいところだ。


地元網走に帰ってきて5年半経ちました。元競馬専門紙編集部員。サッカーや野球、冬はカーリングなどスポーツ観戦が好き。もちろん、競馬も話題にしています。時事ネタや網走周辺の話題なども取り上げます。よろしければ、サポートもお願いいたします。