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ついに首位! カナダに続けてスコットランドも撃破なるか?

終盤だけ観ようと、2時頃BS1を観た人は試合が終わっていて「日本が大量失点して、あっさりコンシードしちゃったのか」と思ったかもしれないが、実際は逆。日本(コンサドーレ)が、9-3で6エンドが終わったところでカナダが握手を求めたのだ。カナダの実力なら、あと4エンドあるならまだわからないと思うが、それほど日本が好調で勝ち目がないと思わせたのだろう。
実際、日本のチームのショット成功率は90%ともの凄く高かった。カナダも84%だから悪くないのだが、スキップ松村選手が8度のテイクショットがすべて100%だったように、要所で攻撃が冴えた。ついに7勝1敗として首位タイ。まあ、首位は意識せず、強い相手と戦うチャレンジャーだという気持ちは忘れずにスコットランドと戦いたい。

世界ランキング5位のスコットランド

スコットランドは世界選手権18年連続60回目の出場。今年が61回大会だから1度出なかった年があるだけという常連国だ。最近は2009年に優勝しており昨年は3位。
その昨年、日本はteam IWAIが出場し、モアト選手のスコットランドチームと対戦。2度スチールを許すなどで2-9で7エンドまででコンシード負け。随所にテクニックを見せつけられた。
過去10年の世界選手権での対戦成績はーー

     JPN      SCO
2009 SC軽井沢ク 5-7
2010 チーム常呂  6-7
2011 日本出場せず
2012 日本出場せず
2013 SC軽井沢ク 5-7
2014 SC軽井沢ク 9-4
2015 SC軽井沢ク 9-3
2016 SC軽井沢ク 6-5
2017 SC軽井沢ク 4-7 
2018 team IWAI   2-9

世界ランキング5位のスコットランドだが、日本も7位とそれほど力差はない。ここ10年でも3勝5敗で勝ったり負けたりという状況だ。
ちなみに平昌五輪にはスコットランドは出場していない。

今年もモアト選手のチームが出場

♤リード  ハミー・マクミラン
カーリング歴は21年。

♤セカンド  ボビー・ラミー
カーリング歴は12年。

♤サード  グラント・ハーディー
カーリング歴は20年。

♤フォース/スキップ  ブルース・モアト
カーリング歴は17年。

♤リザーブ  ロス・ホワイト
カーリング歴は14年。

モアト選手のチームは昨年に続いての出場。昨年は11勝1敗で予選2位通過、準決勝でカナダに敗れたが、3位決定戦で韓国を下した。
今年はここまで4勝3敗で6位タイだが、決勝トーナメント進出ギリギリの位置だけに全力で向かってくるだろう。
大会のショット成功率はドローショット88%、テイクショット89%、トータル88%でなぜ3敗もしているのかという感じだが、要所でミスをしているようだ。
日本はカナダ戦が好調で、大会通算でドロー84%、テイク88%、トータル86%と精度が上がってきた。しっかりアイスを読み、コミュニケーションが取れていることが精度アップにつながっている。スコットランド戦も同じように戦えば、勝つことができるだろう。

地元網走に帰ってきて5年半経ちました。元競馬専門紙編集部員。サッカーや野球、冬はカーリングなどスポーツ観戦が好き。もちろん、競馬も話題にしています。時事ネタや網走周辺の話題なども取り上げます。よろしければ、サポートもお願いいたします。