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【エジンバラ帯同準備】フラットを借りる①

昨年の今頃ですよ。
まさに私たちは
フラット(アパートのこと)を借りるべく
奮闘していたのです!!



エジンバラのフラットは貸し手市場
不動産をチェックし片っ端からオファーするしかない
というのがネットから得た情報。

それは決して
大袈裟ではありませんでした。


結果として渡航前に
フラットの契約を終えることができたわけですが…

まあ大変でした。

我が家の場合について紹介します。


まず初めに


エジンバラでは7月〜8月に
フェスティバルが開催されるため
世界中の芸達者が集まり
それを楽しむため人々も集まり
一時的に街が飽和状態になります。

オンシーズン(あちらは6月末からホリデー)だけに
言わずもがな、ホテルは高い。

9月には留学生が集まることから
6月以降フラット争奪戦は激化し
次から次へと借り手が決まってしまいます。

そう考えると4月に渡英するなど
時期を考えるのもひとつの手なのかなー。

とはいえ、
4月から駐在された方々もフラット契約には
かなりご苦労されたとのことでした。
エジンバラに滞在すると決めた時点で、
時期に関わらず
フラット契約が難関であることは
変わらないようです。


子どもがいたりすると学校問題があるので、
結果的に6月から1月までの滞在で
我が家はちょうどよい感じでした。


まあ、不動産はどんどん更新されますし
こればかりはご縁ですね。


フラット契約までの流れ

渡航前に日本でフラットを探し
契約もメールでのやり取りのみで済ませました。

やはり内見により防げるトラブルもあるので
できることなら現地内見をオススメします。
実際、駐在される方たちは
ご主人だけ先にエジンバラ入りし
現地でフラットを実際に見て決める方が多いです。
(内見したにもかかわらず半年後に水回りのトラブルで
 お引越しされた方もいらっしゃいました。)

ただ、私たちのように滞在期間が短いとか
個人負担で行かなければならないため
できる限り節約したいとか
ご家庭によっていろいろな事情があります。

あくまで自己責任になりますが
日本でフラットを決めることは可能でした。

不動産会社によって
 ・本人の現地内見が必須
 ・現地内見は必須だが代理人でも可
 ・バーチャルビューイング可
など条件の違いがあります。

まず希望物件の不動産会社に
バーチャルビューイング可能か
日本にいながら契約することができるか
を確認する必要があります。
(私たちは少しでも信用してもらえるよう
 不動産会社に問い合わせるときには
 サバティカルでの滞在であることを伝えました。)



さて、
日程的なこと

私たちは主にRight moveというサイトで
フラットを探しました。
他のサイトを使って探した時期もありましたが
私はこのサイトのアプリが使い勝手がよかったです。


5月10日 サイトに登録

〜フラット探し、ビューイングなど〜


6月7日 実際に住むことになるフラットの
     ビューイングオファー

6月8日  バーチャルビューイング(onlineの内見)
6月9日〜
6月14日 書類確認、契約のサイン
6月20日 入金(デポジット+半年分の家賃)

で、

6月28日 出国 エジンバラへ

決まってしまえば
1週間ほどで書類を確認してサイン
その後1週間以内に入金と
迷う間も無く進んでいきます。


イギリスの日中は日本時間で夜中なので
眠い目を擦りながらの作業ですし
小難しい契約書は不慣れな英語ですし
体力的にも精神的にもキツかったです。

あとは大金を事前に払うので
書類の確認をしっかりしたいのですが
提出期限がわりとすぐだったり
出国間近で準備でバタバタしていたり
日程的にギリギリなのも心臓に悪かった。



自分の無知を悟った体験(余談)

家族で一部屋に寝るとか
あらためて日本の文化なんだなーと。

少しでも節約したいし
半年くらい雑魚寝でもいいよね…。
という感覚だった私。

我が家は大人2人子ども2人の4人家族
特に小5の娘は
海外の人たちにとって一緒に寝るような年齢ではなく
本来は3bedroom以上のフラットが
適しているんだと思います。


いやー
知らないって怖いですね。


私2bedroomsだけじゃなくて
なんなら1bedroomだと助かるくらいの気持ちで
フラットを探していたんです。
(夫は初めから部屋数は必要だと話していたのに…。
 いうことを聞かない私。ごめんなさい。)


しかし
初めてのバーチャルビューイングで気づくのです。

なんか違う…。

私たちが初めて観たのは
2bedroomsのとても綺麗な平屋建ての物件でした。
そして、事前に
「あなたたちの他にもう1組一緒に内見します。」
と言われていました。

どんな家なんだろう
そしてどんな家族と一緒に見るんだろう
ドキドキして時間を待ちました。

みなさん、

一緒に内見する方、どんな方だったと思います?

それはね

なんとね


若くて綺麗なひとりのお嬢さんだったんです。
留学するのでフラットを借りたいとのこと。


………。
信じられますか?


学生さんが
ひと月1500£(当時25万円。今なら30万円!)の
2bedroomsのフラットに
お一人でお住まいになるんです!!
(そこはシェアできないnon-HMOの物件でした。)




そうでしたか…。
そんな感覚なんですね。
ひと部屋にギュウギュウでは…ね。

こちとら大人2人と汚しこぼしの子どもたち。
私が大家さんだったら、もちろん
綺麗に使ってくれそうなお嬢さんを選びますよ。


これは無理だ、と悟り
落ち込みモードでスタートした
初バーチャルビューイング。

エージェント(女性)の方が
ドアを開けた瞬間

ご近所さんに「何してるの〜」
なんて明るく話しかけられて

その隙をついてフラットの中に
ふらっと犬が侵入してしまって

突然の犬の訪問に
エージェントの方が「Oh!」と驚き

その犬の飼い主が
「あら〜ごめんなさい。やだ!内見中なの?」

などと覗きに来るような
プチパニックが起きていたことなど

当時の私たちには
もはやどうでもよかったのでした。



もちろん結果はダメでした。
1bedroomなんか論外ですよ!!
すぐにセコい考えを改め
3bedroomsのお部屋“も”視野に入れながら
探しました。(まだセコい名残が…。)
しかし部屋が大きくなれば金額も大きくなるわけで。
結局決まったフラットは2bedrooms。
これはもう、とにかく運が…よかった。


つづく

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