冬はまだまだ先か

10月も半分まできましたが、全然暑いですね。
まあ沖縄はこんな感じですよね。
沖縄だけじゃありませんけどね。
毎度、季節?の話になりますね。
まあいいでしょう。
今週も続きを載せますね。
次で終わるかもです。
今日載せるところも、まったく覚えていませんでしたね。
それではどうぞ。

ー・ー・ー・ー・ー・ー
お霧 「陸丸冗談はやめて!」
陸丸 「ごめん」
沙智姫「くっくっくっ!遅いわ遅いわ気づくのが!節穴をいくつ並べたところで所詮節穴」
玄心 「おい陸丸、嘘だろ。なあ、どうせつまらん嘘なんだろ!」
陸丸 「嘘じゃないよ。ここに来るとこうなることはわかってた。だからおいら止めたろ」
玄心 「ふざけんな。あの状況で止まるわけねぇだろ」
陸丸 「できれば、戦わずに任務を遂行したかったな」
玄心 「かっこつけてんじゃねぇ。てめぇに何ができるってんだ」
陸丸 「また上からものを言うね。ずっと弱いふりをするのも結構大変だったよ」
玄心 「何だと」

陸丸 お霧を梢にあずける

陸丸 「おいら、そこそこ強いよ」
玄心 「へっ、何でおめぇと戦わなきゃいけねぇんだよ」
陸丸 「もう状況わかってよね。戦わないと死んじゃうよ。じゃあおいらからいくよ」

陸丸 素早く玄心に斬りかかる
玄心 慌ててよけるも間に合わず、足を斬られる

玄心 「うゎ!」
陸丸 「あれー、まだ小手調べなのに。玄心弱いなー」
玄心 「ちくしょぉ…」
時雨 「目的はなんだ?」
陸丸 「え?」
時雨 「ずっと俺たちと一緒にいた、その目的は何だ」
陸丸 「無全克鬼だよ」
玄心 「何…?」
陸丸 「無全克鬼を手に入れるのが、おいら達の一番の目的だった。その使い手である吟蔵老師のもとにいれば、その情報が得られると思ったからね」
お霧 「そのために」
陸丸 「思いの外時間はかかったけどね。本当なら巻物を奪うだけの予定だったんだ」
沙智姫「空角、喋りすぎだ。こいつらを生かしておくと後々やっかいなことになる」
陸丸 「悪いけどそういうことなので」

陸丸 また素早く玄心に斬りかかる
時雨 間一髪のところでそれを防ぐ

陸丸 「やるね時雨。時雨ならもう少し戦えるかもね」
時雨 「…」

陸丸 時雨に斬りかかる
時雨 ギリギリのところでかわす

陸丸 「どうしたの。時雨もかかってきなよ」
時雨 「お前に手を出すことはできん」
陸丸 「甘いなー。そんなこと言ってるとやられる一方だよ」

陸丸 時雨に斬りかかる
時雨 肩を斬られる

お霧 「時雨さん!」
沙智姫「くくく、馬鹿め。お人好しもいいところだ」
玄心 「陸丸、今ならまだ間に合う。目を覚ませ」
陸丸 「二人とも甘いって。そんなんだからダメなんだよ」

陸丸 玄心に斬りかかる
伴取 それを制する

陸丸 「あんたも何でこいつらに加勢してるの。伊賀と甲賀も所詮仲良しこよしの集団かい」

陸丸と伴取の激しい殺陣

伴取 「拙者は、己の信念に基づいて動くだけでござる」
陸丸 「信念?弱いものを助けるのが信念かい?」
伴取 「忍びの信念とは、この世のあるべき姿を裏で支えることだ」
沙智姫「もうお遊びは終わりだ。やれ!」
陸丸 「そういうことなので。本気でいかせてもらうよ」
玄心 「く…」

伴取と時雨 身構える

陸丸 「無全克鬼ほどじゃないけど、それに近い術なら僕にもできるよ。じゃあ、長い間お世話になったね。楽しかったよありがとう」

陸丸 術を出す構え
蓮華 走って登場

蓮華 「お待ち下さい!」
玄心 「あんたは」
陸丸 「蓮華さん」
蓮華 「皆さんの後を追ってきたのですが、一体どうなってるんですか?!皆さんお仲間じゃなかったのですか?!」
陸丸 「お仲間だったよ。いやお仲間ごっこってとこかな」
蓮華 「争うのはおやめください!」

蓮華 前に出て手を広げる

時雨 「やめろ危ない!」
沙智姫「邪魔するやつは素人でも容赦せぬぞ」
蓮華 「私は素人ではございません。れっきとした忍びです」
沙智姫「忍び?くくく、世も末よの。終わるにふさわしいお笑い忍びだ」
陸丸 「蓮華さん。悪いけどそこをどいてくれ。じゃないと…」
蓮華 「じゃないとなんですか。私はここをどきません。お仲間を守るために!」
玄心 「おめぇ」
陸丸 「仲間って、一度会っただけだろ」
蓮華 「回数は関係ありません。私も初めてお会いした日に、悪い方に絡まれたところを皆様に助けていただきました!」
伴取 「申し訳ない」
蓮華 「その方も今はどうやらお仲間のご様子。お仲間になるのに回数や時間など問題ではありません」
陸丸 「なるほど。でもそれは敵になるのも同じこと。あなたの目の前にいる男は今や敵です。つまりおいらの目の前にいるあなたもね」

陸丸 構える

時雨 「陸丸、本当にやるのか」
陸丸 「悪いがおいらには関係ない。敵はひたすら倒すのみ。そう教わってきたからね」
玄心 「てめぇそれでも奪破の忍びか!」
陸丸 「おいらは奪破じゃなく、怒愚羅の忍びだ。蓮華さん覚悟はできてますか」
蓮華 「そんなもの、ここに来た時点でできています」
陸丸 「じゃあ遠慮無くいかせてもらうけど、せめて武器くらい持ってないの?」
蓮華 「武器ならございます」

蓮華 懐から団子の串を出して構える

沙智姫「何かと思えばただの串ではないか」
陸丸 「それは…」
蓮華 「あなたからいただいたお団子の串でございます」
陸丸 「そんなもの持ってても何の意味もないのに」
蓮華 「いいえ。陸丸様からいただいた美味しいお団子の串です。ご恩を忘れないためにもずっと持っておりました」
陸丸 「…」
蓮華 「私には亡き息子がおります。生前は貧しさ故、何も美味しいものを食べさせてやれませんでした。あの日、陸丸様からいただいたお団子を息子の仏壇にお供えしたんです。するとその日の夜、夢であの子が美味しそうに、一生懸命お団子をほおばっていたんです。そして、美味しい、ありがとうってにっこり笑ったんです。それも陸丸様から美味しいお団子をいただいたおかげです。今日はそのお礼がしたくてうかがったのです…。ありがとうございます。ありがとうございます…」
陸丸 「あんな団子…」
時雨 「そうだな。あんな団子。お前がこだわりを持ってた、あんな団子」
陸丸 「…」
時雨 「どうりで味が今いちだったわけだ。だって本当はこだわりなどなく、適当に作っていたんだからな」
陸丸 「そんなことはない」
時雨 「いや、どうせ団子を作りながらも、別の事を考えていたんだろう」
陸丸 「違う。本当にこだわりを持って!…いやもうそんなことはどうでもいい…。もうすべて終わりだ!」

陸丸 構えて忍術を唱える

沙智姫「さっさと始末しろ!」
陸丸 「ふぅー(気をためる)」
梢  「今よ!」

梢の声を合図にお霧が蓮華を抱え避難させる
梢 陸丸に攻撃 不意をつかれ陸丸倒れる

沙智姫「梢!何をしている!何事だ?!」

皆も何が起こったのかわからず呆然とする
そこに袖から声が

香代 「間に合ったようだね」
沙智姫「誰だ!」

香代 猛ダッシュで登場

ー・ー・ー・ー・ー・ー
というところまで。
いやー、面白いですね。
こんな展開になるんだ。
梢は仲間ってこと?
というか「梢」って名前『非がつきそうな日常』にも登場しましたね。
思い入れがある名前とかでもありませんけど、どうしてでしょうね。
次で終われるかな?
まあ今月中には終わりますね。
ではまた来週♪

サポートエリア?についても何もわかっておりませんm(_ _)m 感謝を申し上げればいいのでしょうか?当然そうですよね。ありがとうございます!!勉強します!!