10月一発目

皆さま、こんばんは。
今週は日曜日noteになりました。
ただ忘れていただけです。
来週、というか今週は金曜日noteを誓います。
というわけで続きをどうぞ♪

ー・ー・ー・ー・ー・ー
○幕府の一室

沙智姫と梢 話をしている

沙智姫「何?伊賀と甲賀が潰し合いを?くくく。想定以上の展開だ」
梢  「あと、例の巻物も見つかりました」
沙智姫「何?!本当か」
梢  「は。空角(くうかく)から連絡が入りました。奪破の玄心という者が所持しているようです」
沙智姫「矢張りやつらが持っていたか。すでに術は使えるのか?」
梢  「いえ、まだそこまでは至ってないようです」
沙智姫「そうか。ならば習得する前に巻物を奪い取るんだ。邪魔する者はすべて潰せ」
梢  「は(はけようとする)」
沙智姫「待て。矢張り、わらわも行こう」
梢  「沙智姫様」
沙智姫「機は熟した。今が決着の時だ。失敗は許されん。あの忌まわしい過去を消し去るためにも徹底的にたたきのめしてくれるわ。くくくく」

沙智姫 立ち上がる

めっちゃでかい(単純に背が高いか、衣装が十二単で紅白の小林幸子みたいな感じか)

梢  「でかっ!」
沙智姫「行くぞ」
梢  「は…」

暗転

○奪破の長屋

明転 時雨 お霧 板付き 時雨考え事をしている

時雨 「…なあ お霧」
お霧 「うん?」
時雨 「アヤメは俺のことを恨んでるかな」
お霧 「時雨さん、そんなわけないでしょ。お姉様の事は時雨さんが一番よく知ってるはずでしょ」
時雨 「……うん。…しかし、何故老師は玄心に巻物を…?」
お霧 「確かに、そうね…」

玄心 大慌てで戻って来る

玄心 「時雨!お霧!支度をしろ!急げ!」
お霧 「どうしたの?!何があったの?!」
玄心 「吟蔵老師がさらわれた!!」
時雨 「さらわれた?!」
玄心 「これを見ろ!」

紙を見せる 老師をさらったという内容と怒愚羅の文字 陸丸 ひっそり登場

お霧 「怒愚羅…?」
玄心 「やつら生き残ってやがったんだよ…」
時雨 「やつら、老師をいったいどこに!(遠くの空を見る)あれは…?」
お霧 「え?(お霧も見る)」
時雨 「漆黒狼煙…。稲雨の森の方向だ!」
玄心 「まさか!老師!」

玄心  一目散に走り出す

陸丸 「待って!」
お霧 「陸丸」
玄心 「(陸丸を見て)何を待つんだ!状況わかってんのか!」
陸丸 「罠かもしれない」
玄心 「何だ罠って!変なこと言ってねぇで早くいくぞ!」
陸丸 「行ったら危ない!行っちゃダメだ…」
玄心 「てめぇ何わけわかんねぇこと言ってるんだ。恐いんだったらここに残って団子でも作ってろ!時雨お霧行くぞ!」
お霧 「う、うん…」
時雨 「…」

お霧 時雨 走って玄心のあとを追う

陸丸 「ついにこの日が…」

陸丸 長屋の側に置いてあった名刀を取って向かう
蓮華 回転式の隠し扉で長屋の中へ

蓮華 「入るタイミングを逃してしまった。しかし何やら大変なことに。私も奪破の一員、よし行こう!」

蓮華 あとを追う 暗転

○稲雨の森

明転 沙智姫と梢板付き 漆黒狼煙のあと

沙智姫「くくく、これでやつらはすぐにでもここに来るはずだ」
梢  「何故この場所を」
沙智姫「3年前、屈辱を味わった場所だ。ここで何人もの同士があの忍術の犠牲になった。ここであの日の借りを返す。そして全てをわらわの手中に治めるのだ」
梢  「怒愚羅の時代が訪れるのですね」
沙智姫「そうだ。この日のために、幕府に忍び込み時間をかけてこの地位までのぼり詰めた。すべてはこの時のため。邪魔な忍びどもを完全に排除し、この国を怒愚羅のものにするのだ」
梢  「…。他の者たちはどこに?」
沙智姫「森を囲むように配備してある。奪破は少数精鋭だが、念には念をいれてな」
梢  「沙智姫様は本当に用心深いお方だ」
沙智姫「屈辱からの教訓だ。あの時も、もう少し用心深くやっていればあんなことには」
梢  「…沙智姫様。つかぬ事をお伺いしますが…」
沙智姫「何だ」
梢  「暑くないですか?」
沙智姫「死ぬほど暑い」

暗転

ー・ー・ー・ー・ー・ー
というところまで。
最後の部分は笑いどころですね。
ちょこちょこ笑いも入れていて、結構うけてましたよ。
とは言っても、何度も言ってると思いますがそこまで覚えていません。
ただ、フェイスブックの過去の今日で見た時に、おおむね好評なのでおそらくそうだったと思います。願望込笑
ではまた金曜日に!

サポートエリア?についても何もわかっておりませんm(_ _)m 感謝を申し上げればいいのでしょうか?当然そうですよね。ありがとうございます!!勉強します!!