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コンカフェ

コンカフェに行ってきた。
メイドカフェには前回行った。ガールズバーにも行ったことがある(ただし、その時は友達と4人だったので、ガールズバーもいずれ一人で参戦したい)。しかし俺はコンカフェにだけ行ったことがなかった。
カウンターを挟んで、女の子と喋る。ほぼガールズバーと同じシステムだが、ガールズバーとは名乗っていない。メイドカフェとガールズバーのちょうど中間にあるような場所。それがコンカフェ。行くしかないだろう。

追記:ガールズバーも後日一人で行きました。


コンカフェとは

コンカフェとは、コンセプトカフェの略である。
フェアリーだのマーメイドだの、彼女だのとそれぞれの店がそれぞれのコンセプトで営業している。
つまるところ、メイドカフェもメイドというコンセプトカフェであって、そこを本来区別するものでもないのだろうけれど、なんとなく棲み分けされている気がする。
メイドカフェはいわゆるファミレスのようなテーブル席型の店内で(カウンターが併設されているところもある)、そこにメイドがやってきて接客してくれる。その間ちょこちょこ話す。ずっとついてくれるわけではない。
コンカフェは基本的にカウンターのみの接客で、女の子にドリンクを入れると基本ずっと目の前にいてくれて、お喋りをしてくれる。
ガールズバーも基本システムはコンカフェと同じ。ただしコンカフェに比べるとより飲み屋ヅラをしている。アルコールが前提みたいな。その結果、やや夜の匂いが香っているし、良い言い方をすれば夜に造詣の深い女の子もコンカフェに比べると多いような気がする。
コンカフェは弱者男性向けの施設だが、ガールズバーは陽キャもウェルカム。
とはいえこの辺の線引きは曖昧で、今回行った店もアルコールを取り扱っていたし、ガールズバーだからと言って絶対にアルコールを飲まないといけないということもなければ、カウンターしかないメイドカフェも存在すると思う。
前置きが長くなったけれど、何はともあれ、俺は今回ここでいう「コンカフェ」に行ってきたのだ。

秋葉原へ

メイドカフェに行こうと思ったら、秋葉原がやはりメッカだと思うのだけれど、コンカフェは探すと結構どこにでもある。
あるのだが、やっぱり行くなら秋葉原だろと思い、メイドカフェと同じく秋葉原に降り立った。
メイドカフェに行こうと思って秋葉原へ赴いた時と同じように、客引きで立っている女の子たちの前を歩いてみるが、ついついカッコつけて素通りしてしまう。

メイドカフェに1人で入るというのはなかなか勇気のいることだった。

客引きと目が合って声をかけてもらったのに、まるで興味のないフリを何度もしてしまった。

「大丈夫っす!そういうんじゃないんで!」みたいな顔をして、何度メイドを素通りしてしまったことだろう。本当は行きたいのに。愚かな男。

メイドカフェに行った時の引用
https://note.com/hatsutaiken_note/n/n50326db4c87e

というか、客引きで立っている女の子ってちょっと話しかけにくいんだよな。
なぜならルックスが本当にピンキリだから
1番手前に立っている女の子がタイプだったり激カワだったら、その子にスッと話しかければいいんだけれど、そうでない場合同じエリアに密集して女の子たちは突っ立っているので、可愛くない子素通りして可愛い子に声をかけるという行為に気が引けてしまう。
あと万が一にもワンチャンを狙う場合、その行為そのものの印象もすごく良くない気がする

そんなこともありまたもや2周ほどコンカフェ嬢密集エリアをうろうろしてしまった結果、少し離れたエリアまで歩き、比較的単独で立っていて顔のいい子に声をかけることにしようと考えた。
すると程なくして、透明感のある綺麗な女の子を発見。
「ここはコンカフェですか?」と聞くと「そうです」とのことなので、彼女についていくことにした。

結論、そこのコンカフェは「別荘」というのがテーマで、別荘にいるメイドというコンセプトらしい。メイドじゃねえか
ただ、期待していたカウンタータイプの店内で嬢にドリンクを奢るといういわゆるコンカフェシステムだったので問題なし。
まあせっかく行くならメイドじゃないとこの方が良かったけれど、顔で選んだ俺が悪い。

ちなみに声をかけた女の子はどえらい美人だった。
イメージでいうと井桁弘恵をさらに透明にした感じ
聞くとまだ始めて一週間だという。
19歳だと聞いてかなり驚いたのだけど、確かに秋葉原のコンカフェだと、そのくらいの年齢層が多いのかもしれないなと今これを書いていて思う。
ガールズバーならメインの年齢層はもう少し上がるのだろうが、わざわざメイド喫茶でもなく、ガールズバーでもなくコンカフェを選んでいるのは、20歳になってお酒を飲めるようになるまでの繋ぎなのかもしれない

コンカフェにて

さてお店に入ると、すでにおじさんが二人いて、一人ずつコンカフェ嬢に接客を受けていた。
ガールズバーよろしく「飲み放題3000円〜」みたいなシステムかと思っていたのだけれど、チャージ料1時間分とワンドリンク必須という比較的リーズナブルな料金設定だった。
「よかったら井桁ちゃんもどうぞ」と1000円のドリンク(ソフドリ)を入れて会話がスタート。

井桁ちゃんはお喋りはあまり上手な感じではなくて、上手な感じではないというか、どうも会話の間が俺と合わなくて、会話はしているし言葉は交わしているんだけれど、会話の中身はお互い一方通行みたいな感じだった。
そういえば、自分から名前も名乗らなかったし、俺の名前を最後の最後まで聞いてこなかった。入って一週間だからまだ慣れていないのか、そういう子なのかはよくわからない。それでもぶっちぎりで可愛いというだけで許せてしまうから、男ってバカな生き物だよなとつくづく思う。
ただ別にやる気がないとか、後ろ向きな感じとかではなく、自分の好きなことを楽しそうに話してくれたりもしたし、まあ単純に人間としてコミュニケーションの相性が合わなかったんだと思う。
楽しくはなかったけど、つまらなくもなかった。顔の可愛さでややプラス
好きな女性アイドルの話を聞かせてくれて、推しの写真を見せてくれたけど、お前の方が全然可愛いだろと思ったりした

1番気になったのは、女の子に入れたキャストドリンクの飲む早さだった。
結論から言うと、1000円のドリンクを7杯くらい奢った。1時間で。
ドリンクのサイズはショットグラスを大きくしたくらい。まあ湯飲み茶碗より少し小ぶりなイメージ。
一言喋るごとにぐいっと飲む。また一言喋ってぐいっと飲む。
そんな野暮なこと言いたくなかったけど「飲むの早くね!?」ってさすがに言っちゃった。というか思わず出ちゃった
コンカフェは初めてだし、ガールズバーも一度しか行ったことがなく、その時は4人で入って誰も頑なに女の子にドリンクを入れなかったので相場がわからないが、こんなものなのか?
まあ、それがバックとなって彼女たちの懐に入ってくるわけだから、それがコンカフェ嬢としての努力と言ってしまえばそれまでだし、そのドリンクを入れることでお話ししてもらえるというのが事実上のシステムなわけだから、こちらにどうこういう権利はないのだが、もう少し上手くやってくれんかなあというのはすごく思う。
メイドカフェの時もこれは思った。露骨すぎる、と。
もう少し隠せ、と。
他にも「○○日にアイドルイベントがあるから来てよー」と誘われ、なんでも普段と衣装が違う特別なイベントの日なのだそうで「何するの?」と聞くと「それは来てからのお楽しみ」と言う。
帰りしなポイントカードを渡されたので「たまると何があるの?」と聞くと「いいことがあるよ」と言う。

行かないって、それじゃ。
何もわからねえもん。

とまあそんなわけで、せっかく可愛いのだから、目先の銭より沼らせて長期で金むしり取った方がきっとお互いwin-winなのになーと思いながらも、コンカフェという実績解除のためにやってきた俺はどうせなら目一杯楽しみたく、ドリンクがなくなる度に「おかわりどうぞ」とドリンクを入れてしまうちょろ男に成り果ててしまっていたのであった

結局お会計は1万円ギリいかないくらい。
しつこいようだけどルックスはぶっちぎりで可愛かったし(真面目に乃木坂とかでも余裕でやっていけると思う)一つの経験としてのコンカフェだったので、まあ文句はないけれど、普通にコンカフェに行くと仮定したら一回1万円はやや高くついたなーという感じ。

余談

先ほども書いた通り、店にはすでに二人のおじさんが入店していて、それぞれに一人ずつコンカフェ嬢がついていた。
多分、二人とも常連なのだが、一人のおじはなぜかコンカフェ嬢に長時間放置されていたし(理由はよくわからないけれど、なぜかコンカフェ嬢が外に行ってしまい、もう一人の嬢に「全然帰ってこないね」と声をかけられていた)もう一人のおじは俺が井桁ちゃんと喋っているのに(自分の目の前には専属のコンカフェ嬢もいるのに)、なぜか井桁ちゃんのチェキを注文し俺から井桁ちゃんを奪い去るというスーパープレーを炸裂してくれた。おもろすぎる。
こういうのって、別にルール違反とかではないんだろうけど、なんとなく雰囲気で察するもんだろうに、そういうの平気でやっちゃう感じが、マジで弱者男性だなという感じがする。
ちなみに井桁ちゃんはチェキ撮ってチェキにメッセージ書いたら速攻戻ってきた
おじを放置しちゃう感じとか、俺が井桁ちゃんにドリンクを入れてたからとはいえチェキ撮ってメッセージ書いたら速攻戻ってくる感じとか、尋常じゃないペースでドリンク飲む感じとか、俺を含め客が無茶苦茶舐められてて最高だった
コンカフェにホスピタリティなんて求める方がお門違いなのはわかってるんだけど、まあ、そういう世界だよねという感じ。

最後に〜コンカフェはワンチャンを狙えるのか?〜

メイドカフェと同様に、コンカフェもまずは通わないと厳しい
その日のうちにどうにか、というのはまず無理。
というのも、メイドカフェ記事の繰り返しになるが、どうしてもオープンな空間なので、踏み込んだ会話が一切できない。今回は嬢が19歳だったので下ネタなんてそもそも論外だったが、19歳じゃなかったとしても他の客や嬢のいる前で下ネタ言う男なんて最悪すぎる(逆に多少の下ネタは許容してもらえるという点でガールズバーには強みがあると思う)。
結局上辺の会話で親密になることは事実上不可能で、そうすると単純接触機会を増やして、親密度を上げていくしか取れる選択肢がない
なのでよほど仲良くなって、連絡先を交換したり、連れ出すなどして相手の心に踏み込んでいく方法を取らざるをえない。
たまたま一人しか店にいないみたいなタイミング(そんなタイミングがあるかしらないけど)を期待するのか、自分がめちゃくちゃ嬢のタイプの顔であるという奇跡にかけるくらいしかワンチャンの可能性はないだろう。

コンカフェ嬢と付き合いたいという軸で考えるならば、今回ついてくれた女の子は通ってでも落とす価値があるくらいの美人だったので、よほどその嬢を気に入ったなら通ってみるという手もなくはないが、やっぱりコンカフェはメイド喫茶に比べると金がかかる。
だったらメイド喫茶でお気に入りの嬢を見つける方が、安上がりだと思う。
本気で探せば、リーズナブルに通えてエグい可愛さの女の子はいると思う。
どう考えてもガールズバー→コンカフェ→メイドカフェの順に稼げなくなっていくはずなので、通ってでも落としたくなるほど可愛い子を探す難易度は、安さに比例して上がっていくのだろうが。

総じて、コンカフェはメイド喫茶とガールズバーの中間に位置するだけあって、すごく中途半端な立ち位置の業態だなと感じた。
弱者男性の女性との接触機会と見るならばメイド喫茶で十分だし、何かを期待するならば、ガールズバーに行った方がよい

また行…かない。

何度も出てきたメイドカフェの記事よろしければどうぞ。


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