札幌

高校、専門学校の同級生だった友人の結婚式で札幌へ。
東京に行ってしまった高校の同級生も何人か出席していて久しぶりに会えて昔みたいにゲラゲラ笑えてとても楽しい結婚式だった。

夜はまた別の友人とご飯を食べに。
その人達もまた数年ぶりに会う友人達でお互いの現状など話す。なかなかシビアで大変そうだった。
数年前までだったら話しを聞いて感情移入したのち勝手に落ち込んだりなんだりしていたけど、今回色んな人達と色んな話しをしたけどそれはそれで元気にやれているのであればオッケーで、俺がとやかく言えることじゃないなと思えるようになった。

高校の友人達や夜に会った友人達は地元を離れて今は札幌だったり東京に住んでいる。
自分の生まれ育った街から出て生活を築いている。
自分は実家暮らしで一人暮らしもした事もないし地元から出て住んだことももちろん無い。
だからなのか旅行で札幌や東京など都会に行ったときに凄く考える。
すれ違う人達、マンションのベランダに干している洗濯物を見るとこの人達は確かにここでこの街に住んでいて生活を営んでいて、自分の好きな場所が生活があって、人がいるんだ。
いつも札幌や東京に行くと必ず思う事を今回の札幌でより強く思ったし、早くこのよくわからない感情に名前とか欲しい。

そんな事を考えながら狸小路を抜け、すすきのからホテルまでの道をこの曲を聞きながら歩いた。