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25周年目のCoccoが最高潮って皆さんご存知?

はいこんにちは、初期のCoccoさんと中学生って最高の相性であることは皆さんご承知の通りかと思いますが、無事に中学時代にハマって以来20年近く大好きなアーティストであり続けるCoccoさんが、最近いよいよすごいんだぜって話をさせていただきます。

普段は読書ブログをゆるゆるやっております:https://sunset-rise.com/
ツイッター:https://twitter.com/hatsune_ss

まずは記憶の掘り起こしから

皆さん(※ここではアラフォー以上の方に呼びかけています)の中でのCoccoさんの印象ってどんなものでしょう?

「裸足の歌姫」「Mステで走って逃げた」「白いワンピース」「メンヘラ」「黒髪ロングでヘドバン」「なんか腰振ってる飛魚の歌」「突然の活動休止」

こんな感じでしょうかね。
そうですね、全くその通りだと思います。

あまりにもこの時の印象が強すぎるというのは、もしかしたら今のCoccoさんにとっては足枷なのかも…?すら最近思うのですが、実はデビューから活動休止までは、たった4年の間のことなのです。
※1997年に『カウントダウン』でデビューし、2001年の11枚目のシングル『焼け野が原』で活動休止

そこから21年後のCoccoさん、今が最高潮なのでは…?と古参のファンが思う仕上がりになっています。

以下、昔のも当然いいけどもっと今のCoccoを聴いてほしい〜!というピュアな下心で、新旧Coccoさんをご紹介させていただきます。(ぺこり)

※先に謝っておきますが、音楽には全然詳しくありませんすみません。好きなアーティストはCoccoとさだまさしと中島みゆきです。

Coccoさん今昔:メンヘラ歌詞×オルタナ=病みつき

活動休止前時代のCoccoさんの特徴といえば、「ちゃんと眠れてる?」と思わず心配してしまう歌詞とゴリゴリのバンドサウンド、白いワンピースを纏った痩身の女性が黒髪を振り乱すライブパフォーマンスですよね。

その歌詞は、男女の恋愛から派生した愛憎や死を想起させる表現が多く見られ、一曲を通して一つのストーリーが語られる作りになっているものも多いです。

例えばデビュー曲の「カウントダウン」の歌詞はこんな感じです。

さぁ 立ちなさい
撃ち殺されたいの?
その鼻をへし折って
倒して蹴り上げるわよ
言い訳が見物だわ
今さら何を言っても
遺言だけど
(中略)
3つ数えるまでに
天使に会える
さぁ 目を閉じて
撃ち殺してあげる。
3.2.1

https://www.uta-net.com/song/14455/

あっ、カウントダウンってそういう……(察し)
となりますよね。

また、「幸わせの小道」という印象的な曲があります。

彼女は 深い森の奥
軽やかに 風に揺れながら
茶色い やわらかい髪を
太陽に 遊ばせていた
運命的に若者は恋におちた
街へ連れ去り 一緒に居られたらと
愛を語った

https://www.uta-net.com/song/14459/

こんな調子で始まる男女の恋が、随分と可愛らしいメロディーとまっすぐな歌声で語られる一曲です。
聴き心地的には童話や御伽話のような印象なのですが、全編通しで聴いてみるととんだバッドエンドを迎えてしまうのです。ぜひご一聴を。

また、Coccoさんといえばライブがすごい!これも定番ですよね。

休止前のライブパフォーマンスもぜひ見ていただきたいのですが、公式だとこの曲しか無かった…

「風化風葬」です。
しっとり系なのでヘドバンは無いのですが、薄っぺらな身体や、手振りや体の傾き具合から不安定さが滲み出てきて、目が離せなくなります。

この曲も、歌詞にもぜひご注目いただきたい!
ストーリーというほどの流れはありませんが、誰かとても大切な人との望まない別れが、痛ましいほどに悲しく優しく歌われています。

でも大丈夫
あなたはすぐに
わたしを忘れるから

https://www.uta-net.com/song/36740/

注目なのはサビの最後に歌われるこのフレーズ。
1番2番3番とでちょっとずつ、具体的には3音ずつ言葉が変わるのですが、その変化が、すっごく、切ない!(関ジャム的プレゼン)

今聞いても、油断してたら泣いてしまいそうです。

Coccoさん今昔:まるで印象派の画家のように

さて、裸足で駆け去ったCoccoさんは約5年後の2006年に「音速パンチ」というカッチョいい曲を引っさげて音楽シーンに帰ってきます。

(いつも思うけど、音楽シーンのシーンって何?)

トレードマークの長い髪をバッサリ切り、白いワンピースから真っ赤なドレスに着替えて。

音速パンチ、とにかくイントロのギターのジャカジャカがかっこいいですよね。
Cocco史上最高イントロかも。

その後も、コンスタントにシングルやアルバムを出し続けて行きます。
ドラマ主題歌!やCMソング!のように地上波でガンガン流れる機会は無かったので、やはり皆さんの印象は活動休止前の方が強いのかもしれませんが。

でもでも!タイアップも楽曲提供もこんなにやってるんですよ〜〜!(声を大に)

■タイアップ

blue bird:映画「ヴィタール」
今日までそして明日から(吉田拓郎カバー):NHK「飛び出せ!定年」
甘い香り:映画「遠くの空に消えた」
ハレヒレホ:NHK「ど〜する?地球のあした」
ジュゴンの見える丘:テレ朝「テレメンタリー2007 “人魚の棲む海〜ジュゴンと生きる沖縄の人々〜”」
ニライカナイ:テレ東「JAPAN COUNTDOWN」、TOKYO FM「Green Monday」
やぎの散歩:映画「やぎの冒険」
十三夜:OCSテレビCM「沖縄への感謝 海・珊瑚篇」
ドロリーナ・ジルぜ:舞台「ジルゼの事情」挿入歌 ※Coccoも舞台に出演!
snowing:映画「最後の命」
コスモロジー:映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」主題歌 ※岩井俊二監督!
何もなかったように:映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」挿入歌 ※Coccoも出演!
楽園:Kagg.jpテレビCM(沖縄編)

ウィキペディアをもとに加工

■楽曲提供

alan「群青の谷」(詩、曲を提供)
玉城千春(Kiroro)「Honey」(歌詞提供)
Aimer「眩いばかり」(詩、曲を提供)
岩崎宏美「つめたい火傷」(詩、曲を提供)
清原果耶「今とあの頃の僕ら」(詩、曲を提供+プロデュース)

ウィキペディアをもとに加工

岩井俊二作品に出たり、舞台に出たり(もちろん見に行きました←自慢)、Aimerさんや岩崎宏美さん、おかえりモネのヒロイン・清原果耶さんへの楽曲提供などなど、精力的に活動されているんですよ〜!
知って〜!(飾り気のないまっすぐな欲求)

※言うて岩崎宏美さんに楽曲提供してたの知らなかったので後で聞いてみます。(公式から宣伝なかったよな…?)

さてさて、精力的に活動しているCoccoさんですが、曲の傾向が活動休止前と後とでは大きく変わっているように感じます。

活動休止前は、打ち付けるような激しいサウンド、あるいは一転して可愛らしい旋律、はたまたスケールの大きな優しいメロディーのほぼ3択であり、かつストーリー性を感じる歌詞が多かったのですが、活動休止後はよりメロディーの幅や音楽としてのジャンルが広がり、歌詞の抽象度合いがグッと増しました。

わたしは長らく歌詞考察オタクでもあったので(※引退したかのような書き方をしてしまいましたが現役です)、休止前の歌詞の方が好きだったなぁ…やっぱり昔の曲の方が好きかも…?と思うこともあったのですが、今は最近の曲の方がずっと好きです。

もうこれは断言できます。最近の曲、めっちゃくちゃ良い。

それは印象派みたいなことなんだな、と思い至ったからでした。

1860年代にマネは、奥行きがない空間や陰影に乏しい人物をあえて描くなど、従来の描き方を大きく逸脱した作品を発表し、絵画の新時代を開きました。
同じ頃に、自分の目に映った印象を画面にそのまま表現しようとしたのが、モネやルノワールです。
当時、フランスの美術界の中心だった芸術アカデミーの教育に疑問を持った彼らは、独自の展覧会を1874年に開催します。
そこで展示されたモネの「印象・日の出」は、批評家から「まるでスケッチのようだ」と酷評されました。
しかし、一般の民衆はモネら印象派の画家たちの絵を好意的に迎え、画家たち自身も「印象派」の名を使うようになっていきました。

https://media.thisisgallery.com/20190229

印象派という派閥(派閥?)が確立されるまでの芸術界は、宮廷や色んなお金持ちに出資してもらって絵を描くことが一般的だったため、彼らパトロンたちのために書かれる保守的で写実的な絵画が主流でした。

そこから、個性的な表現を求めたマネやらモネやら…といった画家たちが、空が綺麗〜!とか、色が綺麗〜!とか、光の反射すご〜い!とか、描き手の知覚を表現し始めたのが印象派の始まりであり、特徴なのです。(だそうです)

印象派が重要視するのは、人物の理想像や神話などの空想的な主題をあたかもそこにあるかのように描きだす写実主義と異なり、いうなれば描き手の画家の知覚を鑑賞者と共有することです。
光や色など、私たちが見えているものは必ずしも他者と同じではなく、個人の視覚には微妙な誤差があります。よって、印象派絵画を鑑賞することとは、描き手の見た景色を追体験することだといえるでしょう。
そして、視覚と共に感情的な表現も印象派には現れています。かいつまんでいえば印象派とは、個人が独占し得る視界と感情を他者と共有することのできる画期的な絵画なのです。

https://muterium.com/magazine/column/impressionism-about/

話を元に戻して……
最近のCoccoの歌詞は、一見しても、というか何度読んでも主題やテーマ、メッセージを明確に感じ取ることは難しいのですが、代わりに”感覚”や”雰囲気”で伝わってくるものが多くある、と思うのです。

さながら印象派のように。
光が綺麗だと、花が咲いていると、あなたに会いたいと。

変わらずダークな歌詞や曲調の曲も多いのですが、どちらかといえば、自由や赦し、大丈夫だよと呼びかけるような歌が多いと思います。

Coccoさんが得た感覚や感情のカケラが素直に発せられているんだな、と思いながら聴いています。

最後だと言って
こんな朝は
最後だと決めて
あんな夜は
星のない闇は

手放して
手繰り寄せて
縛りつけて
今はもう

果てしない
痛みも
時が癒す
だろうと言う

わかってて恋って
とうに気付いてたって
私のここは
潮風に沁みるの

潮満ちぬ

例えば「潮満ちぬ」、大好きな曲です。
歌詞を読んでも何が何やらですよね。わたしもです。

でも、痛みを乗り越えて強くなっていくことを肯定する、応援するような曲なのだろうな…と、曲を聴くと感じ取れるのです。

この曲のリズムや爽快感、2番Aメロの声の優しさ(細かすぎる)が大好きです。

久々に聞いた方は、Coccoってこんな曲も歌うの!?素敵!ってなるはずですお試しあれ。

Coccoさん今昔:SNSとYoutubeチャンネルも好き〜!

かつてはインターネット嫌いを公言していた記憶があるのですが、Coccoさん最近はSNS等で自ら発信されることが多くて、ファンとしては嬉しい限りですね。

ツイッターは文字数もあるのでシンプルに告知が多いです。

フェイスブックは本人が長文で書くことが多くてファン垂涎って感じです。

インスタはフェイスブックとツイッターの中間という印象。

Youtubeはプライベートチャンネルも!お料理動画が特に好きです。

短めのだとこの動画。

長くて良ければ、この動画が一番好き。静かな動画で、何回も観ています。

最近の曲でオススメがたくさんあります

おすすめ曲、キリがないほど沢山あるのですが、せっかくなのでいくつか紹介させていただこうと思います。
活動再開後にリリースされたアルバムから1曲ずつ選んでいきます。
公式Youtubeで曲もたくさん配信してくださっているので貼っておきますね。ぜひお試しあれ。

愛うらら(ザンサイアン)

フェスのイメージがとっても強い曲です。

(言うて野外フェス行ったことないけど…ロッキンで歌っている動画を見たので……)

CDで聴くと正直なところ普通にいい曲だなって感じなのですが(失礼)、ライブ版がめっっっっちゃかっこいい!!

家にあったライブDVDを全て確認したのですが、残念ながら円盤化しているライブツアーでは演奏されていないみたい……ザンサイアンツアーが未発売なので……なんてこった。

雨水色(きらきら)

是枝監督撮影のドキュメンタリー映画「大丈夫であるように」のなかでこの曲が歌われた時に、テロップで“大阪姉妹殺人事件をきっかけに作られた曲”的な紹介がありました。

それを踏まえて聞くと、もう……何回聴いても悲しくて胸がいっぱいになります。

何を歌おう
君に何を歌おう
泣きたい僕には
光が滲む
愛を歌おう
どうか手を合わせるよ
旅立つ君には
何をあげよう
泣けやしない花に
雨水色

4×4(エメラルド)

全編英詞、弾き語り調です。お声がね……お声が切ないんよ……
おそらくお父様との思い出を歌っておられるのだと思います。確かそんな話をどこかで聴いた気がする。

now I can start to learn
how to be happy without you
(今やっと学んでいくの
あなたなしでどうやって幸せになれるかを)

自分に言い聞かせるみたいに「how to be」が重ねられるところが、もう……好き。(語彙なし)

コスモロジー(プランC)

こちらは先ほどもちょっと触れましたが、岩井俊二監督作品・映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」の主題歌なので、最近の楽曲では一番世間的に浸透しているのではないかな?と思います。

※ちなみにリップヴァンウィンクルの花嫁、見なきゃ見なきゃと思いつつ今だに未視聴……

なんとなくおやすみって言ってもらっているような優しくてちょっと切ない歌い方が必聴ポイントです。

だから今だけ
聞いていて
あなたへの歌を

だから今だけ
言わないで
”愛してる”なんて
そんな大きな世界

プランCは「ドロリーナ・ジルゼ」や「ハミングバードと星の砂」も大好きです。(一曲縛りどこ吹く風)

楽園(アダンバレエ)

ちょっと思想強め(沖縄のことを歌っているので)なのですが、超・名・曲です。

音楽のことはよく分かりませんが、ストリングス?やピアノの音色、2番から伴奏の音が増えていく演出……全てが調和している……となります。

youtube公式チャンネルに楽曲解説が載っているのですが、「低く戦闘機が飛んでいるのを想像して弾いてくれと言った。青いとっても綺麗な島に、でも低く戦闘機が飛んでいる風景を話して、みんなに演奏してもらった」と言っていて、それを踏まえて楽曲を聞くと、ああ……となります。


空が遠くなって
青が淡くなって
指先に
約束はなくって
時が過ぎただけ
瞬いて

ハワイ行った時にずっとこの曲が頭の中で鳴っていました。きっと沖縄に行った時にも、この曲を聴きたくなると思います。
楽園には悲しい歴史がつきまとう、いまもそれが続いていることを思い出させる、切ない一曲です。

ちなみにこの曲はCoccoにしては珍しく、ライブ版よりCD版の方が良いように感じます。ぜひご視聴を!

アダンバレエこそ名曲揃い、というか噛めば噛むほど味のでるスルメアルバムなもんで、「愛しい人」「すみれ色」「有終の美」「ひばり」も、その他の曲も大好きです。
ライブツアーDVDも、一番視返しているかもなぁ。

フリンジ(スターシャンク)

うわ〜スターシャンクも選ぶの難しいなぁ(ニチャつく)
悩みましたがここはフリンジにしました(ニチャニチャ)

バンドサウンド〜って感じの構成(いや、よく知らないのですが)でAメロのドラムがカッコいいのと、サビでずっと韻を踏むというか、ずっと「て」を重ねるのが呪文の重ねがけ(?)みたいで強いです。

大人になって
いつの間にかこんなザマで
会えなくなって
でもまだ生きてて
覚えてるって
大きな声で
届けてなんて
わがままだって
百も承知で

「強い瞳でまっすぐ前を見つめて、二本足で大地を踏みしめます」みたいな歌だ(?)と思ってます。

青葉(クチナシ)

クチナシだと先程紹介した「潮満ちぬ」が一番好きなのですが、次点はこの「青葉」です。

合唱曲仕上げなのですが、未来ある若者を見守りたいというCoccoのやさしい願いが込められているのを(勝手に)感じます。
ひと匙の悲しい未来と別れと、それ以上に溢れる愛が響く歌に聴こえます。

遅れて届いても贈り物
焦がれて膨らんだ喜び
早く抱きしめたら温かい
叶うこともあると伝えたい

このですね〜、「遅れて届いても贈り物」ってところがちょっといたずらっぽく歌うのがかわいいんですよね〜。(勝手に感じ取りすぎている)

合唱曲とCoccoのまっすぐ伸びやかな歌声って、とっても相性がいいと思います。いろんな合唱曲歌ってみてほしい。

このMVとっても良くて……特にお子さんいる方は確定で号泣なのでは??

星の子ら(プロム)

最新アルバム「プロム」は全曲有名アーティストとコラボという新しい取り組みで、それぞれ多方面からCoccoの魅力が引き出されていて良きなのですが……

イチオシは亀田誠治コラボ「星の子ら」です。

なんだろな……魅力を説明するのが今日ご紹介した曲の中で一番難しいのですが……

曲調と声のやさしさ……?
歌詞も正直訳が分からないのに、
全てが組み合わさると胸が締め付けられるのです。

If I had a brother
If I had a sister
Am I reaching for the stars?

もし兄がいたら、もし姉がいたら……わたし高望みしてる?
という歌詞。

(Am I reaching for the stars?、星に手がとどく的な意味かと思ったら、星を取ろうとする=高望みする、という意味らしいです。勉強になる〜!)

なんのことかサッパリな訳ですが、何かを望み何かを問いかける、切々とした歌声が頭から離れないのです。ぜひご一聴を!

Cocco Live Tour 2022 “プロム”千秋楽行ってきました

2022年の6月7日、TOKYO DOME CITY HALLに行ってきました!(自慢)
セットリストは以下の通りでした。ほぼ最近の曲!

  1. White dress

  2. ひとひら

  3. コバルト

  4. True Lies

  5. アイドル

  6. ラブレター

  7. ままいろ

  8. 結い

  9. 恋い焦がれて

  10. 女一代宵の内

  11. PROM

  12. 潮満ちぬ

  13. 新曲

  14. 夜喪女

  15. Rockstar

  16. 光溢れ

  17. 7th floor

  18. 嵐ヶ丘

  19. L-O-V-E

  20. 星の子ら

もうですね、本当にね、最高でした……!
MCで自ら「サービス精神のないセットリスト」みたいなことをおっしゃっていたのですが、もう長年ライブに通い詰めている古参ファンからすると、ライブだからこそ聴けるアルバム曲だったりクセ強アレンジ曲を望んでる訳でして…!

そんな奥底の願いをたっぷり満たしてくれたライブでした。
毎回こんなセトリでお願いします。そう願わずには要られません。
(というのを訴えたくてこの記事を書いたところもあります笑)

円盤化しなさそうなのがとても悲しい……資料用に録画されていたようなので、何卒それをダウンロード版で売って欲しい……お金なら積むので……

特に印象に残ったのが、未音源化曲である「7th floor」でした。
2020年に行われた配信ライブにて初めてお披露目された、爽やかな名曲なのです。

今回のライブでは、歌いながらCoccoさんが涙声になっていたので「なんかめちゃくちゃ思い入れのある曲なのかな…?」と気になっていたのですが、後日ご本人のFacebookで触れられていました。

戦争中にツアーをしていた。 そうか、そうでないか、と問われたら、 そうだった。戦争中にツアーをしていた。 沖縄が本土復帰50年を迎える2022年、 21世紀の世の中で戦争が勃発していて、 そのニュースを横目に、ツアーをしていた。 ツアーが...

Posted by Cocco on Wednesday, June 22, 2022

『”誰か”に「自分を責めないで」と言う歌だと思っていた』
という言葉も胸に刺さります。なんてやさしい人なのだろうと。

はァ〜〜プロムライブツアー、音源化してほしすぎる😫😫

結びのことば

プロムパーティー、最高に良かった…と感傷に浸る間も無く、とっても嬉しいお知らせが公式から出ました!(やんややんや)

25周年ベストツアーやってくださる〜〜!!

https://www.cocco.co.jp/information/757/

正直、心の底から今のCoccoが好きなので、ベスト版的な構成ではなく、ライブでの演奏頻度が低めの曲(すなわちマイナー曲)をやって欲しい!と強く思っているのですが、Coccoさんのサービス精神はありがたく受け取らせていただきます。東京と横浜申し込みます。頑張ります。ありがたや。

この記事を読んで、もし「Cocco久しぶりに聴いてみようかな〜」と思われる方がいらしたらとっても嬉しいのですが、そういう方にはぜひぜひライブ参戦をオススメしたいです。

新旧どちらのCoccoさんも楽しめるであろうベストツアーなんて、タイミング的にはぴったりですよね!そして度肝抜かれてもらって、内臓丸ごとライブ会場に置いてきていただきたいです(?)。きっとそうなります(なるか?)。

残念ながら人気すぎてチケット完売状態なのですが(わたしも粘りに粘って横浜の立ち見席をゲットしました…!)、「其の1」と銘打ってあるので第二弾、第三弾に期待しましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


最後までお読みいただき有難うございました。ついつい毎回長文になってしまい、読みにくい記事にも関わらず…(五体投地) スキやフォロー、サポートいただけるとモチベが上がりますので、気に入っていただけましたらポチッとお願いいたします!