2019年の総括。

こんばんは。父ノ背中はつめです。
私実は、数年前から一年の総括をいろいろなSNSに投稿しているのですが、今年からnoteに書き溜めていこうと思います。

発掘できた過去のまとめをいくつかまとめておきます。
文章の若さにビビるんですが、よかったら見てみてください。

ちなみに私はこの総括を書くにあたって、過去の総括を読み返してはエモ委気持ちになっています。

2016年(総括ではないかも)
https://ameblo.jp/hrmkhtm/entry-12199125119.html

2018年(コミュニティの一番最初の投稿にあります)
https://www.youtube.com/channel/UCq1FEiGmyh-52yYGeOMTVLA/community?view_as=subscriber

さて、2019年ももう残すところあと一か月ですね。
皆さん、2019年はどんな年でしたか?

私はというと、実はとても極端で、プライベートではぐちゃぐちゃになり、お仕事はめちゃくちゃ順調というわけのわからない年でした。
まずはじゃあ、お仕事の事から行きますね。

まず、父ノ背中に入ってから無事一年が経ち、自分の立ち位置を理解したり、新たなことに挑戦できたり、終いには大きな舵を切ることもできました。(これに関しては後で話しますが)

去年の総括では「今年も激動の年でした」とかなんとかいってますが、今年は例年に比べれば(お仕事は)安定の年だったのかなと思います。
安定といっても、留まっているわけではなくて、土台がしっかりしたから色々な方向に寄り道できたり、新しい道を開拓してみたりとか。

全く違う界隈の新しい友達ができたり、固定メンバーを組んでまたチームゲームに熱中したり、今まで忘れていた”人と出会うことの楽しさ”を身をもって感じました。ゲームは楽しまなければダメ。本当に、本当にそう思いなおしたきっかけがたくさんありました。

また、今年はたくさんの地方イベントに参加させて頂いて、マジで仕事で行った都道府県だけで桃鉄できるんじゃないかってくらい色々飛び回りました。いろいろな地域で私たちのような人間が呼ばれるって、すごいんですよ。5年前の自分に今年のSUICAとパスポートの履歴とか見せたらびっくりして死んじゃうんじゃないかなって思います。

こうやってお仕事が順調なのも、普段から私の事を見守ってくださっている皆さんのおかげで。いつも本当にありがとうございます。

さて、お仕事の中で触れなかった格闘ゲームについてですが、ここから触れていきますね。先ほど言った舵を切ったとはここの事です。

ご存じの通り、今年は3月のFinalRound2019(アメリカアトランタ)からはじまり、ラスベガス、シカゴ、フランス、台湾、そして韓国の大会へ半年間をかけて遠征しました。
夢だったの。CPTに回ることが。自分の実力を高く見積もりすぎているとか、周りの大人に甘えているとか、たくさん言われたけれど、本当にそう。
でも、どうしてもCPTを回りたくてね。
猛者しかいないのなんてわかってる。勝てないのだってわかってる。それでも、それでもトッププレイヤーに必死について行って自分を鍛えたかった。自分の実力を常に試し続けたかったのです。

でも、うまくいくはずなんてなくて、FRに行くときは
「今年一年、誰に何を言われようと自分の夢が叶ったのだから最終予選まであきらめないでいよう。絶対に自分の為になるから。」なんて思っていたのですが、9月のJapanPremierをもってCPTからドロップしました。

何でですかね。人ってやっぱり、どれだけわかっていても、負けると悔しいし、負け続けると弱っていくんですね。自分の体と心の弱さに本当に絶望しました。ここをやりきりたかった。耐えたかったなぁ。

8月のEVOが終わって、格闘ゲームをやるのが少し怖くなりました。
負けるのがとても怖くて、EVOでWinnersで負けた時も号泣していて(配信を見ていた方マジでごめんなさい)悔しくて泣いてたのもあるんですけど、負けることが本当に怖かったんです。またできなかった。誰かに何か言われるんじゃないか。叩かれる、日本勢で一番順位が低いんじゃないか。何か言われてしまう。そんな気持ちでいっぱいで。

その時気づいたんですけど、私もう自分の為にゲームができていなかったんですよね。自分が強くなるためにゲームができていなくて、誰かに叩かれないように、何か言われないようにゲームをしていたんですよ。
プロになるって、そういうことだと思います。それでいいのかもしれません。でも、それに自分のメンタルが耐えきれないほど消耗していてしまって別に、自分が落ち込んだり、悔しくて死にたくなったりするだけなら全然いいんですよ。自分が悪いんだし、プロの肩書を背負っているし。
ただ、負けて消耗することによって、自分の周りの友達や、大切な人たちの「頑張ったね、惜しかったね、よくやったよ」という応援すら、まっすぐに受け取れなくなってしまっていました。

もっと大人にならなければいけない、そういいだしたのは大体ここら辺から。

EVOが終わったあたりかな、LINEもツイッターもSNSをすべて消してもうこのまま消滅しようと思ったことがありました。その時にしっかりと道を正してくれた人がいて、本当にその人のお陰でなんだかんだ今もここにいます。
LINEを消した後に、てるしゃん(父背の代表)に泣きながら「もう嫌だ、もう仕事もゲームも大嫌い。やめたい。」って電話をかけたことがありました。でもその時、てるさんは「どんな選択をとっても、俺らは何も言わないしはつめの好きなことを全力でやればいいよ。俺らは見守ってるし。今年ツアーに回らせたのは、実績を残してほしいわけじゃなくてはつめの成長のためだから。そんなに考え込まないで。来年もまたあるんだから」って、今書きながらも泣きそうだったんですけど、その時本当に私は幸せだなって思いました。
ということで、夏ごろからストリーマーのような活動を続けています。
格闘ゲームやめたんですか?ってよく聞かれるんですが、やめてなんていないです。ただ、配信上でできていないだけ。配信してなかったらやってないって思うのやめろ!!!!!
ただ、今は実力向上というよりは、現状維持。という感じです。自分でも、大好きなゲームができなくなってしまったことがとても悔しくて、どうにか、どうにかまた今までのように楽しくできないかな。と試行錯誤しています。
また大会出たいな。また大会で一喜一憂したい。ぐちゃぐちゃになりたい。

格ゲーから少し離れてから、本当にメンタルが落ち着きました。
でも、落ち着いたせいで、こうなんというか、感情が平たんというか、つまんないな、って思います。
負けて泣いて、悔しくて頑張って、少しでも上手くいったら泣いて喜んで、多感になっていた時のほうが人生が楽しいんですよね。感情が安定しているのが大人になる、ということだとしたら。私は一生大人になりたくないです。

プライベートに関しては、今年一年は「人生とは、自分の幸せとは何か」についてただひたすらに考えていました。
高校を卒業してからもう3年。esportsにどっぷりつかってからはもう何年経ってしまったかはわかりません。今まで自分の道”だけ”の道を歩むために何度も立ち止まりながら仕事をして、ゲームが楽しみであり悩みであり仕事であった自分はもうそれだけで必死で、それだけで十分でした。
でも、今年はいろいろな人と出会って遊びに行くことも増えて、幼稚園生ぶりに海を見たり、旅行に行ったり、 全然いけてなかったフェスやライブにいったり、朝までアホみたいにお酒飲んだり。
知ってしまったんですよ。ゲーム以外の人生の楽しみ方。気づかなければよかったのに、”ゲームをしなくても楽しい時間の使い方”を見つけちゃったんですよね。

そのあたりから自分にとっての幸せってなんだろう。私は何を求めていて、何が楽しくて、何から逃げたくて、どの状態が自分の幸せなのかなぁ。っていうのを一年間を通してずっと考えていました。

まあでも幸せなんてそんなに長く続かなくて、途中何度も死にたくなるようなことがたkkkkkkkkkkkkkkkkっくさんあって、プライベートでは割とボロボロでした。でもね、もう大丈夫だよ。

一人でも歩いて行ける人間になりました。
お仕事も、プライベートも、今まで何年もつらい時間が続いて、はたから見たら幸せそうに見えても、必死に歯食いしばって耐えてきて。
たくさんつらい事があったけど、思い返せば同じくらい、それ以上に幸せなこともたくさんありました。
今年も一年間死なずに頑張ったのはどんな選択をとっても応援し続けてくれているリスナーの皆さん、そして、陰でそっと手を差し伸べてくれていた友人達のお陰です。

今年も一年間ありがとうございました。また、2020年もどうか、優しく見守っていてください。頑張るから、ちゃんと見ててね。