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令和葉留場日誌

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令和元年5月2日からの葉留場日誌
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2019年6月の記事一覧

繋紡

世田谷美術館にて「ある編集者のユートピア」を拝見しに出かける。 小野二郎という名前は初見であるが、ウィリアム・モリスと編集者、建築という言葉に何だか惹かれ足を運ぶことに。 内容としては、小野二郎のウィリアム・モリス研究から本づくり、そこから植草甚一、高山建築学校を経由しての石山修武の世田谷村へ、という構成。世田谷美術館というよりは世田谷文学館的な内容だったが、展示量を考えるとこの場所がふさわしいかな。最後のモリステーブルの眺めもいいですし。 展示を見ていて強く印象に残った