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みちのくファンのすゝめ(9月編)

みちのくプロレスの30周年記念大会のカードや参戦選手が明らかになってるね!やったね!
9月にはFREEDOMSから葛西純選手佐々木貴選手、ドラゴン・リブレ選手が、10月には新日本プロレスから高橋ヒロム選手の参戦が、11月にはドラゲのYAMATO選手の参戦が決定してます。
前々からハヤト選手、MUSASHI選手が口にしていたことが実現して本当に嬉しい。
特に、ハヤト選手が繰り返し何度も言っていた、「高橋ヒロム選手を矢巾に呼ぶ」ということが実現したのが嬉しい。このカードは東北でやらなきゃ意味が無いと私も思っていたので、矢巾で実現することになってすごく感動してる。みちのくプロレスってマジで夢があるぜ。

それに伴って、多くのファンがみちのくプロレスを観に来てほしい!というツイートをしてる。私もしてる。みんな早くチケット買いな!と思ってる。
だって、ハヤト選手やMUSASHI選手がずっと言っていたことが、ファンが夢物語だと思っていたものが、みちのくプロレスで観られるんだから。よかったらみんなに観に来てほしい。

この『みんな』っていうのはみちのくプロレスファンに対してもそうだし、みちのくプロレスのファンじゃない、ダムズのファンや、ヒロム選手のファン、YAMATO選手のファンに対してもそう思ってる。
だって、他団体に出てるアウェーの推しでしか得られない栄養ってあるじゃん……?私も他団体にみちのくの選手が参戦します!なんて言われたら頑張って観に行きたいし。葛西選手と佐々木選手に至っては有刺鉄線だよ?最高じゃん。私もここ数年あんまり観に行ってなかった選手の試合をみちのくで観られるのも嬉しい。滝沢で葛西コールする?しちゃう?

\かっさーい!かっさーい!/


そしてあわよくば、他選手や団体のファンのひとに「お目当ては〇〇選手だったけど、みちのくもいいじゃん!」なんてことを思ってもらえれば最高。よかったら推しを増やしていってください……。


ということで、このnoteは9月から11月にかけての30周年記念興行で、初めてみちのくプロレス観に行こうかな~って思ってる人向けです。
そもそも他団体の試合観に行くときって「○○(団体)って今誰がいんの?」とか、「推しの○○選手と試合するこの選手って誰?」みたいなことが起きるので……。前情報無しで観に行ってももちろん楽しいけど、ちょっとだけ分かってても楽しいかな~と思います。

今回は9月編と題して、9月17日の滝沢大会のカードに触れながら、選手の紹介、というかオススメポイントというか、ここ観て~~~!!!ってところを書いていきます。葛西選手や佐々木選手のファンで、観に行こうかな~でもみちのく知らないな~みたいなプロレスファンが、ちょっとでもみちのくを身近に感じてくれたら嬉しいです。

とりあえず、9月の滝沢のメインかつ、葛西戦の発案者であるMUSASHI選手のご紹介から!

黒髪のMUSASHI選手

基本的なプロフィールとして、MUSASHI選手は1990年7月6日生まれの岩手県滝沢市出身の33歳。デビューは2010年6月です。このデビュー戦の相手に今回タッグマッチで闘う佐々木貴選手がいるのよ…めっちゃエモ……。13年経って、所属団体の30周年記念大会で闘う相手にデビュー戦の相手がいるってヤバくない?点と点が線になるってやつじゃん。
そして、MUSASHI選手はそもそも佐々木大地という本名でプロレスラーデビューしてたんですが、2017年に海外武者修行の旅に行き、2018年3月に「MUSASHI」として日本へ戻ってきました。

『佐々木大地』時代のMUSASHI選手

ファイトスタイルとしては、海外修行で培ったルチャスタイルが基本。ジャベ、トペ、なんでもござれ!特に鮮やかなトルトゥーラと、威力抜群のエストレージャフトゥーロは観るたびにかっこいいな~って好きになるし、場外へのトペも美しいし、DOUKI選手と考えたでおなじみの『二天一流』は目を見張るものがあります。
出身高校は一部で名門として有名なあの盛岡工業高等学校。レスリング部は伊達じゃない!注目してほしいのはジャーマンスープレックス!!!!ロコモーション式も、ダルマ式も、MUSASHI選手の引き出しにあります。背筋が抜群に強くて、きれいな放物線を描くジャーマンスープレックスをぜひ会場で観てほしい……。

そしておそらくダムズファンからしたら気になるのは「デスマッチできんの?」ってところだと思いますが、ここに関してはガチの未知数です。
海外からみちのくに戻ってきた際はゴリゴリのルードだったので、ラフファイトもやったり、佐々木大地時代にはなぜかKAIENTAI DOJOでUWAハードコアタッグのベルトに挑戦したこともあるので(マジでなぜ?)、ハードコアに関しては全くの未経験ってわけじゃないです。
MUSASHI選手はかなりタフな肉体を持ってるし、マジでなんでそんなこと考えつくのっていうプロレス脳があるタイプなので、ポテンシャルは本当にあるし、通常ルールじゃないプロレス(岩山パークランド、プールプロレスなど)についても、かなり満足度の高い試合をしてくれます。

守りたいこの笑顔


ただ……有刺鉄線ボードデスマッチができるかはわからない!!!!MUSASHI選手の流血戦って考えたときに、今回タッグで組むのはし選手とシングルやったときにうっかり流血させたことがあるのと、佐々木大地時代に東郷選手と試合やって流血してたことがあるくらいで、がっつり流血戦!っていう経験値は低いような気がします。(私が観た範囲では)
ただ、MUSASHI選手はめちゃくちゃ破天荒なことを普通の顔でする側面があるので、有刺鉄線というアイテムがあったら、絶対に頑張ってくれると思います。これはみちのくファンとして自信をもって言えます。
相手がデスマッチベテラン選手だし、やっぱり有刺鉄線を使ったデスマッチとなると、経験値的に押されちゃうような気がするけど、そもそものプロレスめちゃうま選手なので、そこは期待しててほしいです。

あと、9月の金網デスマッチでMUSASHI選手のタッグパートナーを務めるのはしたろう選手

顔面の圧が強すぎる

実はデスマッチ経験者ではあるんですが、前回からかなり期間が空いてるので、どうなんだろう。本当にこればっかりはやってみないと分からないってところがあるよね。ただのはし選手はどんなひどい目にあっても折れない心を持っているのと、悲壮感が全くないので、デスマッチでもそこが生かされると思います。
注目してほしいのは、弾丸のようなトペ・スイシーダと、逆打ち!!!このふたつは芸術品です。今回の試合で出すか分からないけど、初見のひとにぜひ観てってほしい。
あと、みちのくファンじゃなくても聞いたことがあるはずの『宇宙大戦争』で、いっつもおかしなことになってるのはこののはし選手です。まあ、全員おかしなことになってるんだけど……。

いつしかの宇宙大戦争

そして、デスマッチのタッグパートナーにのはし選手を選んだ理由について、MUSASHI選手が「のはしさんに関してはデスマッチ経験者だからって理由もあるけど、それ以上になんだかんだ言っても信頼してるからタッグ結成を懇願した。」とX(旧Twitter)でポストしていました。


ここ最近はMUSASHI選手が「のはしさんきらい!」みたいな感じがあったんだけど、そもそも高校生だった佐々木大地少年はのはし選手のファンだったり、節目の試合でシングルやったりと、MUSASHI選手のプロレスラーとしての重要なときには近くにのはし選手がいるんだよね。有刺鉄線ボードという未知の存在を使った試合をしなきゃいけないってなったときに、安心して背中を任せられるのはのはし選手だったってワケ……。師弟タッグ最高……。


ということで、9月の滝沢のメインを務めるのは、MUSASHI選手とのはしたろう選手の二人。葛西選手と佐々木選手にどう立ち向かっていくのかめちゃくちゃ楽しみです。なので、ダムズファンのひとたちも、こんな選手なんだ~みたいな知識をちょっとだけ入れておくと見やすいかなって思います。

あと、他団体の選手が絡んでいるカードでお勧めしたいところも書きます。ちなみに全カードについては、公式HPやXをチェックしてくれよな!私の愛しいバラモンケイ選手が欠場したので、カード変更もあるから気を付けてくれよな!


1.ヤッペーマン1号、2号対山谷林檎、ドラゴン・リブレ
ヤッペーマンは言わずと知れたオープン系マスクマン。東北タッグのベルトも何度も巻いたことがあり、タッグチームとしての実力もピカイチ。そんなタッグチームに山谷選手とダムズから参戦のリブレ選手がどう対抗していくのか……。山谷選手は2022年デビューのピッチピチのルーキーです。リンゴモチーフのマスクマンで、青森山田高校出身の元サッカー部のアイドルオタク。リブレ選手との初タッグでどんな化学反応が起こるのか楽しみ!おすすめ技は619!

5.フジタJrハヤト、卍丸対橋本和樹、Ken45°
今みちのくプロレスで一番話題に上るレスラーと言えば間違いなくフジタJrハヤト選手だと思います。全プロレスファンに観てほしいレスラー。キック、関節技、打撃、立ち振る舞い、どれをとっても超一流!場を掌握する力というか、カリスマ性も団体随一。バッチバチで『やりすぎくらいがちょうどいい』試合が好きな方はぜひハヤト選手に注目してほしいです。そして現在の東北ジュニアヘビー級チャンピオンです。
卍丸選手とKen45°選手はハヤト選手不在のみちのくプロレスを支え続けた同じユニット(BADBOY)の仲間です。
卍丸選手はスキンヘッドでどう考えてもカタギじゃなさそうな見た目が好印象!ファイトスタイルも怖すぎて客席からは悲鳴が上がるよ!やったねバッチリ好印象!Ken45°選手は巧みな技術と確かな実力のあるテクニシャン。そんな二人が対角線にいるって最高すぎんか……。
大日から参戦の橋本和樹選手はMUSASHI選手に誘われて『新世代軍』というユニットに加入し、ユニットが解散したあともMUSASHI選手のタッグパートナーとして継続参戦しています。ありがてえありがてえ。実はハヤト選手とは数年前から因縁があったりなかったり……。前にBBと試合をしたときにKen45°選手からの好感度がめちゃくちゃ高そうだったので、もしかしたらBBへの引き抜きに合うんじゃないかと勝手にハラハラしてます。でも、今回のMUSASHI選手のデスマッチについて「巻き込まれに北上します! 近くで勇姿を観たいから!」ってポストしてたので、きっと和樹選手とMUSASHI選手はずっと一緒だょ……。

6.「有刺鉄線ボードデスマッチ」 MUSASHI、のはしたろう対葛西純、佐々木貴
言いたいことは大体最初に言っちゃったな……。いやでもマジで期待値はめちゃくちゃ高いです。
葛西選手がXで「葛西純の名前を口に出したMUSASHIの勇気は買おう
 だが、葛西純に関わったからには お前の人生狂わせてやる」
ということを言っていて、かあ~~~~!!!!これだから葛西純はよォ~~~~最高なんだぜェ~~~~~~~!!!!という気持ちになりました。MUSASHI選手には葛西選手と関わったことでしっかりと人生狂わされてほしいです。かなり本気で。

と、まあ9月のみちのくプロレスについては以上になります。10月編も書けたら書きます。書けたらね……。


9月16日仙台大会、9月17日矢巾大会ではじめてみちのくプロレスを観に行くことにしたプロレスファン、もしくはまだ行くか悩んでるみちのくプロレス観たことないよっていうプロレスファンのみなさん!!!絶対後悔させないから!!!観に来て!!!!めちゃくちゃ魅力的な選手と、白熱した試合があなたを待ってます!!!!!

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