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ハトヨガ的読むヨガ 連載57 満月 

1月26日(金)は満月でしたが、今月、20日に、JAXAの小型月面探査機SLIMが、月面着陸に成功したこともあり、感慨深く満月を見上げていました。世界で5カ国目の快挙おめでとうございます。

月面に着陸しているSLIMの姿を納めたデータが無事地球に送信され、公表されていますが、探査機SLIMの姿を撮影したのは、月面に放出された2つの小型のロボットのうちの1つ「SORA-Q」。
野球ボール程度の大きさの、直径8センチ、質量250グラムの変形型のロボットに、高性能のカメラが搭載され、月の地表を捉えた画像が地球に送信されてきました。
SLIMの2機のメインエンジンのうちの一つが、何らかのトラブルで出力を失い、当初の予定していた二段階着陸ができなかったため、逆さまの体制で着陸、探査機SLIMの太陽光電池の向きが西向きになっていました。電源を一旦オフにする前に、SORA-Qが撮影したデータを実際に見た瞬間、開発チームのトップも「腰が抜けそうに」なったそうです。

もちろん、地球から肉眼では小さなSLIMを見ることができませんが、NASAの月探査機ルナー・リコネッサンス・オービターが、SLIMの着陸地点周辺を撮影している画像をみると、ポツンと佇むSLIMを確認できます。本当に月面のポツンと一軒家みたいです。

サンスクリット語で、月は「チャンドラ」といいます。
チャンドラヤーン3号(サンスクリット: चंद्रयान-3、英語: Chandrayaan-3)は、インド宇宙研究機関(ISRO)が、2023年7月14日に打ち上げた月探査機
チャンドラヤーンはサンスクリットの語彙「チャンドラ(चंद्र)」()と「ヤーナ(यान)」(乗り物)による合成語をヒンディー語読みしたものであり、直訳すると「月の乗り物」という意味になる。2023年8月23日、月の南極付近にあるマンチヌス・クレーター英語版)の南東部に世界で初めて降り立った。

やっと本題・・・・。月にちなんだアーサナのご紹介です。じっくりと時間をかけてキープすると、巡りがよくなる手応えを感じることができますよ。

アルダチャンドラアーサナ (半月のポーズ)

背面に壁を使うと安定度が増して、お腹、胸の開きをじっくりと味わえます

アンジャネヤーサナ (三日月のポーズ)

足の付け根が伸び広がり、巡りがよくなるアーサナ。上半身は優しく反るか、両手を腿の上に起き、背骨を優しく上に伸ばすだけでもオーケー。

過去のコラムでご紹介した月礼拝も、満月と新月のタイミングで練習するのが楽しみなシークエンスです。(連載38 満月と月礼拝

SLIMですが、太陽の向きが変わり、太陽光発電が復活し、月面の観測を再開しています。遠い存在だった月ですが、起源の解明につながる探査はとても興味深いです。

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