チョコフィオーレ1

【CoClog】チョコフィオーレの祝福

シナリオ制作者:こみどりさい様
PC:和達 銀治(30歳・刑事) PL:銀月
PC:工藤 有佑(34歳・元刑事/現用心棒) PL:ハト
KP:ハト

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チョコフィオーレの祝福
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KP:粉砂糖の様な雪がふわりふわりと舞い落ちる肌寒い季節。今日は2月の13日だ。
2人は帰り道に偶然会い、帰路を歩いている。
KP:冬の雪を眺めながら、街中を歩いていると一軒のお店に目が止まる。
KP:ショコラ専門に扱っているお店の様で、看板には『ショコラ・ソルシエール』という名前が書かれている。
KP:お店の前には、珍しい色合いのブラウン色のミニバラが植えられている。また、お店の扉には猫も入れる猫用のドアがついており、お店からは、甘いチョコレートの匂いが漂ってくる。
KP:既に夕日も沈んでいる時間だが、店の中からは温かな明かりがもれている。まだ店は開いているようだ。

工藤有佑:「……こんな店あったんだな」
和達銀治:「本当だな!知らなかった」
和達銀治:「チョコレートのいい匂いがする…」
工藤有佑:「…気になるのか?」
工藤有佑:(猫用のドアをみている)
和達銀治:「ちょっとだけ……入るか」
和達銀治:「猫もいるかもしれないぞ」
工藤有佑:「…猫に食わせたらダメだろ……」
和達銀治:「食わせては無いと思うぞ…?」
工藤有佑:「……そうか」
工藤有佑:「入るならささっと入ろう。…ここで立ちっぱなしは寒い」
和達銀治:「そうだな」お店のドアを開けます

KP:カランカランと綺麗な音色のドアベルが鳴り響くと、ショコラティエールである美しい女性の店長が「いらっしゃいませ」と綺麗な声で出迎えてくれる。

【ショコラ・ソルシエール】
KP:ゆったりとした曲調のBGMが流されて、2人は心穏やかな気分になるだろう。
KP:店内を見回すと、アンティーク調の椅子とテーブルが置かれてあり、階段もあって上がると飲食できるスペースがあるようだ。また、店内の客は、少女が一人、いるだけだ。
KP:薔薇の小物がいくつも飾られており、ブラウン色の薔薇の花を一輪持ったテディベアがアンティーク調の椅子に可愛らしく飾られている。
他にも、ショーケースの中には甘い匂いを漂わせているチョコレートのお菓子が陳列されている。
KP:生チョコ・ガトーショコラ・ファンダンショコラ・ブラウニー・ムースショコラ・カップショコラなど、様々な種類のチョコレートのお菓子が置いてある。チョコレートの量り売りもされていて、様々な種類のチョコレートに目移りすることだろう。

工藤有佑:「……ここは男2人で入る雰囲気じゃないな…」
和達銀治:「チョコがいっぱいだ」わくわく
工藤有佑:「……」客がいなくて良かったと思いつつお菓子を眺める
和達銀治:「そう言えばもうすぐバレンタインデーだな」ショーケースを見ながら
工藤有佑:「…あぁ…そういう行事もあったな…」
和達銀治:「あんまり興味なさげだな?チョコレートもらえるんだぞ?」
工藤有佑:「職場でだろ?」
和達銀治:「職場以外どこでもらうんだ?」
工藤有佑:「…。……それもそうか」
和達銀治:「あ!でも今年は作ってくれる人がいるか」
工藤有佑:「……は?」
工藤有佑:「…ここで買えばいいだろ、好きなの」
工藤有佑:「素人の手作りより店で買った物の方が美味いし」
和達銀治:「買って14日まで我慢するのか?無理だぞ。」
工藤有佑:「…一日くらい我慢しろ」
和達銀治:「…作ってくれないのか?」
工藤有佑:「………」
工藤有佑:「時間が無い」
工藤有佑:「前日に言われてもな…」
和達銀治:「……そうか、わかった…今年もチロルチョコで我慢する…」
工藤有佑:「……ここで買って帰ればいい」
工藤有佑:「チロルチョコよりはマシだろ?」
工藤有佑:お菓子に目を移す
和達銀治:(そういうことじゃないんだよな)
和達銀治:お菓子を見ます

KP:チョコレートのお菓子を眺めていると、2人の背後で小さく「あの…」と声が聞こえる。

和達銀治:「?」振り返ります
工藤有佑:「?」視線を向ける

KP:振り向いてみると、10代前半で艶やかな長い黒髪をして、リボンのついたコートとマフラーを身にまとった可愛らしい容姿をした少女がいる。
KP:緊張しているのか、おどおどとした口調で、少女は口を開く。

クロエ:「いきなり、声かけてすみません…。私はクロエと言います」
クロエ:「あの…あなた達は、チョコレートを食べられますか?」
和達銀治:「??チョコレートは好きだぞ」目線を合わせます
工藤有佑:「…たくさんは食べられないが、嫌いじゃない」

KP:それを聞くと少女はほっと一安心したように顔を綻ばせ、あなた達に向かってぺこりと頭を下げてお願いをする。

クロエ:「チョコレートを食べられない私の代わりに、どうか彼に渡すチョコレートを選ぶのを手伝って頂けないでしょうか?」
和達銀治:「食べられないのか…それは残念だな…。うん、手伝うのはいいぞ?どうしたらいい?」
工藤有佑:「…俺は、別に構わないが。そうだな…候補があるなら聞こう」

KP:少女は花の咲くような笑顔を浮かべて、お辞儀をして「ありがとうございます」とお礼を言う。
KP:すると、ふんわりとチョコレートと薔薇の蕩ける様な甘い匂いが強くなり、あなた達は目を瞬かせた瞬間、まるで別の空間に飛ばされたような錯覚を受ける。
KP:穏やかな店のBGMはそのまま、店長の女性は、慈愛に満ちた微笑みを浮かべると、あなた達に微笑みかける。
KP:「このお店には、9つの異なる味のチョコレートをご用意させて頂いております。店内の中を歩いて見てください。試食も出来ますので、ご自由にどうぞ。ただ試食用の9つのチョコレートが何処に置いてあるかは、お客様でお探しください。一種の宝探しみたいなものですね。ご注文がお決まりになりましたら、作らせて頂きますね」
KP:そうして、店長の女性は仕込みが終えたのか、ひと時の休憩にと、少女クロエと共にアンティーク調の椅子に座る。
KP:ここから自由探索となります。探索できる箇所として以下の通りになります。
【扉・ショーケース・テディベア・薔薇の小物・本棚・店長の女性・少女クロエ】

和達銀治:「…なるほど?」
工藤有佑:「…???」
工藤有佑:きょろ
工藤有佑:「…気のせいか…?」
和達銀治:「チョコレート探しか、そういうのは得意だ」
工藤有佑:「…何言ってるんだ?」
和達銀治:「?」
和達銀治:「…でも、誰かに渡すって言ってたな」きょろ
工藤有佑:「その9つのチョコレートの中から、あの少女が渡すものを選べってことだろ」
和達銀治:「うーん責任重大だ」
工藤有佑:「…まず渡す相手の好みがわからないと何ともだけどな」
和達銀治:「有佑なら人に物をあげたり、選んだりするときどう選ぶ?」
工藤有佑:「…本人に聞くが?」
和達銀治:「…何が欲しいって?」
工藤有佑:「何かおかしいか?いらないものを渡さなくていいだろ?」
和達銀治:「大事な人からもらったものなら、いらないものなんてないと思うけどな…」
工藤有佑:「……」ふーんという顔
工藤有佑:「…大事な人じゃないかもしれないだろ」
和達銀治:「大事な人だと思うぞ?自分は食べれないのに一生懸命選ぼうとしてるんだから」
工藤有佑:「…逆だ。相手にとってってことだ」
和達銀治:「うーん…じゃあまずはどんな奴なのか聞きに行くか」
工藤有佑:「それがいい」
和達銀治:少女のほうに行きます

KP:クロエは、店長の女性と楽しそうに談笑をしている。2人が来たのに気づくと、視線を向ける。

クロエ:「何かご用でしょうか?」
和達銀治:「うん、選ぶにしても俺たちはその相手のことをよく知らなくてな…どんな人とか何が好きとかないのか?」
クロエ:「彼は大学生みたいでして…。」
クロエ:「普段は、あまり表情が変わらないクールな感じですが、このお店のチョコレートを食べた時にだけ見せる嬉しそうな表情が、私はとても好きです。いろんな味のチョコレートを食べているみたいなので、どれを渡したらいいのか分からなくて…」
工藤有佑:「…甘いものは好きみたいだな」
和達銀治:「そうだな、よかった」
工藤有佑:「ここの常連なら、外れはない…か」
和達銀治:「ふんふん…いつ知り合ったんだ?」
クロエ:「へ…えっと…一年位前から…です……」
和達銀治:「一年前か、じゃあ仲良しだな」
クロエ:「…そうでしょうか、だったらいいな…」
和達銀治:「嫌いな人と一年も関係を続けるのは難しいことだと思うぞ。だから仲良しだ」
クロエ:「…なかよし…」
クロエ:「あの……お2人は…その、付き合っているんですか?とても仲が良いように見えたので」
和達銀治:きょとんとします
工藤有佑:「……誤解だ」
和達銀治:「……おじさんたちは…そうだなぁ…仲良しだぞ」
工藤有佑:「…」
クロエ:「そうでしたか、間違えてしまってすみません」あわわ
和達銀治:「ううん、まぁ…こっちの黒いおじさんは素直じゃないから認めてくれないけどな」
工藤有佑:「……認めるも何も…」スン
和達銀治:「なんだよ仲良しだろ?」
工藤有佑:「……はぁ」
和達銀治:「そういえばここの常連ってことは、あんたも知ってるのか?そいつのこと」女性に聞きます

KP:店長の女性はにこやかに答える。
KP:「彼はよくこのお店に来てくださるお客様の一人ですね。いろんな種類のチョコレートを試食しては購入してくださるんです。ですので、どの味が好みなのかまでは分からなくて…」

クロエ:「あ、そうだ…そういえばこれ。どうぞ」足元にあったケースを差し出す
和達銀治:「?」受け取ります

KP:それは透明な硝子のケースで、中にはチョコレートの欠片がある事に気付ける。

「試食品」と書かれてあり、緑色のチョコレートが入っている。
硝子ケースには、『希望の緑』と書かれている。
和達銀治:「食べていいのか??」
和達銀治:クロエちゃんに
クロエ:「はい、どうぞ」
工藤有佑:「緑色か…変わってるな」
和達銀治:「そうか、まあ食べてみて単純に美味しいのにするのも有りだな」
工藤有佑:「…そうだな」
和達銀治:「ん、じゃあいただきます」一個とって食べます
工藤有佑:もらってたべる

KP:2人は緑色のチョコレートの欠片を一つ摘んで口の中に入れる。口の中で滑らかに溶けて行き、抹茶のほろ苦い味が広がってくる。どうやら、グリーンティーチョコレートのようだ。
KP:<POW×3ロール>

和達銀治:ccb<=36 POW*3
Cthulhu : (1D100<=36) → 3 → 決定的成功/スペシャル
工藤有佑:CCB<=(12*3) POW*3
Cthulhu : (1D100<=36) → 30 → 成功

KP:では貴方たちは、相手に対して何かお願いをしたいという気持ちを抱く事でしょう。

和達銀治:「…?」なんか頼まなきゃいけないことあたっけ…
和達銀治:「……抹茶チョコレートだ、美味しいな」
工藤有佑:(何か頼みたいことがあったような…)
工藤有佑:「…ああ。そこまで甘くないな…食べやすいが。銀治はもう少し甘いほうが好みなんじゃないか?」
和達銀治:「…うん甘いのが得意じゃないやつは特にすきそうだ。確かに俺はもう少し甘くていいなぁ」
クロエ:「このチョコレートは、甘さ控えめなんですね」ふむふむ
工藤有佑:「…そういえば、猫用の入り口がありましたが、猫を飼われているんですか?」店主に

KP:店主は少し考えるようなしぐさをした後、「きっと何処かへ遊びにいったのでしょうね」と微笑む。

工藤有佑:「…こんな都会で放し飼い、ですか?」

KP:店主の女性は「心配しなくても、あの子は大丈夫ですよ」と微笑み、あなた達にガラスケースを渡す。

工藤有佑:「……はあ」信用できない顔
和達銀治:「……ま、残念だったな猫はまた今度来た時にすればいい」クロエを撫でます
和達銀治:「それは?」ガラスケースを見る
クロエ:「…わっ…///」
工藤有佑:「別に猫目当てじゃない…」

KP:透明なガラスケースの中には青色のチョコレートの欠片が入っており、試食品と書かれている。
硝子ケースには、『幸福の青』と書かれていた。

和達銀治:「お、青色だ」
工藤有佑:「こんな色のチョコレート初めて見たが…何味なんだ……」
和達銀治:「食べたい、これもいいのか??」店主に

KP:店主は「ええ、試食品ですのでどうぞ」とにっこりする。

和達銀治:「ふむ、9種類も試食できるなんて贅沢だな」じゃあ一個とって食べます
工藤有佑:「…もらおう」食べます

KP:青色のチョコレートの欠片を一つ摘んで口の中に入れると、口の中で滑らかに溶けて行き、ミントの爽やかな味が広がってきました。どうやら、ミントチョコレートのようだ。
KP:<POW×3ロール>

和達銀治:ccb<=36 POW*3
Cthulhu : (1D100<=36) → 58 → 失敗
工藤有佑:CCB<=(12*3) POW*3
Cthulhu : (1D100<=36) → 59 → 失敗

KP:では、2人は相手に対して手を繋ぎたくなる。そっと、お互いの手を繋ぎとめていたい、そんな想いに駆られるだろう。
KP:店主とクロエは再び談笑しはじめる。

工藤有佑:「……」(何だ急に……)
和達銀治:「……??」ンン
工藤有佑:ショーケースのほうに行く
和達銀治:手を掴みます
工藤有佑:「…!」
和達銀治:「……その……いや、うーん……」
工藤有佑:「ま、まて……離してくれ…」
和達銀治:「………」ンン~
工藤有佑:「…」むむ…
和達銀治:「……わ、わるい」仕方なく離します
工藤有佑:「……」ショーケースのほう指さす
和達銀治:「…」ショーケースのほうに向かいます

KP:たくさんの種類のチョコレートのお菓子が陳列されているショーケースの前までやってくる。

工藤有佑:和達の手首辺りをちょっと掴む
和達銀治:「!」
工藤有佑:「……何…」
和達銀治:「……~~、何も…」なんか恥ずかしい

KP:ショーケースの上には、チョコレートの欠片が入った透明な硝子のケースが置かれている。

和達銀治:「…あ、あった」

KP:「試食品」と書かれてあり、橙色のチョコレートをしている。

硝子ケースには、『信頼の橙』と書かれている。
和達銀治:「…あんまり食べるとお腹壊さないか?無理するなよ…?」
工藤有佑:「……俺をなんだと思ってるんだ…?」
工藤有佑:「…一日くらい多く当分取るくらい、大したことない」
工藤有佑:糖分
和達銀治:「そうなのか?ならいいけど…」
和達銀治:「橙か…何味だろう。」食べます
工藤有佑:たべる

KP:橙色のチョコレートの欠片を一つ摘んで口の中に入れる。口の中で滑らかに溶けて行き、オレンジの甘酸っぱい味が広がってくる。どうやら、オレンジチョコレートだ。
KP:<POW×3ロール>

工藤有佑:CCB<=(12*3) POW*3
Cthulhu : (1D100<=36) → 45 → 失敗
和達銀治:ccb<=36 POW*3
Cthulhu : (1D100<=36) → 3 → 決定的成功/スペシャル

KP:和達は、相手に対してなんとなく甘えたいという思いを抱く事でしょう。
KP:工藤は、相手に対して甘えたくなる。そっと、相手に対して擦り寄りたい、そんな想いに駆られます。

工藤有佑:(うう……)
和達銀治:「……」
和達銀治:「…オレンジか美味しいな」
工藤有佑:和達の腕を引いて、少し肩をくっつける…
和達銀治:「???」
和達銀治:「寒いのか…??」
工藤有佑:「……少し」
和達銀治:「…そうか、雪降ってたもんな」
工藤有佑:「…」固まってる
和達銀治:「マフラーとか持ってきとけばよかったな…」うむむ
工藤有佑:「このままでいい……」
和達銀治:「…そ、うか」
工藤有佑:少し時間が経った後に離れます…
工藤有佑:手も離す
和達銀治:「もういいのか?」
工藤有佑:「…もういい……」
和達銀治:「ふ……」思わず笑います
工藤有佑:「……」ううう…その場を離れて扉の方に行く
和達銀治:「オレンジもミントもさっぱりしてたな…」ついていきます
工藤有佑:「…味が全部とんだ……」ぼそ

KP:猫用のドアがついている木製の扉。店内を見回してみても猫の姿は何処にもない。
KP:扉の横にアンティーク調の椅子が置かれあり、その上に透明な硝子のケースが置かれている。

和達銀治:「ん、4っつ目だ」

KP:「試食品」と書かれてあり、黒色のチョコレートだ。
硝子ケースには、『永遠の黒』と書かれている。

和達銀治:「カカオが多そうな色だな」
工藤有佑:「…ん、そうだな」
和達銀治:「有佑もカカオ100%って感じだ」
工藤有佑:「それはもうチョコじゃなくてカカオだろ……」
工藤有佑:「…何を…言ってるんだか」
工藤有佑:欠片をとって口に放り込む
和達銀治:「確かに、そういう考えもあるな」食べるぞ

KP:黒色のチョコレートの欠片を一つ摘んで口の中に入れると、口の中で滑らかに溶けていき、甘すぎないほろ苦い味が広がる。どうやら、ビターチョコレートのようだ。
KP:<POW×3ロール>

和達銀治:ccb<=36 POW*3
Cthulhu : (1D100<=36) → 58 → 失敗
工藤有佑:CCB<=(12*3) POW*3
Cthulhu : (1D100<=36) → 1 → 決定的成功/スペシャル

KP:工藤は、何となく相手に対して抱きしめたい、抱き着きたいという思いを抱く事でしょう。
和達は、相手に対して抱きしめたく、抱き着きたくなる。相手に対して、そっと抱きしめて、抱き着いて抱擁したいというそんな想いに駆られる。

工藤有佑:「……ん、ちょうどいい味だ」
工藤有佑:「苦いか?」
和達銀治:「……」
和達銀治:「……苦い」
工藤有佑:「…甘そうなのを探すか…」
和達銀治:「なぁ、…有佑……」
工藤有佑:「どこに…ん、何だ?」
和達銀治:「……んん…」
工藤有佑:「……?」
和達銀治:「…ーーーーーー、やっぱなんでもない……」
工藤有佑:「なんだ?…トイレか?」
工藤有佑:「我慢するなよ」
和達銀治:「……違う……」
工藤有佑:「……そうか」
和達銀治:「…はぁ、いい…大丈夫だ。家まで我慢する。」
工藤有佑:「……わかった」
和達銀治:本棚に向かいます

KP:チョコレートや薔薇の花に関する本などがたくさん敷き詰められた本棚だ。
KP:本棚の中には、透明な硝子のケースが置かれており、中には黄色のチョコレートの欠片がある事に気付く。
KP:硝子ケースには、『平和の黄』と書かれている。

和達銀治:「…黄色…?」
工藤有佑:「また派手な色だな…」
和達銀治:食べます
工藤有佑:たべる

KP:黄色のチョコレートの欠片を一つ摘んで口の中に入れる。口の中で滑らかに溶けて行き、濃厚なチーズの味が広がってくる。どうやら、チーズチョコレートだと言う事が分かる。
KP:<POW×3ロール>

和達銀治:ccb<=36 POW*3
Cthulhu : (1D100<=36) → 92 → 失敗
工藤有佑:CCB<=(12*3) POW*3
Cthulhu : (1D100<=36) → 90 → 失敗

KP:2人は、相手に対して頭を撫でたくなる。そっと、相手に対して触れたい、そんな想いに駆られます。

工藤有佑:「……」じっと和達の髪を見る
和達銀治:「…?」
和達銀治:なんかついてるかと思って自分の頭を触ります
工藤有佑:手で髪をひとなでする
工藤有佑:「…ん、ゴミが…」
工藤有佑:なで・・・
和達銀治:「ん、ありがとう」
工藤有佑:「まだ取れない…」なでなで
工藤有佑:(この感じ、前も夢であったようなきがする…)
工藤有佑:優しくふわふわなでます
和達銀治:「…」じゃあその手にすり寄ります
和達銀治:「…それ、嫌いじゃない」
工藤有佑:「…ん、取れた」
和達銀治:「…もう終わりか?」手をとって言います
工藤有佑:「撫でられるのが好きなのか…?」
和達銀治:「………」じっと見る
工藤有佑:「……」仕方ないなという顔
工藤有佑:「少し屈んでくれ」なでる
和達銀治:「ん…」屈む
工藤有佑:指に髪を通してなでなで
和達銀治:「…ありがとう」
工藤有佑:「……やっぱり似てるな…夢に出てきた猫に…」ぼそ
和達銀治:「…?夢でも猫と遊んだのか?メルヘンだなぁ」すり
工藤有佑:「……楽しい夢じゃ、なかったけどな」
和達銀治:「……」
工藤有佑:ぽん、って頭に軽く手をのせて撫でるのを終わる
和達銀治:「ん…。でも、今は夢じゃない。」
和達銀治:「いつでも撫でていいぞ」
工藤有佑:「…そうだな、夢じゃないといい」ティディベアのほうに歩いて行く
和達銀治:「…」ついてく
工藤有佑:「…いつでも撫でてたらまた誤解されるだろ…」

KP:ブラウン色の薔薇を一輪持った可愛らしいテディベアが、アンティーク調の椅子に座っている。
KP:ブラウン色の薔薇は、店前に植えられていた薔薇の花と同じだと言う事が分かるだろう。
KP:テディベアが座っている椅子の横に、透明な硝子のケースが置かれており、中には桃色のチョコレートの欠片がある。
KP:硝子ケースには、『感謝の桃』と書かれていました。

和達銀治:「…いちごか?」食べます
工藤有佑:「男に渡すには色がな……」食べます

KP:桃色のチョコレートの欠片を一つ摘んで口の中に入れる。口の中で滑らかに溶けて行き、ストロベリーの甘酸っぱい味が広がってくる。ストロベリーチョコレートだと言う事が分かるだろう。
KP:<POW×3ロール>

和達銀治:ccb<=36 POW*3
Cthulhu : (1D100<=36) → 29 → 成功
工藤有佑:CCB<=(12*3) POW*3
Cthulhu : (1D100<=36) → 90 → 失敗

KP:和達は、相手に対して感謝の気持ちを抱く事でしょう。

工藤は、相手に対して感謝の気持ちを伝えたくなります。日頃、思っていても中々に口に出せない事を伝えたい、そんな想いに駆られます。
工藤有佑:(苦手なんだよこういうの・・・・)
工藤有佑:「……んん」
和達銀治:「やっぱりいちごだ」もぐ
工藤有佑:「そうだな…味は、好きだ」
和達銀治:「やっぱりか、デザートによく出るから好きなのかと思ってた」
工藤有佑:「…お前だって好きだろ、残さないし…」
和達銀治:「うん、美味しからな」
工藤有佑:「……そうかよ。………。いつも、残さないで食べて……」
工藤有佑:「……ありがとな」
和達銀治:「??うん?こちらこそ、美味いご飯をありがとう」
工藤有佑:「……」恥ずかしくなってきた…
工藤有佑:「今だけだ…」
和達銀治:「うーん…そう、だな」
和達銀治:「春になったら食べれなくなるのが残念だ…」
工藤有佑:「……春に、なったら…そうだな」
和達銀治:「…。」びっくり
工藤有佑:「…それまでよろしく」
和達銀治:「…。」悲しそうな顔されるのが意外だった
和達銀治:「…そうだな、よろしく。」
和達銀治:薔薇の小物見に行こう

KP:店内に置いてある薔薇モチーフの小物だ。アクセサリー入れなど多種多様に飾られている。
KP:また薔薇の色が「赤・桃・橙・黄・緑・青・紫・白・黒」の9色あることが分かるだろう。
KP:薔薇の小物の傍には、透明な硝子のケースが置かれており、中には紫色のチョコレートの欠片がある事に気付く。
KP:硝子ケースには、『気品の紫』と書かれている。

和達銀治:「……紫芋」ぼそ
工藤有佑:「渋いな…」
工藤有佑:食べてみる
和達銀治:「最近流行ってるんだぞ」
和達銀治:食べる

KP:紫色のチョコレートの欠片を一つ摘んで口の中に入れる。口の中で滑らかに溶けていき、ブルーベリーの甘酸っぱい味が広がってくる。どうやら、紫芋ではなくブルーベリーチョコレートのようだ。
KP:<POW×3ロール>

和達銀治:ccb<=36 POW*3
Cthulhu : (1D100<=36) → 17 → 成功
工藤有佑:CCB<=(12*3) POW*3
Cthulhu : (1D100<=36) → 16 → 成功

KP:2人は、何となく相手に対して褒めたいという思いを抱く事だろう。
KP:ふわっとね

工藤有佑:「芋じゃない…」
和達銀治:「ブルーベリーだった」ムム
工藤有佑:「好きじゃないのか?」
和達銀治:「嫌いじゃないが…うーん」
工藤有佑:「…珍しいな」
和達銀治:「何が?」
工藤有佑:「何でも美味い美味いって食べると思ってた」
和達銀治:「美味しいものしか美味しいって言わない」
工藤有佑:「…そうなのか」
工藤有佑:少し目をそらす
和達銀治:「有佑の作ったアップルパイのほうが好きだ…」
工藤有佑:「………っそういうことは、店の中で言うな……」
和達銀治:「あくまで俺の好みだから正直に言った方が参考になるだろ?」
工藤有佑:「…参考ってなんだよ……」むむ
和達銀治:「チョコレート選びの?」
工藤有佑:「…そういえば、前聞いた、欲しいものは……」
工藤有佑:「………あ」
工藤有佑:「違う、……」
工藤有佑:「聞いてない…な。…気のせいだった」
和達銀治:「お返ししたいってやつか?」
工藤有佑:「???!!!」
工藤有佑:「………言うな」
和達銀治:「そっちが言ったんだろ?」
工藤有佑:「……どこで、言った?」
和達銀治:「温泉?」
工藤有佑:「……っ…」
工藤有佑:どうしていいかわからない顔
工藤有佑:「…何で覚えてるんだ」ぼそ
和達銀治:「……また照れてるのか?」
工藤有佑:「…!?」
工藤有佑:居たたまれなくなって背を向けてどこかに行きます。どこかに。
和達銀治:「なんだ?今日は近づ気きたくないのか?」追いかけるようについて行きます
工藤有佑:「やめろその話は!!」

KP:ではお二人とも目星をどうぞ

和達銀治:CCB<=78 目星
Cthulhu : (1D100<=78) → 94 → 失敗
工藤有佑:CCB<=95 目星
Cthulhu : (1D100<=95) → 42 → 成功

KP:では逃げている途中、工藤は二階へと続く階段を発見する。

工藤有佑:登ります
和達銀治:階段こんなところにあったのかって思いながらついていきます
工藤有佑:「何で今まで黙ってた…くそ…」

KP:階段は、2階の飲食スペースへ続く階段だと言う事が分かる。綺麗に掃除が行き届いていてとても清潔感が溢れている。
KP:階段をよく見ますか?

和達銀治:え、見ます…?
和達銀治:見ます

KP:階段の傍には、アンティーク調の台が置かれてあり、透明な硝子のケースが置かれている。中には白いチョコレートの欠片がある事に気付く。
KP:硝子ケースには、『尊敬の白』と書かれている。

工藤有佑:階段を上りきる…
和達銀治:「ん!こんなところにもあったのか」ガラスケースをもって上に上がりきります

KP:2階へと登ると、テーブル席がある。天井を見上げるとシャンデリアが吊るされていて、淡い光が店内を包み込んでいる。
KP:2階のテーブルの上には、透明な硝子のケースが置かれており、中には赤いチョコレートの欠片がある事に気付く。
KP:硝子ケースの中には、『情熱の赤』と書かれている。

工藤有佑:「………」おこってる顔
和達銀治:「店内でチョコ食べれるんだな」
和達銀治:「……怒ってるのか?」顔を覗き込む
工藤有佑:「…もうその話はいい」
和達銀治:「拗ねるな拗ねるな」
工藤有佑:「拗ねてない」
工藤有佑:「はぁ……」溜息
工藤有佑:「その2つで全部だな」
和達銀治:「ふ…」
和達銀治:「あぁ、そうだなせっかくだし座って食べるか?」
工藤有佑:何で今笑った???
和達銀治:ふふ
工藤有佑:「…そうだな」座りに行く
和達銀治:じゃあ赤いチョコがある席に着こう

KP:2人は席に着く。落ち着いた店内に、穏やかなBGMが流れている。下の階ではまだ店主とクロエが談笑しているのだろうか、時折小さく笑い声が聞こえてくる。

和達銀治:「せっかく二つあるし、別々の食べるか?」
工藤有佑:「もう腹いっぱいか?」
和達銀治:「いや?最終的にはどっちも食べるけど」
工藤有佑:「…食べるのか」
和達銀治:「当たり前だろ」
工藤有佑:(別々のを食べる意味あるのか…?)
工藤有佑:「そうか…俺はどっちでもいい」
和達銀治:「なんだ?不満なら一緒のでもいいけど…」
工藤有佑:「別に不満じゃない」
和達銀治:「そんなに同じのが食べたいのか…」
工藤有佑:「いや言ってないだろ…」
和達銀治:「顔に書いてあった」
工藤有佑:「書いてない」
工藤有佑:「面倒だな…選べ。どっちがいい」箱をズイッとだします
和達銀治:「なんだ、さっきまで素直だったのに…忙しいな…」
和達銀治:「うーん…」
工藤有佑:「…」ムム
和達銀治:choice[白,赤]
Cthulhu : (CHOICE[白,赤]) → 白
和達銀治:「じゃあこっち」白い方をとる
工藤有佑:なら赤いほうをとります
和達銀治:「そっちでいいのか??」
工藤有佑:「文句あるか?」
和達銀治:「いや?」じゃあ食べます
工藤有佑:食べます

KP:和達は白色のチョコレートの欠片を一つ摘んで口の中に入れる。口の中で滑らかに溶けて行き、甘いミルクのまろやかな味が広がってくる。ホワイトチョコレートだ。
KP:工藤は赤色のチョコレートの欠片を一つ摘んで口の中に入れると、口の中で滑らかに溶けて行き、ラズベリーの甘酸っぱい味が広がってくる。どうやら、ラズベリーチョコレートのようだ。
KP:和達は<POW×3ロール>
KP:工藤は<POW×2ロール>

工藤有佑:CCB<=(12*2) POW*2
Cthulhu : (1D100<=24) → 51 → 失敗
和達銀治:ccb<=36 POW*3
Cthulhu : (1D100<=36) → 47 → 失敗

KP:和達は、相手のお願いを聞いてあげたくなります。相手に対して、自分の出来ることなら叶えてあげたいそんな想いに駆られるだろう。
KP:工藤は、相手に対してキスをしたくなります。相手に対して、愛情を伝えたいそんな想いに駆られる。

工藤有佑:「……ごほっ」
工藤有佑:首を横に振る
和達銀治:「…ミルク、好きだなこれ」
和達銀治:「…どうした?」
工藤有佑:「…なんでもない」テーブルの1点を見つめる
和達銀治:「??そこに何かあるのか…?」
工藤有佑:「…」無言
和達銀治:「…?」
和達銀治:「そういえば有佑は、何かしてほしいこととかないか」
工藤有佑:「……」うう
工藤有佑:顔が赤い
和達銀治:「今なら特別に聞いてやろう…??」
和達銀治:「顔赤いぞ…」
工藤有佑:「……」
工藤有佑:「……じゃあ、」
工藤有佑:「……手を貸してほしい」
和達銀治:「…手?」
和達銀治:「なんで??」
工藤有佑:「……」
工藤有佑:「…少しでいい」
和達銀治:「そうなのか?いいけど…」じゃあ手を貸そう
和達銀治:右手を出します
工藤有佑:「目をつぶってもらっていいか…」
和達銀治:「???」
和達銀治:頼まれたなら目を閉じます
工藤有佑:右手をそっと持ち上げて、ちゃんと目をつぶってるか確認する
和達銀治:大人しく閉じてます
工藤有佑:「……」
工藤有佑:手の甲に優しくキスします
工藤有佑:「………」
工藤有佑:離れる
和達銀治:「…?」目を開けます
工藤有佑:「…どうも……」
和達銀治:「…何…?」
工藤有佑:「……もう済んだ」
工藤有佑:「いいから、…気にするな」
和達銀治:「???」
和達銀治:「解らない、何したんだ??」
工藤有佑:「……」
工藤有佑:「知らなくていい」
和達銀治:「…これじゃなんかこう、何かしてあげったっていう実感がない…」
工藤有佑:「そういわれてもな…」
和達銀治:「手を取るのが願いなのか?」
工藤有佑:「…まあそんなところだ」
和達銀治:「ふむ、じゃあ他には?」
工藤有佑:「……もういいだろ」
工藤有佑:「これ以上は…」
和達銀治:「いやだ」
和達銀治:「他は?」
工藤有佑:「いや、ほんとに…もういいから…」
和達銀治:「……」ムム
工藤有佑:「あの女の子の願いを叶えてやるのが先だろ…」
和達銀治:「………」
和達銀治:「……わかった…。」しゅん
工藤有佑:「…そんな顔するな」
工藤有佑:髪を…撫でます
和達銀治:「~~~…」
和達銀治:「……わかった、いい、もういい…」
工藤有佑:「…ん」手を戻す
和達銀治:「……」
和達銀治:「…じゃあ最後だな、そっち食べる」赤い方
工藤有佑:「ラズベリー味、だった」
和達銀治:「ラズベリーか、こっちはミルクだけど…平気か?」
工藤有佑:「……」
和達銀治:「甘いぞ」
工藤有佑:「ん…」赤いチョコを手に取って差し出す
和達銀治:じゃあそのまま食べます
工藤有佑:「!?」驚いて固まる

KP:和達は<POW×2ロール>

和達銀治:ccb<=24 POW*2
Cthulhu : (1D100<=24) → 19 → 成功

KP:和達は、相手に対してキスをしたいという想いを抱く事でしょう。

和達銀治:「…」もぐ
工藤有佑:「…自分で取って食べろよな……」
和達銀治:「………キ…」
和達銀治:「………ス…が、したくなるな…これを食べると。」
工藤有佑:「!?!?」動揺してガタッとする
工藤有佑:(…何か薬とか…入ってるんじゃないだろうな…)
和達銀治:「…」じっ
工藤有佑:「……」
工藤有佑:じっ
和達銀治:「……駄目か?」
工藤有佑:「……駄目かって……」
工藤有佑:「……そもそも、そんな…関係じゃないだろ……。…もっと自分を大事にしろ」
和達銀治:「………ふ」
和達銀治:「わかった、冗談だ」
工藤有佑:「……そうか」
和達銀治:「…ごちそうさまでした」手を合わせます
工藤有佑:白いチョコレートの欠片を食べる
工藤有佑:「……」もぐ…

KP:では工藤は<POW×3ロール>

和達銀治:(甘いのに大丈夫かなぁって見てる)
工藤有佑:CCB<=(12*3) POW*3
Cthulhu : (1D100<=36) → 37 → 失敗

KP:工藤は、相手のお願いを聞いてあげたくなる。相手に対して、自分の出来ることなら叶えてあげたい、そんな想いに駆られる。

工藤有佑:「………」
和達銀治:「大丈夫か?」
工藤有佑:「……そうだな」俯く
和達銀治:「夕飯は塩っけの多いものにしたほうがいいな…工藤が佐藤になるかもしれない…。」
工藤有佑:「……」ムム
工藤有佑:「何が食べたい」
和達銀治:「うーん…」考えてる
工藤有佑:「…あと、欲しいもの…考えたか?」
和達銀治:「夕飯かぁ…うーん…。ん、欲しいもの?」
和達銀治:「その話はもういいんじゃなかったのか?」
工藤有佑:「……」くっ…
工藤有佑:「……何か返したいと言ったのは、本心だ」
和達銀治:「じゃあ他は本心じゃなかったのか?」
工藤有佑:「……」知らない知らない!
工藤有佑:「他は忘れてくれ…」
和達銀治:「…なんで?覚えてると都合が悪い…?」
工藤有佑:「…都合が悪い」
和達銀治:「………」しゅん
工藤有佑:「……」しゅんとしてるのをみて居たたまれなくなってくる
工藤有佑:「……無いのか?」
工藤有佑:「…まだ、保留…?」
和達銀治:「……わかった、俺もちょうど有佑の頼みを聞いてやりたいとは思ってたからな…。忘れる…」
和達銀治:「欲しいものか…」
和達銀治:「……物じゃないんだが」
和達銀治:「…………水族館に、行きたい。」
工藤有佑:「……水族館、か」
工藤有佑:「…本当に好きなんだな…。分かった、…行こう」
和達銀治:「………」
和達銀治:「…ん…。」
和達銀治:「ありがとう」
工藤有佑:「他にはないのか…?」
和達銀治:「あぁ、いいぞ」
和達銀治:「それだけでいい」
工藤有佑:「…………そうか。………」俯く
工藤有佑:「……戻ろう」席を立つ
和達銀治:「あぁ」席を立ちます
工藤有佑:一階に降りていく
和達銀治:ついていきます

KP:一階に降りると、店長の女性が貴方たちをみて微笑みかける。
KP:「どれにするかお決まりになりましたでしょうか?」
KP:そうしてメニュー表を渡してくる。
KP:「どれが、正解かなんてわからないものです。ですので、お客様が思った通りのものをお選びください」
KP:メニュー表
・情熱の赤
・感謝の桃
・信頼の橙
・平和の黄
・希望の緑
・幸福の青
・気品の紫
・尊敬の白
・永遠の黒

和達銀治:「……どれがいいとかあったか?」
工藤有佑:「……」(正直味が飛んでいる)
工藤有佑:「…銀治はどうなんだ?」
和達銀治:「正解は無い、か…俺は…そうだな。俺が人にあげるなら黒かな」
工藤有佑:「俺は…ビターか…ラズベリーが口に残ってるな」
和達銀治:「じゃあ黒だな」
工藤有佑:頷く

KP:2人が選んだチョコを告げると、店長の女性は「かしこまりました」と優しい声で答え、店内の奥へ入って行く。
KP:しばらくして店長が、チョコレートを持ってくる。それは綺麗な薔薇の形にカットされたビターチョコレートだ。
KP:それを綺麗にラッピングすると、そばで見ていたクロエに手渡す。
KP:クロエは、花の咲くような笑顔を浮かべて貴方たちにお辞儀をする。

クロエ:「ありがとうございます、あなた達も幸せなバレンタインを」
工藤有佑:「…喜んでもらえるといいな」
和達銀治:「力になれたならよかった、しっかりな」
工藤有佑:「はい!」
クロエ:「はい!」

KP:クロエは嬉しそうな表情を浮かべて店長の女性と何か内緒話をすると、店の外へと出ていく。
KP:クロエを見送ると、店長は貴方たちに再びメニューを差し出し、にこりと微笑む。
KP:「あの子、クロエからのお礼だそうです。お代は頂きません。ホットチョコレートをお出しします。明日はバレンタインデーですね。よければ、お客様同士でホットチョコレートに添えるチョコレートを贈り合ってみてはどうでしょうか?」

工藤有佑:ちらっと和達を見る
和達銀治:「なんでもいいぞ?俺も勝手に選んでいいのか?」工藤に
工藤有佑:何でもいいが困るんだよな…って顔
工藤有佑:「…いいけど。なんでもいいは困るんだが…」
和達銀治:「ふ、自分が好きなのにすればいいだろ?深く考えすぎだ」
工藤有佑:「……そう、いわれても……」
和達銀治:「じゃあ俺は黒」
工藤有佑:甘かったチョコを思い出してる
工藤有佑:(赤は甘かった、桃色は甘かった気がする。橙はオレンジ。黄色はあまり甘くなかった。緑も甘さ控えめ。青は甘くない。紫は…ブルーベリーはあまり好きそうじゃなかった。城は好きだと言っていた気がする。黒は甘くない)メニューをじっと見てる
工藤有佑:choice[赤,桃,白]
Cthulhu : (CHOICE[赤,桃,白]) → 白
工藤有佑:「……」むむ…
工藤有佑:「……じゃあ、白で…」

KP:2人が注文し終えると、店長の女性は「かしこまりました」と優しい声で告げると店内の奥へ入って行く。
KP:しばらくすると、店長の女性はマグカップに注がれた温かいホットチョコレートを持って、2階へと2人を案内してくれる。
KP:マグカップには、お互いに贈り合った薔薇のチョコレートが添えられていた。
KP:カップをテーブルに置くと、「冷めないうちにどうぞ、召し上がってください。とっておきの魔法をかけておきました」と微笑む。

工藤有佑:「…」(甘そうだな…)
和達銀治:「わるいな、ありがとうございます」

KP:「感謝はクロエに言ってあげてください。では、ごゆっくり」と女性は柔らかな笑みを浮かべて1階に戻る。

工藤有佑:席に座る
和達銀治:向かいの席に座る
工藤有佑:「……いただきます」
和達銀治:「いただきます」

KP:ホットチョコレートを一口飲んでみると、美味しくて甘いチョコレートの味が口の中に広がっていく。
KP:やさしい味に心が温まる。

和達銀治:「あったかい」ほっ
工藤有佑:「…あまい……」
和達銀治:「…まあチョコレートだからな」
和達銀治:「無理なら飲もうか?」
工藤有佑:「…たまにはこういうのも悪くない」
工藤有佑:もう一口飲む
和達銀治:「…」
和達銀治:「そうか、よかった」
和達銀治:「チョコ、正反対になったな」白と黒
工藤有佑:「…狙ったわけじゃないが…白いの、好きって言ってなかったか?」
和達銀治:「あぁ、好きだ」
工藤有佑:(ほっとする)
和達銀治:「まぁ、なんでも…選んでもらえるならそれはうれしい」
工藤有佑:「合ってたな……。…?」
和達銀治:「そうだな、おかげでもっと好きになったよホワイトチョコ」チョコも食べます
工藤有佑:「……」そんなこという?????

KP:ホワイトチョコを食べた和達は、相手に対して、敬い想う感情を抱く。

工藤有佑:「……」自分もチョコを食べる

KP:ビターチョコレートを食べた工藤は、相手に対して、永遠の存在だと抱く。

和達銀治:「うん、美味い」
工藤有佑:チョコをもぐ…ってして止まってる
工藤有佑:「…」和達のほうを見る
和達銀治:「?」
工藤有佑:「いや……」目をそらす
和達銀治:「こっちが良かったか?」ホワイトチョコ
工藤有佑:「…どこにいても、お前はお前なんだな」
工藤有佑:ホワイトチョコもらおうかな
工藤有佑:「……安心した」
和達銀治:「……」
和達銀治:「ん、」
和達銀治:「安心していい…」
和達銀治:「そっちも食べる」ホワイトチョコをあげよう
工藤有佑:ビターチョコを渡す
工藤有佑:「苦いけどいいのか?」
和達銀治:「あぁ」うなずきます
工藤有佑:たべる
和達銀治:食べます

KP:ホワイトチョコを食べた工藤は、相手に対して、敬い想う感情を抱く。

ビターチョコレートを食べた和達は、相手に対して、永遠の存在だと抱く。
和達銀治:「……」涙を流します
工藤有佑:「…え」思わず
工藤有佑:「…どうした?苦かったか」
和達銀治:「いや……」
和達銀治:「へんだな…」
工藤有佑:「……」ハンカチを差し出す
和達銀治:「……」首を振る
和達銀治:「…大丈夫だ」袖でふく
工藤有佑:「…」しまう
工藤有佑:「…言わなきゃわからない」
和達銀治:「…。」
工藤有佑:「でも、言いたくないなら…言わなくていい」
工藤有佑:ホットチョコレートを飲む…
和達銀治:「今は…いい。」
和達銀治:「悪かった、取り乱した」
工藤有佑:「気にしてない」
和達銀治:ふいてから自分もホットチョコレートを飲もう
工藤有佑:「…力になれるかわからないが」
工藤有佑:「悩みがあれば…聞くくらいはできる」
工藤有佑:「……仕事のことでも、それ以外でも…」
和達銀治:「駄目だ…」
和達銀治:「だってそれは…」
和達銀治:「………困らせるから」
工藤有佑:「……」むむ
工藤有佑:「…お前が思ってる以上に俺は失敗の多い人生だぞ…?そう困ることはない…参考にもならないかもしれないが」
工藤有佑:「……俺みたいに、ならないように」
工藤有佑:「助言するくらいならできる…」
工藤有佑:「………」
工藤有佑:「いらない心配か」
和達銀治:「………違う、そうじゃない」
和達銀治:「そうじゃないんだ…。」
和達銀治:「……なんて言葉にすればいいかわからない…怖い…」
和達銀治:「今まで当たり前だったものが簡単に崩れるのを知ってる…」
工藤有佑:「……」
和達銀治:「……今は壊したくない、から…」
和達銀治:「だから…今は言えない」
工藤有佑:「……そうか」
和達銀治:「……甘えて悪い」
工藤有佑:「…いつ甘えた?…俺は何の相談もされてない」
工藤有佑:「…俺に話せないことも多いだろ。それは…わかってるつもりだ」
工藤有佑:「だから気に病むことはない」
和達銀治:「~~…」
和達銀治:「はぁ……有佑は、変に鈍感だ」
工藤有佑:「………」スンッ
和達銀治:「……鈍感で、硬いしすぐ話を逸らす」
工藤有佑:「……」静かにホットミルクを飲み干す
和達銀治:「…でも、それ以上に…一緒にいると落ち着く」
和達銀治:「ありがとう」
和達銀治:「今言えるのはそれだけだ」飲み干します
工藤有佑:「………」目を丸くする
工藤有佑:「…わからない奴だな」
和達銀治:「よく言われる」
和達銀治:「ごちそうさまでした」
工藤有佑:「……。ごちそうさま」
工藤有佑:「……わからない奴だが、それ以上にお前は良い奴だ。きっと壊さないように守れる。…自信をもっていい。」それだけ言って席を立ちます
和達銀治:「…………そうだな。」席を立つ
工藤有佑:デザート用にいくつかショコラを買っていく
和達銀治:店主にさんにごちそうさまって言ってペコってします

KP:店主は優しい笑顔で貴方たちを見送ってくれる。店の外に出るとすっかり夜になっている。
KP:粉雪が舞い白く染まる道を、2人は歩いて帰っていく。

——————————

翌日、2月14日。ショコラ・ソルシエールの店の近くでクロエと男性の姿を見かけるだろう。
クロエが緊張しながらも一生懸命にチョコレートを手渡すと、男性は驚いた表情を浮かべた後、嬉しそうに喜んでチョコレートを受け取り、そのあと楽しげに会話する様子が見れる。

——————————

KP:後日。一匹の黒猫が、和達の家の前を訪ねる。黒猫は「にゃあ」と可愛く鳴いて、綺麗にラッピングされたプレゼント箱を置いていくだろう。
KP:中を見ると、チョコレート色の薔薇と指輪が入っている。
KP:そんなところで、「チョコフィオーレの祝福」、シナリオクリアです。

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