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Krist出演ミュージカルลิขิตรักชิงบัลลังก์観劇。その2。曲目リスト。

『ลิขิตรักชิงบัลลังก์』。日本の舞台でイメージすると『歌謡シアター「ラムネ」』みたいな感じです。良い例えだなと自分を褒めてあげたいのですがすみません伝わりにくいと思います(諦めが早い)。もっと分かり易くいうと『マンマミーア!』みたいな感じ。ABBA縛りとかないけど。

『ลิขิตรักชิงบัลลังก์』はタイの人なら誰でも知ってる往年のヒット曲で構成されている舞台で客席は無条件に大盛り上がり。勉強不足でお恥ずかしいのですが私はタイポップについてほぼ知りません。推しがFMで歌った曲くらいしか知りません。キッ(テミ)トゥンなら任せて!ぐらいです(歌詞覚えてないけど)。観劇前に勉強していこうと息巻いたもののなかなか覚えるまでの時間はなく。それでもちょっと知ってる曲がかかるたびに「お!」となれましたので、一夜漬けな予習でもやって良かった助かった無駄なことなどないもない(自己肯定感高め)。ただでさえ言葉も何もわからない中で知ってるメロディがどれだけ心強かったことか。リーフレット見せてくれたフォロワさん本当にありがとうございました。

と言うわけで、曲を思い出したいと思います。中途半端な記憶ですので薄目半目で読んでください。さあいってみよー。

劇場ではパンフレットの販売はなく、入場時に1人1部ずつリーフレットが手渡されるのみ。そこにキャスト、スタッフ、スポンサー、舞台写真、使用曲一覧などが記載されているのですが、まあ可愛いタイ文字はまず読めません。ここでパッと読めるのは「ピーラワットシェーンポーティラット」のみです。えっへん(多分きっと沢山の人がそうだと思う。えっへん)。

ぴーらわっとしぇーんぽーてぃらっと以外は呪文

正直、曲目を読むのが一苦労なんですがApple Musicで検索にヒットする曲があった時の喜びはそらもう大変なものなので、頑張って解読するのもなんかいいのかなとか思ったり(達成感)。そんな苦労し、プレイリストをやっと完成させました。感無量です。私今月でApple music解約しようと思ってたのにどうしよう。あーれー(今月は今日まで)。

そんなわけでこちら。

A5サイズのリーフレット。これは少し広げた図。

リーフレット見ましたが、使用順に曲が並んでいるわけではなく。最初の脚本ではこの順だったのかどうなのか。それはどうにも分かりませんがとにかく順番バラバラ。バラバーラ。そしてやはり付け焼き刃な耳にはどうしても思い出せない曲もあり。この曲本当に使ってた?くらい覚えががない。脳みそザルザルなのが悔しい。言い訳はこのくらいで、さあいってみよー(2度目)。


シーンが正しい順序で思い出せない為、リーフレット掲載順でいきます。


รายชื่อเพลง 曲名リスト

1. การเดินทางที่แสนพิเศษ
オルニダと小さい王子のデュエット。
自分のことを待っている相手を探す、とても特別な旅。的な歌。歌い終わった時にオルニダが「หิมะตก!」と雪に大はしゃぎ。小さな王子が愛おしそうに見つめ、おでこについた雪を払ってあげる。客席にも雪が舞ってきて私も大はしゃぎだよ。雪ついたよ。自分で払ったよ。

2. ขอเป็นคนของเธอ
オルニダと小さい王子のデュエット。
途中、小さな王子が「サランヘヨ」と真剣な目で口説きにかかります。でもまだ相手にされません。無念。ちなみに歌詞に「ขอให้เธอ」と何度も出てきて舞台とは関係ないร้ายๆ(KristがLOLで歌った曲)を思い出してしまう個人的に危険な歌。

3. คนในฝัน
小さな王子。
小さな王子が歌い上げてる記憶があるのですがどのシーンだかはっきりとは思い出せず。多分オルニダと出会って「夢以上の出来事が起きた、彼女に会ったんだ」と浮かれてるとこか…?な?確認したいです。DVD発売はいつですか。


4. ความเชื่อ
全員。
1幕ラスト。登場人物全員で歌い上げる圧巻のシーン。全員がそれぞれの考えの下「夢があるならそれを信じて進み抜くのだ。私はまだ死んでいない、私はまだ呼吸をしている」と拳を掲げ強く歌う。まだ己の行く末を知らぬ第4王子も歌ってると思うとちょっとグッとくる。


5. คิด (แต่ไม่) ถึง
小さな王子と第4王子のデュオ。
私もあなたもみんな大好きキッテミトゥン。仲良しPINONG。ラップも入るしコードも分かりやすく明るくかつ切なく変えて、仲良し兄弟がすっと胸に入ってくる。

6. ใครไม่เกี่ยวถอยไป
チーム王妃のテーマ曲。
原曲と違って重厚なアレンジ。存在感がすごい。王妃もかっこいいけど女官尚官役の方のラップシーンがめちゃくちゃかっこいい。迫力。好き(2度目の観劇の時に1幕冒頭の現代タイのシーンでこの女優さんがアンサンブルでガッツリ踊ってるのに気づいて目玉飛び出るかと思った)。


7. จากนี้ไปจนนิรันดร์
オルニダ。オルニダと小さな王子のデュエット。(2シーンで使用)
「まだ人を愛したことがないから人生がどんなに素敵なものなのか知らない」的な歌詞と「私の心の全てはあなた、この愛は死ぬまで続く」的な歌詞。
オルニダがどこか前半から中盤でソロで歌って(多分。きっと。おそらく)、あとラストシーンで現代に帰ってきた時に使われていた。これから運命の人に出会うドキドキのオルニダの気持ちと、最後に現代に来てここから本当の愛が始まるというドキドキの2人の気持ちかなと。


8. ถ้าเราเจอกันอีก
皇太子。
居なくなった恋人(伴侶?)を偲んで太鼓橋の上で熱唱する歌。太鼓橋から降りてもくるよ。恋人の幻を追いかけるもののやはり消えてしまう。手元に残ったハンカチをただ握りしめるしかできないと言う演技プラン。個人的には1番ミュージカルっぽいソロだったと思う。切なげに歌いあげる姿が印象的。


9. โปรดส่งใครมารัก
ソジェにタイムワープしてきた時にこの曲でアンサンブルさんたちが踊ってた!ワクワクする感じにアレンジされたサビに私は勝手にTDLをイメージ。すごく楽しい気持ちになった!

10. เพลงลูกกรุง
テッテレテッテレテーの曲(伝われー)。私の中でSOTUSSのファンミでこの曲を見た印象が強すぎて今回劇中でどこで使われたのかさっぱり覚えてません。あちゃー。


11. แพ้ทาง
小さな王子。
ソジュの街なかでオルニダに花をあげたり、雨を一緒に服で凌いだり、2人で踊ったり、ぺーてむてむぷーっとろんとろんな曲。とにかくかわいい。ひ弱で役立たずだけどかわいい。


12. ยักษ์ใหญ่ไล่ยักษ์
これもさっぱり覚えておらず。なんとなく怖そうなのでそういうシーンでしょうか。確認したいです。DVD発売はいつですか。


13. เรือเล็กควรออกจากฝั่ง
第4王子。
登場シーンの曲。見得を4度も切って大笑いなのに、女官に当たるひどいやつなのに(これは笑えない)、殺陣の最後は下僕と一緒に刀で「4」を描いて大笑いなのに、拍手喝采してしまう曲。圧巻。その後のファンサまでがセット。

14.วายร้าย
これも覚えてないのです。確認したいです。DVD発売はいつですか。
※追記※
矢が刺さった第4王子が歌う曲です!思い出せた!(曲名きちんと教えてくれたももちちゃんありがとう)
起き上がって、矢を抜いて、軽やかに華やかに歌って、再び自分で矢を胸に戻し刺して、倒れます。客席は大笑い。しかしキャストは誰1人笑ってないので、これは第4王子の本体ではなく魂が歌ってる演出だと言うのがわかるようになってます。
※追記終了2022.10.23※

15. อยากร้องดังดัง
オルニダとキンミー。全員。(2シーンで使用)
1幕冒頭の現代タイと、カーテンコールで使用。大きな声で歌いたくなる曲←歌詞の通り。聞いてー!幸せだよー!

16. Music Lover 
聞いたような気がするのにどこで聞いたのか思い出せない。ああ本当に思い出せない。悔しい。

ぺローンと開いてみた。
裏面。ぺろーん。
俳優、アンサンブル、バンドメンバー

以上、曲目リストに記載されていた16曲。(間違ってるのに気付いたらてけてけ直します←)リストに載ってる曲の他にもなにかしら歌っていた気もするけども…そこまでは覚えてられず。脳みそ小さい。

オリジナル曲のまま演奏されているものはおそらくほぼ無く、舞台のシーンに合わせた沢山のアレンジが加えられていて場面にとてもあった音楽になってました。タイの方たちは「馴染みのある曲なのに新鮮」という素敵体験をされたのでさないでしょうか(私もその域まで聞き込んでたらまた違った感想があっただろうに)。伴奏も録音テープでは無くバンドがちゃんと入っていたので勢いも迫力もあったし役者との歌唱タイミングも常にバッチリ。贅沢な空間!楽しかった!



そう。音楽で驚いたことがひとつ。音楽じゃないことも驚いてるけど。
文化の違い。どっちがいいどっちが悪いと言う話ではなく、びっくりした話。

いつもミュージカルを見るときは、カーテンコールが終わって役者が全員舞台上からはけてオケが音楽を演奏し終えたらオケに拍手して観劇終了、な流れです。私の場合。
で。
今回もそのつもりでカーテンコール見て、役者がはけて、オケが最後まで演奏をするのを聞き、終わった瞬間にオケに向かって拍手をしたら、


拍手、私1人。え。まじか。


私も「え?」って思ってるけど指揮者さんも「え???」ってこっちを振り返ってる。困惑顔で見つめ合う2人。ははは(突然のことに半笑いになってしまったけれども満面の笑みでも返しておけばよかった)。
タイは終演時のオケの音楽終わりに拍手をしない。学んだ。文化。学んだ(でもきっとまた観劇の機会があったら忘れて拍手しちゃう気がする)。

ひとつ賢くなったぞーと納得してふと後ろの座席を振り返ると、

お客さんほぼ誰もいない。え。まじか。

カーテンコールの途中で帰る人もいるんだなと思ってはいたけど、まさか秒で誰もいなくなってるとは。退席が早い!聞けば映画などでもエンドロールを見ずに退席する人が多いとか。早い!
タイはカーテンコールを最後まで見ずに帰るのも普通。学んだ。文化。学んだ。もうビビらない。


次は感想的なものを書きたい(と言うのはただ)。

終演後に覗き込んだオケピ。

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