競馬予想 皐月賞何狙う?
先日のスプリングSで皐月賞トライアルが終わりました。出走枠もほぼ決まってきたので、これまでのトライアル戦を振り返りつつ、本番の予想をまとめようと思います。
弥生賞組(ダノンザキット、タイトルホルダー)
前週の中山記念は開幕週開催のため例年通り前残り決着でしたが、弥生賞は前夜の降雨により稍重となり馬場への影響を推し量るのが難しかったと記憶しています。レースは10頭立ての小頭数のトライアル戦ということで、スロー必死の予想通り、中盤は12秒台後半の緩ラップ推移し、後半3ハロンが11秒台の前有利の展開となりました。レースは展開利を生かしたタイトルホルダーがホープフルSで完敗したダノンザキットを逆転したわけですが、誰もが本番も同様に恵まれるか疑問だと思ったのではないでしょうか。また、ダノンザキットも完調ではないとはいえ、これくらいの展開を跳ね返すような抜けた1頭ではないことも明らかになりました。今年は混戦の皐月賞という認識が強まったという意味では面白いレースだったと思います。
共同通信杯組(エフフォーリア、ヴィクティファルス)
このレースを制し3戦無敗のエフフォーリアの強さが際立ったレースという大方の意見に間違いはないでしょう。そして、それを裏付けるように2着ヴィクティファルスも先週のスプリングSを制したことで、共同通信杯組の評価を決定づけたと言えます。まだ毎日杯を残してはいますが、エフフォーリアは皐月賞1番人気は当確でよいでしょう。粗さがしにはなりますが、中山経験がないことが懸念点と言われていますが、これまでのレースでは先行して33秒台の末脚も使えているので、コースの違いによる不安は少ないと思うので、大外にならないことだけ祈っています。あと、同組で負けたシャフリヤールは皐月賞馬アルアインの全弟ですし、力を出し切れなかったステラベローチェも開催後半の中山は適正ありとみていますので、いい具合に人気落ちするはずなので馬券妙味があると今から楽しみにしています。
今回はメインのトライアル組について書きましたが、次回は他のトライアル、賞金上位組についてもさらっと書きたいと思います。
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