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無・休職中にnote始めた人、割といる気がする

noteを見ていて、フリーを機に、休職を機に、退職をしてという文を見ることが少なからずある。かくゆう私もそうだ。無職。

人は言えない書きたい気持ちが溜まって仕事を辞めるのか。
仕事をしていないと書きたくなるのか。
ただまあ物理的に時間の余裕がある時に書くことに向き合う時間を取れたらいいよね、なんて理由で使い始める。

人は暇だと思い出を振り返りたくなる、なんて言葉もある。
私がやっていることもそうだ。人生の振り返り。

正直書くということに時間を使う、不毛さも考える。
そもそもは私ライター職ではない。

これを書き溜めて、良い文章を書いて、もしくは専門分野の話を書き溜めて、ライターになるんだという目標もない。自己整理につながれば、そのまま表現の場が得れたらいいな、ぐらいである。


今は書きたい欲に合わせて書く、それでいい。

そう思い込んでパソコンに向かい合うのは、
単純に就活を進めない言い訳になっている気もする。
一つ文章を書けるだけで、その日やり遂げた感がある。

書かなかった日よりも。

まあ、まだ生活できる蓄えはあるし、書いていてもいいか。
そう自分を許して文章を書いている。

そんなことを朝から考えていて、ふと大ベテランの先輩が浮かぶ。
真顔日記を書いている上田啓太さんである。
知らない人にはぜひ小気味好い、あの文章を読んで欲しいと思う。
私が初めて彼の文章を知ったのは、ツイッターでである。

この流れてきたツイートを何気なく開いて、記事に見事に射抜かれた。

ブログを読み進めて、
「この人の文章、読んでて楽しい」純粋にそう思う。読み漁りたいと思ったライターさんは当時久しぶりだった。

もおすすめ。


そして話を戻して。
なぜ彼が大先輩かというと、
文章を書く人という意味でのそれではない。

彼はいろんなところに寄稿しているが、
その中でこういう文章を書いている。

『人は2000連休を与えられると、どうなるか?』

2000連休。


割とインパクトが強い言葉である。

記事の中で100〜300連休の時などそれぞれの時期の心情などの変化を語られている。あ、その気持ちだわと思うところもあれば、なるほど今後この変化が訪れる可能性があるのか…と思う。

2000連休という言葉に引き寄せられた人、
今自分〇〇連休だわ、と思って心苦しく感じた人。

上田さんの記事を読んで見るのをお勧めする。



という今日のおすすめをして、おしまい。


果ノ子


(余談。上田さんはaiko押しのライターさんである。私は、aikoのことは当時も「カブトムシ」ぐらいしか知らないし、私の中では矢井田瞳、MISIAぐらいに懐かしい、少し前の歌手である。しかしこの人の記事、恋の話題になればaiko、そうでなくてもaikoの歌詞が引用できれば、なんだか自然(な風を装って)にaikoのことが文章に組み込まれている。おいおいまたaikoかよ、と思っていたのに、もはやその引用に違和感すらなくなってくる。その甲斐もあって、私の中でaikoといえば、上田啓太さん。上田啓太さんといえばaikoとなっている。私のここ数年のaikoは上田さんのフィルター越しに見たaikoである。なんか、まあ。そういうの、すごいよね。)

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