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Defiの衝撃

1 CefiとDefi


突然ですが、最近こんな話をよく聞くようになりました。

「昔のように銀行金利だけで食っていきたい…」
「何もしなくても10万円程度貰えるような話ないかな…」



これは明らかにコロナ給付金の副作用だと思います…
ほんの少しの間でしたが、何もせずにお金を貰えていた時期があったので、
最近はこういった相談が結構あるのです。


本来であれば、そんなおいしい話あるわけがない!…と言いたいところですが、実はあるんです。それが…


Defi(ディーファイと読みます)

これを学ぶことが今の時代、お金持ちになる最短距離です。
Defi、まず何て読むのかというと
「Decentralized Finance」の略で一般的には「ディーファイ」と読まれます。


Defiを使うことにより…


10%前後の金利が黙っていて貰える
いきなり100万円相当のお金が貰える

ということがあるのです。
実際にほんの少し前の話ですが「ユニスワップ」というDefiプラットフォームが
参加者へ20万円から150万円近い仮想通貨を無料でプレゼントしたという実績もあり、
いまこうした話がゴロゴロあるのがDefiという世界観です。


では、Defiとは一体何か…?
結論から言うと「近未来の金融サービス」です。


もう少し専門的な言い方をすると分散型金融サービス。
管理者不在のインターネット金融だと思って頂ければイメージしやすいと思います。


通常の金融機関は銀行にしても証券会社にしても保険会社にしても
「〇〇銀行」や「〇〇証券」といったように管理者(会社)が存在していました。
これをDefiの反意語としてCefi(Centralized Finance)と言います。


一方Defiは従来の金融機関の役割をブロックチェーンが行ってくれます。
そのため従来の金融と違って管理者を必要としません。
インターネット上にのみ存在している金融サービスと言えます。

これが僕達にとってどのようなメリットがあるのか?
それは従来の金融の不便さをすべて解消してくれると言われています。


例えば、これは多くの人が経験し疑問に思ったことがあると思うのですが急遽、
お金が必要になってコンビニのATMでお金を下した時、215円の手数料が取られます。


「ん?なんで自分のお金を引き出すのに手数料が取られるんだ!?」


そう思った経験があるはずです。
だから僕は個人的に絶対にコンビニでお金を下すことはしません。


では、なぜ手数料が取られるのか?
一言でいえばコストが掛かるからですよね。
金融機関も営利団体です。決してボランティアでやっているわけではありません。


だから「コンビニでお金を下せる」
という便利さの提供の対価として215円の手数料を取っているってわけです。
ATM設置というコストが掛かっているわけですからね。


他にもこんな不便なことがあります。
他銀行間へ送金の場合も送金手数料が取られます。
なおかつ土日の場合は、取引完了までに最大で48時間ほど掛かる場合もあります。


世界的に見ると日本は手数料も安く、
取引時間も早いと言われていますが、それでもこうした問題は解消されていません。

■Cefiの問題点

  • 各種手数料が取られる(手数料が高い)

  • 取引に時間が掛かる

  • 人件費などのコストをユーザーが負担する

  • 中央のシステムが落ちると使えなくなる

  • 世界中には使えない人が大勢いる

  • 個人情報を収集される

  • 規制が厳しく新しいサービスが提供出来ない



2 Defi最大の特徴はじぶん銀行を持つようなもの


Defi最大の特徴は、「本当の意味で自分のお金を自分で管理できる」ということです。
「ん??Defiなんか使わなくても自分のお金は自分で管理してるけど!?」

そう思うかも知れませんが、現状は多くの人が銀行にお金を預けていますよね?
確かに今の日本ではATMへ行けば好きなように自分のお金を引き出すことが出来ます。

しかし、戦後の日本や2000年代のヨーロッパでは
何度も「預金封鎖」という事態が起こっています。
記憶に新しいところでは2013年にギリシャの財政危機により
地中海の小国キプロスが金融封鎖を行いました。
この時、多くの人が自分のお金を引き出せないという事態に陥ったのです。

また、多くの人が気が付いていませんが、
今の金融機関というのは、あなたが預入したお金をあなたの承諾もなしに
勝手に他人に貸しつけ金利を得ています。

金融機関が得ている金利は10%~15%と言われていますが、
あなたに返ってくるのは、わずか0.02%です…

もう一度言いますが、これはあなたの預入したお金を金融機関が勝手に
資産運用して得た利益です。
本来であれば、あなたも5%ほど貰ってもいいと思いますが、
現状はそうはなっていませんよね。

これは今の仮想通貨取引所でも同じことが言えます。
現在、仮想通貨へ投資している人の多くは、コインチェックやビットフライヤー、
海外取引所のバイナンスなどを使っています。

これは取引所が顧客の預け入れた仮想通貨を管理するという形になります。
言い方を変えれば、取引所が顧客の資産を好きなように動かせるということです。

実際に海外取引所では顧客の資産を持ち逃げしたという事件が後を絶ちません。
こうなれば自分のもとに仮想通貨が戻ってくることは、ほぼ100%ない。

これって自分のお金(資産)を自分で管理していると言えるでしょうか?
運命を金融機関や取引所に委ねていると言えるのではないでしょうか。

一方、Defiでは資産を銀行や取引所に預けるという工程が基本的にありません。
また預ける場合においても、その預け先はブロックチェーンが運用しており無人のシステムになります。

つまりこれは何を意味するのかというと、政治的圧力や悪意ある人の影響など…
資産の運用にあなた以外の人間の意思が介入しないということです。
よって自分の意思決定のままに資産運用が出来るということです。


これは今まであなたのお金を使って莫大な利益を得ていた銀行が、
もう好き勝手出来なくなったことを意味し、
逆にあなたがこれまで銀行がやってきたことを出来るようになるのです。

・お金を貸しつけて金利を得る
・手数料ビジネスを行う
・複利で運用する

こうしたことが出来るようになるのです。
これまで金融機関に泣かされてきた人にとってはまさにゲームチェンジとなる手段がDefiなのです。

そして、もう一つ大きな特徴があります。
日本人であれば当たり前のように銀行口座が持てますが
世界中には銀行口座一つ持てないという方が大勢います。
そういった方達もDefiを使うことによって金融の世界へ参加できるようになります。

今のあなたにとって、このことは他人事かも知れませんが、
将来的に海外へ移住しようと思った時、Defiはめちゃくちゃ便利でしょう。
海外で銀行口座を開くのは大変ですからね。

でもDefiがあれば大丈夫です。
世界中どこにいても、これまでと同じようにお金を引き出したり
送金なども簡単にできるようになります。

3 具体的にDeFiでどう稼ぐのか?

ここまでの話を聞いてビットコインなどの仮想通貨との違いがよく分からない…
という人もいるでしょう。仮想通貨とDefiは一体何が違うのか?

ビットコインやイーサリアムといった仮想通貨はブロックチェーンを利用したデジタル通貨でした。
現時点でこれは価値の貯蔵手段として使われています。

これに対してDefiはブロックチェーンを利用した金融サービス全般を言います。
つまり次の様に言い変えることが出来ると思います。

・仮想通貨→未来のお金。(今でいうお札)
・Defi→未来の銀行や証券会社。(今でいう〇〇銀行、〇〇証券)

ここまで理解できたら稼ぎ方は見えてきます。
例えばビットコインやイーサリアムで稼ごうと思った時、
安値で買って高値で売ることしかできませんでした。
ようはFXなどと同じで価格差異で稼ぐことしかできません。

しかしDefiは金融サービス。
これまで荒稼ぎしてきた銀行と同じことが個人レベルで出来るというわけです。

例えば仮想通貨を持っているだけで利息を得たり、それを担保に借入することも出来るし、
自分の仮想通貨を他人に貸して金利を得ることも出来ます。
そして、これらのキャピタルゲインとインカムゲインを複利で運用することも出来ますのです。

■DeFiの代表的な稼ぎ方

  1. Defi銘柄へ直接投資して稼ぐ

  2. レンディング

  3. 流動性マイニング

  4. エアドロップ

ちょっと難しい用語が出てきましたが大丈夫です。
ここから分かりやすく説明していきましょう。

3.1 DeFi銘柄へ投資して稼ぐ

これはビットコインやイーサリアムへ投資したことのある人ならすぐに理解できると思いますが、
大ブームになった仮想通貨投資とまったく同じ稼ぎ方です。
しかしDefi銘柄は一般的な仮想通貨とは違い桁違いの高騰を見せています。
その一部を下記に掲載しておきます。

ユニスワップを10万円分買っていたら、たった1年足らずで186万円になっていた計算です。
同時期で見てみるとあのビットコインでさえ、1年で5倍程度だったものが、
ユニスワップは約20倍です。
Defiの盛り上がりを証明したようなデータです。

3.2 レンディング

はじめて聞く単語ですが、理解すれば何てことはありません。
レンディングとは自分が保有している仮想通貨を
コインチェックなどの取引所に貸し出しをして金利を得る方法です。

仮想通貨は発行上限が決まっている有限資産。
よって取引所も金利を払ってでも出来るだけ多くの仮想通貨を
キープしておきたいわけです。
そこで一般から幅広く貸し出してくれる人を募集しているわけです。

ここは法定通貨と銀行の関係と同じです。
既存の銀行も皆さんから預金という形でお金を集め、
そのお金をトレーディングして利益を得ています。

レンディングは金融庁登録の取引所が管理してくれるという安心感がありますが、やはりその分、金利は低いです。
それにしても3~10%程度は見込めますので銀行金利に比べると、かなりいい投資と言えるでしょう。

3.3 流動性マイニング

流動性マイニングはレンディングに似ていますが、ちょっと違います。
自分の仮想通貨を預けて金利を得るという面では同じですが、
流動性マイニングはDefiのサービスに流動性を提供する見返りとして報酬を獲得します。

少し混乱すると思いますが流動性マイニングの方は
実際にDefiの運用に使われるので非常に高い金利や報酬が得られます。

Defiは管理者不在の金融サービスです。
取引所を介さず直接取引するため余計なコストは掛かりません。
その分、仮想通貨を提供してくれた人により多くの報酬が還元されます。それが流動性マイニングです。

3.4 エアドロップ

4つ目がエアドロップです。これは体験したことのある人が多いかも知れませんが、仮想通貨が無料で貰えるイベントのことです。

「無料で貰える??そんな話があるの?」

と思う人も多いと思いますが、
なぜエアドロップを行うかを知れば納得するはずです。
エアドロップを行う理由は下記の通りです。

■エアドロップを行う理由

  • 顧客の獲得と維持のため。


現在の仮想通貨市場は競争が激しく常に他の仮想通貨と顧客の奪い合いです。
そこで過去にその仮想通貨を使っていた人を呼び戻すためや既存客が離れないため、そして新規顧客を得るために定期的に無料で配っています。

もっとも大々的に行われたのは2020年8~9月に「Uniswap」というDefiプラットフォームが顧客全員に一律10万円以上相当の仮想通貨を配った例もありました。

また2021年には「dydx」というプラットフォームが過去に利用した実績のある顧客に100~1000万円相当の仮想通貨を配り度肝を抜きました。

4 最後に

ウクライナ危機でその名が世界に知れたSWIFT(国際銀行間通信協会)
そのSWIFTがロシア侵攻がはじまる前こんな声明を出していました。

「我々にとって今は転換期だ。すぐに対応しなければこの波に飲み込まれる」

ここだけを切り取るとウクライナ危機のことのように聞こえますが実はそうではなく、
これはDefiのことを言っていました。

SWIFTとは各国銀行間の金融取引を仲介する国際機関です。
日本を含む200以上の国と地域がSWIFTを通じて金融取引を行っています。
つまり、SWIFTから排除されたロシアは国際貿易が出来なくなるという話でした。

本題はここから。
SWIFTに加盟しているのは従来型の金融機関。
つまり中央集権型の銀行です。
この中央集権型が終わりに近づいているという危機感をSWIFTが持っているということです。

SWIFTの決済システムは何年も前から進化しておらず
中継銀行をいくつも経由して送金を行います。
そのため例えば日本からロシアへ送金しようすると…

日本⇒ニューヨーク⇒ロンドン⇒上海⇒ロシア

といったように何カ国も経由して送金が行われます。
そのため時間も手数料も多く掛かります。
しかしDefiを使えば送金に掛かる時間はリアルタイムで一瞬で行われます。手数料もほぼ無料です。

ただ、これだけを聞けば「自分にはあまり関係ない」と思う人も多いかと思いますが、
なぜDefiが金融革命と言われSWIFTをも恐れさせてきたのか?
これはIT革命によく似ています。
IT革命により僕達の暮らしは物凄く便利になりました。
しかし、その一方でITにより職を失った人も沢山いましたよね。
そう従来型の古い職種です。

これと同じで従来の中央集権型の金融機関は、もう必要なくなるのです。
銀行、証券会社、保険会社などなど…例えば保険一つとって見ても
「保険に入る」という一つの行為に対して、「あなたと保険」の間にどれだけの人が介入しているでしょうか。

保険セールス、保険会社の本社、保険金をおさめるための銀行などなど…これらは全てコストです。
そしてそのコストは全て僕達、ユーザー側が負担してきました。

さらにです。彼らが仕事場としている立派なオフィスビス、
彼らが顧客を集めるために使っている女優のCM出演料、
僕達とは関係のない大口契約を取るための接待費、これらもすべてコストです。
そのコストが金融商品にONされているわけです。

そのため素のままだと1万円ほどの金融商品が2万円にも3万円にもなっているのが現状です。
ハッキリ言います。バカバカしいでしょ。

もともと金融商品なんていうのは実態のないモノです。
信頼や信用を数値化して売っているに過ぎないわけで、
なぜそこに接待費や女優を使った広告費がONされるのか謎ですよね。

こういったものをすべて排除して金融というものを本来の価値に戻そうとするのが
Defiです。
これは金融だけではなく世の中全体がこうした動きに転換しています。

本来あるものの価値に余計なコストをONするのはおかしいよね…
という価値感と思想。
必要以上に立派なオフィス、人件費、広告費、接待費、重役たちの報酬などなど…
こうしたものが本来ある価値にONされているから本当の価値を見失っている。

その高級ブランドバックは本当にその値段に見合う価値なのか?違うはずです。
その値段には銀座一等地の土地代も含まれていますしパリで行われているファッションショーの経費も含まれています。

金融もこれと同じ。
僕達が必死に働いて、それでも将来が不安だと思って買った投資信託や保険。
そこに余計なコストが含まれているから、いつまで経っても資産は増えない。
皮肉にも僕達が投資信託や保険を買えば買うだけ資産が増えるのは彼らの方です。

だからDefiは、めちゃくちゃ儲かるのですが、ちょっとニュアンスが違っていて、これが本来の価値だってこと。
Defiがめちゃくちゃ儲かるのではなく、金融がめちゃくちゃ儲かるのです。

ただ今まではそれを彼等(金融屋)が独り占めしていた。
だからDefiによって、彼らを排除したってだけの話。だから儲かるのです。

Defiが金融革命と言われる理由はここです。
世の中には色々な産業がありますが、圧倒的に儲かる産業が金融です。
その証拠に街の一等地に建っているビルのほとんどが金融関連のビルです。

その金融の儲けをゼロにして100%ユーザーに還元する仕組みがDefiです。
Defiをはじめたあなたは利子、金利、複利の威力を目の当たりにするでしょう。
これは今まで金融にだけ与えられてきた特権階級。

その権利をDefiによって奪うのです。

5 Defiの衝撃 教材について

「Defiの衝撃」の教材を販売いたします。
ご購入方法などについては以下のリンクに記述されいます。

Defiの衝撃」ご購入について




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