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散る花の 二度と咲くとは 思はねど せめて残さん 花の香りを

2月に入ったので、note更新。

「散る花の 二度と咲くとは 思はねど せめて残さん 花の香りを」

タイトルは、18歳で逝ってしまった特攻隊員の辞世の句です。先日初めて知ったのですが、すごく心を揺さぶられました。心がスクリューするような感じ(多分左回りで)。

そんなこの感情…どこかで体験したことがあるなと思い返してみたところ、子どもの頃に読んだ歴史の本で見た、儚い句を知った時に似ていたんです。

北条早雲との戦の果てに滅びた三浦一族、三浦道寸(義同)が自刃する際の辞世の句——
「討つ者も 討たれる者も 土器(かわらけ)よ 砕けて後は もとの土くれ」

昔は一家に一冊、こういう歴史の漫画本あったよね。

この死にゆく者の無常感というのは、自分には本当に言語化できないです。だってまだ、自分の死をそこまで強く意識したことがないから。

いつかわかる時が来るんだろうけど、その時僕はどこで誰と何をしているんだろう。今の平和な世の中が新たな戦前とならないことを祈りつつ—

脂肪0のヨーグルトを吸いながら、
丸谷才一の「裏声で歌へ君が代」を読みながら、
今日(2/6)誕生日のボブ・マーリーを聴きながら、

とりあえず感情豊かに、懸命に生きてみようっと。Some People Feel The Rain, Others Just Get Wet.


2/9に野毛エリアの宮川町 Rotary でMusic Selectします。
CalmClam(カァムクラム)という新しい名義でやっていきます。
かむくらじゃないです。お見知り置きを。

左上には2/9誕生日、ドストエフスキーの一節を拝借。誕生日ネタが好きな私。

和物、ソウル、ジャズなどをクロスオーバー、まるッと一曲聴いていく一夜にしたいと考えていますので、皆様ぜひ。


これにて雑記は閉幕、また来月会いましょう。SAYONARA.

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