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非配信者的配信を追い求めて

最近、WoT界隈で配信者が増え、賑わいを取り戻している。一昔前の「もうWoTは終わりだな」と思うほどの鬱屈とした感じがもはや懐かしく感じる。

配信者が増えたことで配信者コミュニティというものが成立してきた。配信者同士でコミュニケーションを取り、その日のうちに一緒に戦車に乗る。こういうことが活発に行われている。日本茶さんの作ったWoT配信者サーバーのおかげでより配信者同士のコミュニケーションが活発になっていくことだろう。

配信者の多くは、自らがゲームをしながら視聴者と会話を楽しみたいというようなコミュニケーション構築の場として配信を行っていることが多い。このような理由による配信を「配信者的配信」と呼びたい。一方でコミュニケーション構築が消極的な配信のことを「非配信者的配信」と呼ぶことにする。

僕も今年から本格的に配信を始めた。玉虫さんと一緒に「はちたまちゃんねる」をYouTubeで作り、日々、動画投稿や配信を行っている。

僕と玉虫さんはウンバボ族に同時期に入隊しいつの間にか4年が経過している盟友である。そんな二人が今年に入りYouTubeチャンネルを作ることになってしまった。今までは互いに個人のTwitchチャンネルを持ち、たまに配信は行っていた。しかし活発な配信頻度ではなかったため、配信外でWoTをプレイし面白い出来事やスーパープレイを撮り逃すことが多かった。それを減らそうとしたのが、「はちたまちゃんねる」が出来上がった一つの理由である。もちろん玉虫さんは他にも大きな野望があり、動画投稿やWoT内イベントを通じてWoTをしていない多くの人々にもWoTを知ってもらい、プレイ人口の増加につなげたいという夢がある。

一方、僕はというとWoTの面白い出来事やスーパープレイを撮り逃さないようにするという理由の他に配信を行う理由はあまりない。コミュニティはほぼウンバボ族内で完結していたし、そもそもあまりコミュニケーションをとるのが上手くない。だから、僕自身はコミュニケーション構築の場として配信を求めていない、非配信者的配信を求めてきた。もちろん、この配信者コミュニティに取り入れていただけたことは光栄だし、コミュニケーションそのものを否定するものではない。今後もいろいろな配信者と一緒にWoTをしていきたいと思うのと同時に、溌溂と喋り貪欲に配信する配信者に少し胸が痛む。

他の配信者もそうだと思うが、WoT以外にも仕事や趣味や交友関係などがあり、生活が忙殺している中でWoT配信を行っていると思う。僕の場合、その優先順位が低いというだけのことである。とは言っても、「はちたまちゃんねる」としての目標を達成しなければ、やめることはできないし、玉虫さんの目が青いうちは極力サポートしていきたいと考えている。

誰もが配信しやすい環境になったことで、配信者が増えることは非常に喜ばしいことである。配信者的配信により、WoT界隈が活発になるのは確かである。ただ、僕の場合は、あまり気を張らずまったりと配信するのが性に合っているというだけのことである。

これからも「はちたまちゃんねる」を応援してください!そしてWoTを楽しんでいただきたい。

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