熊本ヴォルターズ戦を終えて

新年から三連敗とさすがに負けられない長崎でございます。
野口”パパ”大介選手が二試合連続のスタート。オンワンでのスタートについては正直何故？感が凄いのですが、試合をみて考えるに
●ギブス選手はシックスマンとして後からオフェンスが停滞した時に得点を決めて欲しい。一対一で点を取る事が可能な選手のため。
●キング選手のファールトラブル防止のため。スタートで出してポンポンとファールするとゲームの展開が崩れてしまいかねない。豪快でアスレチックなプレーを見せてくれるがファール多いっすよー。
●野口大介選手の好調具合。野口選手が良い。ストレッチしてスリーポイントだけでなく、ここ数試合はインサイドへの切り込み、越谷のアナウンサー曰く、渋すぎるカットインが度々見られる。ディフェンスでもディナイでまえから体を当てて自由にさせない、背後へのパスを落とされたりアリウープ狙われた時は無理せず無駄ファールはしない、又は早めにファールしてシュート前にプレーを切る。ベテランの渋みの効いたプレーが信頼を得ている模様。
そんな感じかなと。野口選手がしっかりやってくれてるんだよね、ヴェテラン凄いや。

さて試合は、ローソン選手のインサイドに苦しむものの支配迄はさせないでしっかりと人数でアドバンテージをとってリバンドを取らせないプレーをしてました。二人で挟み込んでブロックアウトして弾いたらボンズ選手が飛び込むと。
前回対戦ではアンストッパブルな活躍だったウッドベリー選手も高比良選手がしっかりとディフェンスして好きにさせていませんでした。リオン選手が怪我で登録なしの試合が続くなか高比良選手の調子が上がってきてるのは頼もしい事です。

スリーも確率良く入っていました。中でもエドさんのシュートタッチが戻ったのはありがたい。狩俣選手もオールスターの疲れを見せず、逆に良い刺激になったのかスリーにディフェンスに冴えてました。
またジョーダン選手はオールスタースリーポイントコンテストで存在感を示したばかりでしたが敢えてなのか3Pを打たず、カットインでゴールに向かうプレーが多かった。対戦相手はやっぱりスリーの印象が強いんでしょうがハンドラーとしても脅威と思い知ったでしょう。
プレータイムは少なかったものの榎田選手のディフェンスも付け加えたいとこです。前半、速攻を止めるナイスディフェンスやターンノーバーを引き出すディフェンスにファンもかなり沸きました。後半にパスミスが続いたのは、伸びしろですね。すぐに狩俣選手がアドバイスに行ってたのはヴェルカらしいなぁと感心しました。
前半からリードを奪う展開だったものの、負ける試合の時は前半で大量リードがあってもあれよあれよとリードを溶かして大逆転負け、なんてのもあったので最後まで気が許せませんでしたが、終わってみれば全てのクォーターを獲って完勝でした。
最後にボンズ選手のスタッツ。
28Pts 19Re 8As 3St
控えめに言ってモンスター級、まさにモンスタースタッツ。でもね、コレはチームとしての役割の上での数字と前記の通り味方の他の選手がリバンドを取らせない様に体張った結果でありましょう、またそれをボンズ選手もわかっておられる、若いのに人間できてるなぁ。この調子でB2でもMVP取って欲しいもんです。
次はバンビシャス奈良戦、連勝を目指して
Go Velca!