ファイティングイーグルス名古屋戦を終えて
12月2日
H長崎 71-84 A FE名古屋
12月3日
H長崎 72-67 A FE名古屋
今節も、敢えて も と言わせていただきますが、一勝一敗でした。同一カード連敗はしないヴェルカの伝説は続いてます。粘ってくれます。
今節第一戦は予想していた悪いことが大体当てはまるかのような、悪いところがギュッと凝縮したかのような試合でした。トランジションの速い攻撃も要所を抑えられ得点まで結びつかないターンが重なります。ペイントを攻めても外国籍選手馬場選手をダブルチームで固めて思うように得点が伸びて行きません。ペイントタッチからのアウトレットパスもしっかりと締めて対応され展開出来ません。それでも何とか3Q迄は互角の試合ではありましたが最後はオマラ選手にインサイドを支配されて第一試合を落とします。FE名古屋は外国籍選手と馬場選手の一対一が始まるとスルスルとダブルチームで挟んでいきます。それ以外の選手にボールが渡ることも多くなりました。そんな中、しっかりとリオン選手が得点を伸ばしてくれ、キャリアハイの18得点を取ってくれたのはこの試合以降の希望でしょうか。
第二戦は第一戦から更に輪をかけてインサイドへのディフェンスが厳しくなります。前日同様リオン選手にボールが渡る回数が増えそして昨日以上にしっかりと決めてくれました。1Qは試合開始からリオン選手の3P ・3P・ドライブでリオン選手だけで8点。昨シーズン迄は決して得意ではなかった 3Pを決めてくれている。いきなりの盛り上がりポイントで昨日第一戦の鬱憤を晴らしてくれる展開です。その後もインサイドドライブ、速攻でのレイアップを沈め安定して得点を伸ばします。4Qにも速攻からの 3Pを沈め 3Pが3-3、得点が19点と連日のキャリアハイ更新。ファールも 3で抑えてプレータイムも27:14と大きく伸ばしました。ディフェンスの強度は変わらずこの成績、見事です。天晴れです。
1Qの残り時間が少なくなってきたところでこの試合のもう1人の主役である小針選手が登場しました。45秒での登場でいつもならインスタントスコアのプレーを任されて終わりかと思いきや、小針選手のアジリティがFE名古屋にマッチするとの判断でしょうか2Q頭からも出場継続です。前田HCか磯野ACの判断が大当たりで小針選手が躍動します。オフェンスでは素早く小刻みなドリブルでコートを切り裂き、またチェンジオブペースでビックマン達を混乱に陥れます。
ディフェンスでは素早いステップフットワークで相手にまとわりつきターンノーバーを連発させます。3Qにはスティールからのアンスポーツマンファールを引き出しヴェルカの流れを確固たるものに、更にはテイクチャージも誘い出しFE名古屋のガード陣のフラストレーションを溜めさせいきます。プレータイムが今まで平均5分程度が17:56と大幅更新。アシスト3スティール2も立派でしたが私的1番の目玉はファールドローン4、コレですよ。ボールを積極的にアタックして行った証拠でしょうね。コレからの試合では小針選手を見る時間帯が増えそうですね。
個人的注目ポイントの流れの取り合いは第一試合はヴェルカの流れに持ち込めそうで持ち込めなかったのはヴェルカ詰めの甘さなのかFE名古屋の球際の強さなのか。ハイテンポのトランジションバスケをやろうとしつつも決定力に欠け得点が入らずに徐々にFE名古屋ペースに。第二戦も外国籍選手がフィニッシュまで決め切らない所で前述のリオン選手、小針選手の活躍。勿論その中にはインサイド、オマラ選手への対応。チャン選手のスリーとリバウンド。今まで脇役と思われていた選手たちの活躍でヴェルカスタイルを体現してくれました。
いやー、盛り上がった。何とか一勝一敗ペースで進んでくれるとありがたい。 ハードスケジュールが続きますが笑って新年を迎えていただきたいですね。
いい試合期待してる
Go Velca!!
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