2022〜23シーズンヴェルカロスターメンバー②
#9 パブロアギラール
B2昇格から最短B1昇格のために加入の秘密兵器。アンセルフッシュでバスケIQが高いナイスガイ。健康な時のプレーは申し分なくいるといないとではゴール下の安定感がまるで違う。リバウンドも体を張って保持チップアウトも抜群。しかしシーズン半ばから怪我による長期離脱を余儀なくされた。その間もチームを鼓舞し続けエナジーを送った。ゲーム前のスターターとのハグでエナジー注入。終盤には復帰、プレーオフでは万全になり千葉との昇格マッチ第一戦ではスリー6本を沈める大爆発をみせた。
#13 ディクソンJrタリキ
B2昇格後リーグ戦開始から間もない10月末に対戦相手と接触し負傷。まだB2の強度スピードにアジャスト出来ていない時期での長期離脱のため今後の活躍が不安視される事もあるが体周り上腕などの筋肉がつき身体の厚みが明らかに増している。これからの進化の下準備は出来ているはず。
#14 高比良寛治
キャプテン。若手とベテランの間で頑張る中堅な構図が見て取れる。唯一の長崎出身選手として期待も高い。シーズン序盤は肉体改造で大きくなった身体を持て余し気味で思う様なプレーが出来ていなかった印象だったがシーズン中盤からはアジャストし更に力強いプレーを見せてくれた。激しいディフェンスと当たり負けしない身体でペイントタッチを繰り返す3Pの確率も上がってきた。プレーオフ千葉とのB1昇格マッチ第三戦では苦しい時間帯にことごく3Pを沈めて見せ勝利の立役者となった。
#15 ジョーダンヘディング
ヴェルカ初のアジア特別枠として今シーズンから加入。高いオフェンス能力でシーズン序盤から3Pを放ちまくり得点を重ねる。入る時は入るし入らない時は入らないと言うある意味潔い。シーズン中盤以降特に対戦相手からのマークが厳しくなったがインサイドに切り込んだり、バックドアの動きで3P以外でも得点出来ていた。またリバウンドも積極的に絡みビッグマンが苦しんでいる時にボールを確保していた。相手からファールゲームを仕掛けられた時にもフリースローを確実に重ねてしっかりとゲームを終わらせる安定感が素晴らしいかった。
#22 近藤崚太
怪我で泣いて泣いて泣いてのシーズンでしたな。
アキレス、膝、脳震盪と今年は活躍とか以前にコートに立てない日が長すぎた。成長が求められたシーズンだっただけに本人も悔しい事だと思います。
アキレス断裂から戻ってきてプレータイムが長くなってきたと思ったら味方選手とぶつかり膝靱帯損傷の瞬間はいたたまれなかった。怪我はなぁしゃーない事もあるんよなぁ。近藤選手といえばB3時代天皇杯渋谷戦のステップバックスリー。あの輝きをもう一度取り戻して下さいプリーズ。
#23 野口大介
シーズン半ばで40歳の大台に乗ったヴェルカのパパが活躍。外国籍に怪我が多かった今シーズン貴重な日本人ビッグマンとしてプレータイムを喰ってくれました。ある時は外国籍選手に替わって。またある時はヴェルカビッグラインナップとして高さを上げて。またある時はボンズ選手のディフェンスの負担を減らす為に。更にはシューターとしてコーナースリーを待ち構えて。怪我人が多いチーム状態の中シーズンを健康な状態で過ごし昨年からプレータイムを大幅に伸ばしまた。またスターターを務めた試合数も昨年の0から16と大幅に増加した。また温厚そうなイメージがあるが試合中に転倒して足を絡めてきた外国籍の相手選手に物凄い勢いで突っかかって行ったのは、コレがギャップ萌えなのか、と私の新たな扉を開いてみせた。
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