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アルバルク東京戦を終えて そしてまたアルバルク東京戦前

12月13日
天皇杯三次ラウンド
H A東京 79-87 A 長崎

長崎ヴェルカ地力が試されるアルバルク東京三連戦。先ずは負けたらお終いの天皇杯第三ラウンド、ヴェルカの勝利です。
正直なところトーナメントは終了してシーズンに集中しても良いんじゃないの?と思ってしまう私もおる訳ですが、勝っちまったものは仕方ないこうなったら行けるところまで行って貰いましょう。
昇格即戴冠、うむ、悪くない。天皇杯次の相手は川崎、今月の頭に対戦したばかりですね。ファジーカス選手との初めましての挨拶とお別れをしたばかりですが一勝一敗からしっかりと決着をつけるのも悪くないでしょう。願わくばニックザラストに盛大に水を刺して長崎ヴェルカの名を更に世に広めて欲しいものです。

シーズン中の平日開催の天皇杯、どの様なテンションで試合をするのかに先ず興味が行きましたが両チームともスタートからリーグ戦と変わらぬ強度で展開。JB選手のファールトラブルで外国籍選手1人のオンワンの時間帯もありましたがチャン選手の頑張りが際立ちました。スタッツこそ、3得点1リバウンドと平凡ですがプレータイム22:32とかなり長い時間コートに立ち続けA東京のインサイド陣とファイトし続けてくれました。またタイムシェアにも気を使っていたようで30分を超える選手はおらず25分程度でのタイムを意識していたのかも知れません。
JB選手のワンオンワン、ピックからディフェンスをスイッチさせてからのパーキンス選手のインサイドがハマっていたようです。 序盤の3Pの決定率がよく先手を打って試合の主導権を握れたのも良かったですね。
とは言えA東京の外国籍選手たちにインサイドを支配されていたのも事実。ロシター選手には29得点23リバウンドと訳のわからないスタッツを残されましたがまぁコレはいつもの事なのでご愛嬌でしょうか。相手チームのインサイド選手にこの様なモンスタースタッツを残された後には修正、対応して次戦で対応してくれています。週末にはまた違ったバスケが見られるでしょう。お願いします。願望込みです。

三連戦の第二戦はホーム長崎に場所を移しての戦いです。シーズンゲームとなる週末の私的注目ポイントはロシター選手をどうするのか?です。インサイドでは既にダブルチームを仕掛けシュートを落とさせていましたが完全にリバウンドを支配されてしまいました。ある程度はチームのコンセプトとしてやられてしまうのは理解していますが、ロシター選手にはもう少し控えめになって貰う必要があると思います。簡単では無いのはわかっています。ヴェルカとしてどの様な答えを出すのか、1試合終わった後の前田HCの解答が楽しみでありますね。
あとはフリーな状態で打てる 3Pを作れるか?でしょう。3Pが入る時間帯が増えればその分ディフェンスも外に出て行かざるを得ません。中が空くとドライブでゴールに近い位置からのシュートが打てる。と良いように循環して行くのですが、いかんせん 3Pが入らない日もありますし天皇杯での対戦で 3Pをケアして来るのは間違いないでしょう。何とかフリーのシュートを決め切って流れを掴んで欲しいものです。

ひとまず三連敗の悪夢は無くなりました。先ずは第一戦にA東京もかなりの強度で挑んで来ると思われます。ホームコートアドバンテージってヤツを東京のチームに見せつけてやろうじゃありませんか。

伊藤GM、前田HC、馬場選手、ギブス選手とヴェルカの核となる人材がアルバルク東京出身であります。アルバルク東京のバスケが長崎ヴェルカのバスケに色々な部分で影響を受けているであろう事はまず間違いないでしょう。戦術的なものではなく、チームの伝統や哲学、クラブフィロソフィーって奴の部分ですね。それらの物は時間をかけて歴史を重ねと共に熟成されるのでしょう。長崎ヴェルカはヴェルカスタイルの体現とその為のHas it のキーワード。このコンセプトに沿ったチーム造りを行なっています。歴史の浅い我々には我々なりの戦い方を見せてやろうってなもんです。

話がデカくなりましたがチームの強さ、規模共に最大級の相手です。ホームで試合が見れるのも貴重な機会です。天皇杯の勝利がどの様な伏線になるのか?更にBリーグ界隈を更にざわつかせてくれるのか?楽しみに待ちたいと思います。
Go Velca!!


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